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12月1日 11時58分
「ウィキリークス」が公表したアメリカの外交当局の文書の中に、国連幹部の個人情報を入手するよう指示するものが含まれていたことについて、国務省の高官は、別の政府機関からの要請として、こうした指示が各国の外交官に伝えられる実態があることを示唆しましたが、国務省によるスパイ行為は否定しました。
「ウィキリークス」が暴露したアメリカの外交当局の文書の中には、国連幹部のクレジットカードの番号やメールアドレスなど個人情報の入手を指示する文書が含まれていました。これについて、アメリカ国務省の高官は30日、「情報機関の幹部が、彼らの関心を伝えてくることはある」と述べ、こうした指示が国務省以外の政府機関からの要請によって現場の外交官に伝えられる実態があることを示唆しました。しかし、この高官は「外交官はこうした指示に拘束されない。こうした文書は事実上無視していると聞いている」と述べ、外交官によるスパイ活動を否定しました。この問題をめぐっては、ウィキリークスの創設者であるジュリアン・アサンジ氏が「国連でのスパイ活動を指示していたことが確認されれば、クリントン国務長官は辞任すべきだ」と主張しているほか、国連のパン・ギムン事務総長も不快感を示すなど、波紋が広がっています。こうしたなか、この日の国務省高官の発言は、外交文書の存在を事実上認めることになるとしてもスパイ行為は否定しておきたいという苦しい立場をうかがわせるものとなりました。
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