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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100917-00000005-indonews-int
国連食糧農業機関(FAO)と国連世界食糧計画(WFP)は14日、「世界飢餓人口は、最近の改善で10億人を下回ったものの、依然として受け入れ難い高水準に留まっている」と発表した。
慢性的飢餓に苦しむ人数の新たな推定は9億2,500万人であり、この数値は2009年の10億2,300万人に比べると9,800万人少ない。しかし、FAOのジャック・ディウフ事務局長は「子供が6秒に1人、飢えで亡くなっていることを考えると、飢餓が世界の最も深刻なスキャンダル、最大の悲劇であることに変りはない」とコメントした。
世界で高い飢餓水準が続いている状況は、15年までに世界の飢餓人口割合を半減するというミレニアム開発目標1(MDG1)、世界飢餓人口を約半数の約4億人にするという1996年世界食料サミットの目標達成をともに深刻に脅かすものである。なお、00年に国連で合意された8つのミレニアム開発目標の中で、開発目標1(MDG1)は、15年までに飢餓人口割合を20%から10%に半減するというもの。しかしながら、残り5年となった現在、飢餓人口割合は未だ16%のままである。
世界の栄養不足人口の3分の2は7つの国(バングラデシュ、中国、コンゴ民主共和国、エチオピア、インド、インドネシア、パキスタン)に集中している。最も栄養不足人口が多いのは引き続きアジア・太平洋州地域で、5億7,800万人。また、栄養不足人口割合では、サブ・サハラ・アフリカが依然として最も高く、10年で30%である。(10年9月14日、FAOの発表から)
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