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内容(「BOOK」データベースより)
働く、働かないにかかわらず、あらゆる年齢のすべての人に
最低限の所得を保障するベーシック・インカム、
その思想的源流としてドイツで再読されている、
シュタイナーの 社会三分節化論 を収録。
ロシア革命直後、ナチス台頭前夜、時代に抗して語られた六日間のドキュメント。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
シュタイナー,ルドルフ
1861年、旧オーストリア帝国クラリィェベックに生まれる。
1925年、スイス・ドルナッハにて死去。ウィーン工科大学にて熱力学・哲学を学ぶ。
ベルリンで文芸関連の編集者や労働者学校の教師をつとめ、各地で講演活動を行う。
1902年、神智学協会ドイツ支部書記長に就任。
1913年、神智学協会を離れ人智学協会を設立。
第1次世界大戦後の1919年、ヴァルドルフ・アストリア煙草工場主
エミール・モルトの依頼を受けて従業員の子どものための学校を
シュトットゥガルトに設立、最初の自由ヴァルドルフ学校となる
カスタマーレビュー
単なる神秘主義者でなく、社会思想家としてのシュタイナー, 2010/1/12
By E=mc2 (岡山市北区)
レビュー対象商品: 社会の未来ムシュタイナー1919年の講演録 (単行本)
シュタイナーの著作というと、
神秘主義か教育学のいずれかのイメージが強いですが、
本書は意外にも経済や社会思想の話が軸になっており、
神秘主義的側面は稀薄です。その意味で、
シュタイナー門外漢にもとっつきやすく、
シュタイナー入門として読むことも可能でしょう。
帯のコピーには、なぜかベーシック・インカム論
(労働の有無によらず、最低限の所得を保障する考え方)の
ルーツであることが強調されていますが、
本文はベーシック・インカムの話が中心というわけではありません。
むしろ、全体としては当時非常に強力な勢力となっていた社会主義と、
そのベースにある
「経済的視点によって世界や物事のすべてを斬っていこうとする単純化された思考法」
への批判が強く打ち出されています。
そもそもシュタイナーは、フィヒテ、ゲーテなど
ドイツ観念論の影響下から出発しており、当然とはいえ、
ルソー、マルクス、エンゲルス、レーニン、トロツキーなど
当時の社会思想に関する造詣が深いことに驚かされます。
当時と現在では「社会主義」と「市場原理主義」の違いこそありますが、
経済原理が至上の存在となってしまった今日の社会に対する警鐘ともいえる本書です。
第一次世界大戦の敗戦によるドイツ帝国の崩壊や、
オーストリア=ハンガリー帝国の消滅、
マルクス主義を標榜する勢力によるロシア革命政権の成立ノといった
当時の社会の大変化を踏まえ、
なぜそうした事態を招いてしまったのか?どこに問題の原因があるのか?
という問いかけから、シュタイナーは本書の元になった講演を開始します。
そして、法=政治、経済、精神、さらに教育は、
それぞれ固有の領域を持っており、
各々の運営については各領域の専門家に委ねるほかないことを
シュタイナーは指摘します。法や精神の領域は、
決して経済の原則で動かすことはできないということです。
そして最も強調されるのは、
単なる知識に還元されない「精神」(Geist、霊)の領域の自立性、重要性です
シュタイナーが推進した人智学運動の背景に、
このような当時の社会状況があったこと、
またシュタイナーが労働者や企業家に向けて
精力的に講演を行っていることを踏まえれば、
人智学が個人の「解脱」のみならず、
現実的なビジョンに基づく社会変革を目指したものであったことに気づくでしょう。
以上アマゾン書籍紹介より引用
以下
http://press328.blog4.fc2.com/blog-entry-172.html
より転載
映画【無条件生活基本金(ベーシック・インカム)】紹介フィルム
シュタイナーが提唱した理想の社会(社会三層構造)が、
現在実現するとすればこのような方法があるというフィルムの紹介です。
(あくまでも、現在の社会から理想に近づくには
このような方法があるということで、完璧な理想というわけではないですが、
これだけでも現在の社会とは全く違う感覚で生活することになるのではないか
と思います)
以下は紹介文です。
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映画【無条件生活基本金(ベーシック・インカム)】紹介フィルム(日本語字幕付き)
Grundeinkommen Trailer Japanisch/Basic income trailer japanese
ドイツでは市民運動にまで展開し、日本でもベーシック・インカムという呼び名で
定着しつつある条件無しで全ての民に平等に支給される
生活基本金をテーマを扱った史上初のフィルム。
これにより自発的な個人の創造的生活がより豊かになるのか、
それとも業績社会が破滅に向かうか?
どのようにその資金を都合するのか?
様々に問いかけながら斬新な考えを提示し、共に考えてゆく機会を与えます。
これを御役所的に硬く考えずチョッと気楽に考えてみましょうよ。
無条件万人平等生活基本金はヤル気の出る新しい力を
全ての社会領域にもたらすことが出来ます。
勿論都合の良いことばかりではなくタブーな話題も隠れずに登場します。
所要時間は6分17秒です。
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日本では、ベーシック・インカムということで知られています。
ベーシック・インカムについては、ネット上でも結構わかりますので、
見てみてください。
簡単にいえば、無条件で赤ん坊から老人まで、
全ての国民に最低限の生活に必要なお金を無償で支給するという、
社会福祉制度の構想です。
なので、今まで、食べるためにお金が必要だから働くことがなくなり、
やりたい仕事で働ける社会になるわけです。
そんなことしたら、誰も働かないのではないか?という疑問があると思います。
そのような疑問やいろいろな問題がどのようになるかを
約100分の映画Grundeinkommen(無条件生活基本金)として、
昨年スイス/ドイツで製作・公開され話題を呼んでいるようです。
その紹介のためにつくられたのが上記のフィルムです。
映画製作者の方は、日本語版製作をするかどうかの判断のために、
この日本語字幕の紹介フィルムで、
日本で賛同される方がどれくらいいらっしゃるかを確認したいとのことです。
(今のところその反響をどう連絡するかは不明なのでまずは紹介まで)
以上
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