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新華社ニュース 12月14日(火)17時27分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101214-00000009-xinhua-int
中国の個人所得税制改革が早ければ2011年に始まる。中国国家財政省と国税総局はが中低所得層の税負担を考慮し、個人所得税の短期的な改革案を制定した。策定に参与した関係者によると、課税最低限の引き上げではなく、税率自体の引き下げを内容とするもので、減税幅が大きくなる。
これによって中国は1994年以来、最大規模の税制改革期に突入することになる。改革案には具体的な税率と細則がまだ盛り込まれていないが、ある地方税務関係者によると、「第12次5カ年計画」期間中の減税額は、金融危機以降の打ち出された減税策による減税分5000億元を上回るという。
現行の個人所得税は所得額に合わせて9段階の税率を実行している。改革案ではこれを6〜7段階に調整し、さらに各段階の格差を拡大する。
例えば、第1段階となる税率5%の対象は、現行では課税対象月収が500元(課税最低限2000元控除後の月収)までだが、これを同2000元までに範囲を広げ、税率10%となる第2段階の適用対象も、現行の2000元までを2万元までに拡大することが提案されている。そうなれば中低所得層がほぼ1〜2段階の低税率区間に入ることになる。
(翻訳 劉英/編集翻訳 松尾亜美)
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