http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10694723377.html　から転載。

＜「栄誉の回復」に対し「正気の回復」＞中間選挙前に「正気を取り戻せ」＝若年層が大規模集会−米首都

目前に迫ったアメリカの中間選挙。議会上院の３分の１と下院議員全員を­改選するものだが、任期半ばのオバマ大統領に対する国民の審判とい­う意味合いもある。選挙運動の台風の目となっているのが、保守派の政治運動「ティーパー­ティー」。目下の形勢は共和党優勢と伝えられている。

対して巻き返しを図る人々が首都ワシントンで大規模集会を開いた。保守系FOXテレビの司会者グレン・ベック氏が呼びかけ、「栄誉の回復」と銘打った８月の大規模集会に対して、こちらは「正気の回復」。会場も同じ、ホワイトハウスや連邦議会を見渡せる市内中心部の大広場。

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http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&rel=j7&k=2010103100025
中間選挙前に「正気を取り戻せ」＝若年層が大規模集会−米首都（時事通信）

　【ワシントン時事】米中間選挙を目前に控えた首都ワシントンで３０日、国民不在のまま繰り広げられる党派対立をちゃかそうと、若年層中心の集会が開かれ、各地から数万人が集結した。
　集会は、政治風刺ジョークで絶大な人気を誇るコメディー番組のホスト、ジョン・スチュワート氏らが主催し、スローガンは「正気の回復」。
　同氏が、保守強硬派の市民運動「ティーパーティー」の一部参加者を念頭に「テロリストとイスラム教徒の区別も付かないようでは、この国は衰弱していくだけだ」と訴えると、会場から大きな拍手が沸き起こった。（2010/10/31-09:56）

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＜参照＞
ワシントンで「正気復活」集会（NEWSLOG USA）
By マクレーン 末子 on October 31, 2010
http://www.newslogusa.com/?p=1135

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【関連英文記事】

http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/10/30/AR2010103001573.html
Jon Stewart, Stephen Colbert host Rally to Restore Sanity and/or Fear on Mall（The Washington Post）
By Jason Horowitz, Monica Hesse and Dan Zak
Washington Post Staff Writers
Sunday, October 31, 2010; 1:08 AM

コメント
01. 2010年11月03日 11:02:32: KLT08CD8lU 　アメリカも日本と同様、国民は共和党とマスコミに洗脳されつつある。
02. 2010年11月04日 20:45:50: co8v739Imc ジョン・スチュワートとスティーヴン・コルベアが壇上に立った２５万人集会をやっても民主党がボロ負けしたのですね。茶会おそるべし。 【Daily Show ワシントン】大集会に先立つ１０月２７日、スチュワート氏のザ・デイリー・ショーに出演した大統領オバマ氏は、きびしい情勢の中で一歩ずつ目標に向けて前進しているとして、アメリカ国民に理解と忍耐を求めた。 「YES, WE CAN, ただしこれこれの条件がそろえば、ということですかね」とスチュワート氏から皮肉っぽく水を向けられたオバマ氏は、「YES, WE CAN, しかし、それは一夜にして実現するものではない」と言いなおした。オバマ氏が「しかし」とつけ加えたところで会場は笑いに包まれたが、オバマ氏は笑わなかった。 Yes, we can, but it's not gonna happen overnight. [23:30/27:42] The Daily Show October 27, 2010 - Barack Obama http://www.thedailyshow.com/full-episodes/wed-october-27-2010-barack-obama
03. 2010年11月05日 17:45:24: co8v739Imc 【USTREAM 11月3日】 フリージャーナリストの岩上安身氏がこの集会に言及している。「検察、検審を糾弾するデモ」の主催者に対する自身のインタビュー動画の中で、岩上氏は次のように述べている（要旨）。 ［36:20］ デモは明るく和やかにやればいい。この間アメリカのワシントンでは、有名な深夜の報道番組のキャスターの呼びかけで集会があり、２０万人が集まった。ドキュメンタリー映画「ＡＮＰＯ（安保）」のリンダ監督からtwitterで教えてもらって、自分も拡散した。これはティーパーティーに対する反対だ。ティーパーティーという共和党の右翼チックなタカ派の論調を形成するために広げられている運動に対して、「ちょっとへんじゃないの」とユーモラスにおちょくっているらしい。ちょうどハローウィンと重なったので、みんな思い思いの仮装パーティーみたいな恰好をして集まった。 「101103検察・検審を糾弾するデモの主催者インタビュー」（iwakamiyasumi USTREAM） http://www.ustream.tv/recorded/10612945
04. 2010年11月11日 17:04:16: JI8XI4UY9Q 民主対共和より、リバタリアン対共和エスタブリッシュメントの茶会主導権争いがアメリカのいくえを左右する。 おばたりあんサラペイリンやニュートギングリッジまでなら、80年代のレーガナイトとさしたる変わりがない。 それら嘘の新自由主義化は福祉を削った金でおおぴらに戦争をやるブッシュ親子と軍産複合体によって大いに利用された。 FOXニュースも若い保守層を取り込んでCNNを廃業瀬戸際まで追い込んでるが、なんせマードックの会社だからな。次期大統領が共和党エスタブリッシュに決まった瞬間に衣替えするだろう。 foxの任務は実は茶会をどこまで御せるかにあるわけだが、ニュースの合間にカントリーを流したり、愛国的アイキャッチの氾濫した同局は、未だに中西部の自営業者の愛国おやじをターゲットにしてるようだが、そのずれは茶会の若者たちからはかなり見透かされている。 リバタリアン対エスタブリッシュメント＆ワシントンDCの戦いは結局次回の大統領選にリバタリアンが副大統領でもいいから入閣できるかにかかっている。6年後ではもうアメリカは完全に覇権を失っていてもうおそい。 アメリカの没落を早めるか、どうかもそれによって決まるが、それを決めるのは９１１に涙し、八つ当たり的にアフガンを攻撃したアメリカ人がどこまでかつての政治的理性を保っているか、そして大学生、院生を中心にした茶会の反ワシントン運動がどこまで社会に影響力をもてるかにかかっているだろう。 それともアメリカ人の知能低下は日本人同様もう目も覆うべくもない手遅れ状態か？

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