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イギリスは、巨額の財政赤字の削減に取り組むため、防衛戦略を見直し、人員の削減や、弾道ミサイルを搭載する原子力潜水艦の更新時期の延期などによって、防衛予算を今後4年で8%削減する方針を明らかにしました。
イギリスのキャメロン首相は19日、ことし5月に連立政権が発足して以来、進めてきた防衛戦略の見直しを発表しました。これは、先進国のなかで最悪の水準にまで膨らんだ巨額の財政赤字の削減に取り組むためのもので、防衛予算を今後4年で実質8%削減するとしています。具体的には、陸、海、空軍、それに国防省の人員を2015年までにあわせて4万2000人削減するほか、当初、2024年ごろとみられていた弾道ミサイルを搭載する原子力潜水艦の更新の時期を、2028年まで延期することなどを盛り込んでいます。このうち、弾道ミサイル搭載の原子力潜水艦は、イギリスの核抑止政策の中核的な役割を担うものですが、キャメロン首相は「更新が遅れても核抑止力を維持するうえで問題はない」と主張しています。しかし、今回の防衛戦略の見直しは財政赤字の削減を急ぐキャメロン政権がおよそ5か月という短い期間で取りまとめただけに、野党などからは「財政事情を優先し、十分な軍事的な検討を欠いているのではないか」という批判的な声が上がっています。
英 防衛予算4年で8%削減へ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20101020/k10014690231000.html
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