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http://www.cnn.co.jp/world/30001161.html
(CNN) 告発サイト「ウィキリークス」の創設者、ジュリアン・アサンジュ氏は、自分が投獄されるか死亡した場合、あるいはウィキリークスが破壊された場合、あるファイルを公開すると予告している。「毒薬」とも「滅亡ファイル」とも呼ばれるこの仕掛けを食い止めることは不可能のようだ。
「言ってみればこれは、『自分がこのボタンを押せば、または友人に押してもらえば爆発する』という意味だ」。政府機関や民間企業で20年以上コンピューターセキュリティーを手掛けてきた専門家のヘム・ニガム氏はこう解説する。
アサンジュ氏はハッカーや政府に対しても挑戦を呼び掛け、「自分が施した仕掛けはどんな方法を試したところで解除できない」と自信を示しているという。
アサンジュ氏がインターネット上でわざわざこの発表を行ったのには理由がある。問題のファイルには256ビットの鍵暗号がかけてあり、ごくわずかな信頼できる関係者しか解くことができないとされる。暗号鍵は56ビットでも十分強力であり、256ビットを解読しようとすれば何年もかかるとニガム氏は言う
アサンジュ氏や世界各国に散らばるウィキリークスのスタッフは、7月にアフガニスタン戦争に関する資料を暴露して以来、自分たちに圧力をかければ報復としてさらに多くの機密情報を公開すると宣言してきた。
アサンジュ氏が7日に逮捕されたことで、事態は新たな局面を迎えている。
問題のファイルは「insurance.aes256」という名称が付けられており、内容は不明。しかし1.4ギガバイトという巨大なサイズは、ウィキリークスが7月から現在までに暴露してきた極秘文書すべて(アフガン戦争関連の極秘資料9万通、イラク戦争関連の機密情報40万ページ分、25万通を超すとされる米外交公電)を合わせた量に匹敵する。
アサンジュ氏は過去のインタビューで、バンク・オブ・アメリカからHDDをリークされたと述べ、ウィキリークスはある大手銀行についての情報公開を計画していると語ったことがある。さらに、石油大手BPについての情報を持っているとも公言していた。
ただ、同氏の弁護士は、問題のファイルが「情報の核爆弾」ともいえる内容を含んでいるとの報道はあまりに大げさだと語った。
インターネット犯罪の摘発を手掛けた経験も持つニガム氏は「政府は技術面にとらわれることなく、事実関係と、ここ数年アサンジュ氏の周辺にいて同氏が信頼していた人物から事情を聴くことに集中した方がいい」と話している。
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