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「「抗議船沈没は自作自演」、シー・シェパード元船長が暴露
2010年10月07日 14:49 発信地:ウェリントン/ニュージーランド
「抗議船沈没は自作自演」、シー・シェパード元船長が暴露
2010年10月07日 14:49 発信地:ウェリントン/ニュージーランド
クリッピングする拡大写真を見る写真をブログに利用する南極海で第2昭南丸(Shonan Maru No. 2、左)に衝突した米環境保護団体「シー・シェパード(Sea Shepherd Conservation Society、SS)」の超高速抗議船「アディ・ギル(Ady Gil)」号(2010年1月6日撮影)。(c)AFP/Sea Shepherd Conservation Society/JoAnne McArthur
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スライドショーを見る【10月7日 AFP】日本の調査捕鯨に対する妨害活動をめぐり、傷害罪などで執行猶予付きの有罪判決を受けた米環境保護団体シー・シェパード(Sea Shepherd Conservation Society、SS)の抗議船の元船長が7日、抗議船沈没はSS側の自作自演だったと暴露し、SS代表を批判した。
日本の調査船「第2昭南丸(Shonan Maru No. 2)」と2009年1月に南極海で衝突して沈没した高速抗議船「アディ・ギル(Ady Gil)」号のピーター・ベスーン(Peter Bethune)元船長(45)は、地元ニュージーランドのラジオ番組に出演し、衝突後にSSのポール・ワトソン(Paul Watson)代表から、アディ・ギル号を沈没させるよう指示があったと語った。
ベスーン氏によると、アディ・ギル号は「間違いなく救出可能な状態で、エンジン室から後方は無傷で頑丈だった」が、ワトソン代表が「人々の同情を集め、テレビ映りをよくする目的で」沈没させるよう命じたという。
ベスーン氏はワトソン代表のこうした対応について「道徳的に破産している」と批判。「市民の寄付金と寛容さによって維持されている組織は、誠実である義務がある」と述べ、現在はSSとの関係を絶ったことを明かした。
一方、ワトソン代表はベスーン氏の発言を否定。SSから除名されたことをベスーン氏は苦々しく思っていたとして、「沈没させろなどとは誰も命じていない。彼はアディ・ギル号の船長で、アディ・ギル号に関する判断の全ては彼が下したものだ」と反論した。
SSはことし、5か月間にわたって日本で拘置されていたベスーン氏の裁判に先だってベスーン氏を除名し、距離を取っていたが、その後、除名は減刑を得るための策略だったことを明らかにしていた。(c)AFP」
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2764296/6297046?utm_source=echofon
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