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イランのアフマディネジャド大統領は25日に、国連総会での一般演説に続き、「2001年にアメリカで起きた同時多発テロはアメリカ政府が画策したものだ」と再び批判しました。また、「テロに利用された航空機のブラックボックスを改めて解析する必要がある」との考えを示しました。
アフマディネジャド大統領は「テロの真相について、いろいろな説がある。アメリカ政府の公表を全ての人が受け入れていると思うのは間違いだ。アメリカは、その事件がテロだということを示す証拠があるなら、見せるべきだ」と述べた上で、「イランは事件の真相を調べるため、国連に調査委員会の設立を求める」との姿勢を示しました。
さらに、「アメリカは2001年の同時多発テロによって、中東諸国に圧力をかけ、さらにはその権利を侵犯する理由ができた。これまでの9年間、アメリカは同時多発テロを口実に中東地域の広い範囲で軍事活動を行い、これにより、アフガニスタンやイラク、パキスタンでは多くの民間人が死傷した」と指摘しました。(鵬)
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