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2011年12月7日、鄭州晩報は女性大学教員による驚きの訴えを報じた。
「結婚相手が 見つからないので大学を辞めます。認めてくれないなら裁判します」というものだ。
王麗(ワン・リー、仮名)さんは今年30歳になる女性大学教員。安徽財経大学に勤めている。
王さんは安徽財経大学で学士号、修士号を取得。南京大学で博士号を取得した。博士課程に 進学する前に、王さんと安徽財経大学は「博士号取得後、5年間は安徽財経大学で働くこと。 いかなる理由があっても辞職は認めない」との契約を交わしている。中国では大学が 大学院生とこうした契約を交わして優秀な人材を確保するのは一般的だ。
本来ならば2016年まで契約が残っているのだが、王さんは辞職したいと大学に申し出た。
その理由が一風変わっている。安徽財経大学がある安徽省蚌埠市はまだまだ田舎。
もう30歳になるのに結婚相手が見つからないので環境を変えたい、というのがその理由だ。
王さんの訴えを認めれば、他の若手教員も続々辞職することになってしまう。大学側は
断固拒否したが、王さんは裁判に訴えた。最終的に「王さんが大学を離れることを認めるが、名目上は安徽財経大学教員として籍を残すこと」「王さんは2013年6月までに違約金として 6万7000元(約81万7000円)を支払うこと。同時に大学は辞職手続きを行うこと」という 仲裁案がまとまった。
中国では高学歴女性がなかなか結婚できない問題が話題となり、「剰女」(結婚できない女性) という言葉まで生まれたほど。田舎の大学で身動きがとれない高学歴女性は相当数いるだけに、 王さんの事件は大きな波紋を呼びそうだ。
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=56724
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