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(SAPIO 2008年10月8日号掲載) 2008年10月24日(金)配信
おいしい仕事といえば、やはりテレビ局を思い浮かべる人も多いのではないだろうか。経費でハシゴ酒、コネで手に入れたプラチナチケットや合コン相手にまでタクシーチケットをバラまく。こんなものは序の口でその真骨頂はやはり「接待」である。
「あるキー局では早ければ入社3年目にして、プロデューサー≠ニいう肩書になって制作会社を管理する立場になるので、当然、接待攻勢に遭います。飲ませ食わせ≠ヘ当たり前、時には抱かせ≠焉B私の場合は吉原の高級ソープでした。さらに、毎回帰り際に1万〜3万の足代≠渡されたり、地元の名産品です≠ニ渡された紙袋の奧に現金が包まれて入っていたなんてことも少なくありません」(テレビ局情報番組担当者)
プロデューサーで抱かせ≠ニいえばやはり「枕営業」が有名だが、このようなことは現実に行なわれているのか。テレビ局ドラマ担当者が語る。
「キャスティングを握るプロデューサーに、端役でもいいから役をもらおうと肉体関係を覚悟して接近してくる女優は多い。もちろん無名の新人がほとんどです。芸能プロダクションも心得たもので、マネージャーと2人で飲むはずがなぜか女優を連れてきて、隣に座らせて胸をおしつけてきたりさせ、気づくとマネージャーは消えている」
グラビア系から女優に転向しようとしている娘にはこの傾向が強いという。もし一度でも寝てしまったらそれをネタにキャスティングなど様々な便宜を迫られるので、覚悟が必要だ。
ただ、ドラマの現場ではプロデューサー以外に制作スタッフと女優が関係≠もつことも珍しくないという。先のドラマ担当者も真偽はともかく「大物女優Tと駆け出し時代にやった」と豪語する演出家の話を聞いたという。去年週刊誌で、フジテレビの社員に「君の演技がみてみたい」と言われ、ホテルに連れ込まれたと新人タレントの告発が報じられたが、そのようなことが起きるのもこういった背景があるからかもしれない。
また、意外に役得なのが照明やカメラマンだ。脇役の女優が自分をきれいに撮ってもらうため彼らに近付き、肉体関係に発展することも珍しくないそうだ。
仕事をもらう者が仕事を与える者にかしずくのは世の習いである。『SmaSTATION!!』など数多くの人気番組を手がけた元テレビ朝日チーフプロデューサーの加藤秀之氏も制作会社からの接待、タレントに囲まれて歓待を受けるという「役得」が存在すると語るが、その一方で消滅しつつあるという。
「今はテレビ局もコンプライアンスを掲げ、利権が集中しないように人材交流という名のもと数年で異動させている。このため派手な接待を受けるような危ない人≠ヘ排除される」
昨日までプロデューサーでチヤホヤされていた者が経理になった途端、誰も相手にしなくなるなんて話も珍しくないようだ。
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/sapio-20081024-01/1.htm
(引用ここまで)。
やはり、日本の芸能界・テレビ業界にも、枕営業(性接待)があったんですね・・・・・。
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