http://www.asyura2.com/10/idletalk39/msg/879.html
Tweet |
2012年5月13日、メーテレの報道ステーションにて、脱法ハーブの問題が報道された。実は、脱法ハーブ使用による犯罪事件が多発している。つい最近も脱法ハーブによる中毒症状、幻覚症状のために殺人事件が発生した。加害者は、麻薬使用により正常な判断能力を失っていたとして、無罪を主張している。確かに正常な判断能力を失っていた場合には罪に問えないことになっている。しかし、それは飲酒運転も同様であり、飲酒すれば、正常な判断能力は失われ、酩酊状態になるが、飲酒して車やバイクを運転すれば、事故が起きることは明白である。普通の一般の人は、脱法ハーブは、麻薬ににせて作られたまがいものであり、それほど激しい症状は出ないのではないかと思うだろうが、そうではない。むしろ麻薬と同等か、それ以上のひどい症状を出すし、もちろん中毒になり、何度も使用する。これはすでに実験データが出ている。しかし、脱法ハーブは、既存の取り締まりの対象になっておらず、そのために対応が出来ない。ただ、日本以外の外国においては、麻薬成分ではなく、症状で対応する国もあり、日本は非常に遅れた国となっている。基本的に日本の麻薬対策は非常に甘いし、罰則も軽い。外国では、日本よりも厳しい国が多い。むしろ日本ほど甘い国はほとんどない。脱法ハーブは、取り締まりの対象になっていないので、堂々とタバコの自動販売機のように自動販売機で売られている。これは恐ろしいことであり、年齢に関係なく、誰でも自由にいつでも24時間好きな時に購入し、使用することができるということだ。麻薬中毒には、段階性があり、たとえ弱いものをはじめは使用していたとしても、次第に強いものを使用する傾向にあり、それは人間の意志の力だけではコントロールできない。麻薬中毒患者は減少するどころか、増え続けており、しかも激増している。麻薬中毒になると、それを断ち切るのは非常に困難であり、一生をかけても、麻薬使用から抜けな出せないのが普通である。また日本では、治療施設も制度もほとんどない。麻薬中毒での車の運転は、飲酒運転よりも危険であり、走る凶器となる。特徴的なのが、まっすぐに走行することができないことで、ふらつきや蛇行運転を繰り返す。急ブレーキや、急発進、急ハンドルで走行する。もちろん信号無視も平気でやる。歩行者がいても、平然と無視し、危険予知などができるわけがない。それどころか、電柱や壁に激突したり、崖から落ちたり、何をしても、無感覚となり、自分が運転をしていることさえも忘れてしまう。普通の一般の人は、自分はそういう危険なものには一切手を出さないので、安全だと思い込んでいる。しかし、麻薬使用者により被害を受けることは避けられない。しかも加害者は正常な判断能力がなかったとして、放置されることもある。それから、脱法ハーブの場合には、注射器等は使用せず、タバコのように吸引することが普通だ。外見上も全くタバコと同じに見える。つまり、普通に喫煙場等で、たばこではなく、脱法ハーブを吸引しても、他人には全くわからないのだ。しかもたとえそれが脱法ハーブであったとしても、まったく何も処罰できない。違法ではないからだ。もしその喫煙場にいたとしたら、当然麻薬中毒となる。脱法ハーブ中毒だが、中毒性があるし、常習性がある。つまり何の関係もない他人までも、いつの間にか麻薬中毒にさせられてしまうということだ。それからそういうものを常習している家の近くとか、隣近所とか、アパートやマンションの上下左右近くに住んでいたら、日常的に頻繁に麻薬を吸引していることになる。気がつかないうちに。それは年齢に関係なく、未成年でも、子供でも、赤ん坊でさえも吸引していることになる。とにかく日本はあまりにも対応がいつも遅すぎる。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。