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防犯カメラの設置に関しては、躊躇する人も多いだろうと思う。特に大都会の豪邸ならともかく、地方の辺境の田舎の貧しい家に防犯カメラを設置するのは、かなり勇気が必要となる。しかし、現在の日本は昔と違って、かなり治安が悪化している。大都会は、それなりに警備も厳重なのだが、地方になると、どうしてもいい加減になりやすい。確かに大都会と比較すれば、田舎で犯罪事件が発生する確率は、非常に小さい。だが、マスコミが報道するニュースは、ごく一部に過ぎない。また警察が事件として扱うのは、全体のごくわずかな割合であり、ほとんど大部分は事件としても認められていない。しかし、被害を受けた人からすると、大事件であろうが、小事件であろうが、同じ事件である。マスコミが報道しなくても、重大な問題である。それに田舎では、何も事件は起きないという油断があるので、対策も何もとられていないことが多い。一番危険なのは、都会に近い周辺の田舎である。都会の中心部は、警備が厳重であるし、完全に都会から離れた地方になると、人口が少なすぎて、狙われる物も少ない。都会に近い周辺の田舎は、非常に危険である。そこは隠れる場所がたくさんあるし、警備も甘いし、逃げ道にもなる。防犯カメラにはいろいろあり、ダミーカメラもある。これは偽物のカメラであり、おもちゃで役に立たない。だが、かなり精巧なものもあり、ランプが点滅したり、動くものを追跡して回転したりもする。しかも結構ダミーなのに高額なものもある。それもまったく意味がないとは言わないが、安くても、きちんと録画できるものを設置した方が良い。道路に面していて、人通りが多いので、安全だと思っている人が多いが、どんなに通行人が多くても、そんなものには何の意味もない。自分で目撃するか、記録していないと、それが証拠にならない。他人の視線にも有る程度は意味があるが、人間の記憶力は不完全である。また必ず証言してくれるとは限らない。普通の人は、自分の日常生活で多忙であり、注意散漫である。ただし防犯カメラはかなり高額だ。きちんとしたものを購入すると、とんでもないことになる。それで安いものを必死で探すが、やはり安いものは、それなりのものであり、がっかりする事も多い。まずワイヤレスのものは購入しない方が良い。ワイヤレスのカメラはほとんどが使用不能である。まともな製品もあるが、かなり高額だ。有線カメラのほうが確実であり、画像も安定している。説明文で、100メートル到達可能距離としてあっても、実際には、まったく使い物にならないことが多い。それからカメラだけ設置してもだめで、記録装置も確保していないといけない。これは、モーションセンサーと連動するタイプもあるが、そういうものを購入しても、結局は、意味も無く常に稼動している事が多いので、期待しない方が良い。記録容量が小さいと、すぐに記録不能となる。結局は、昔ながらの古い方式のほうが、安いし、確実である。新製品にはあまり期待しない方が良い。新製品は故障も多い。防犯カメラを作動させるには、コストがかかる。電気代もかかるし、メンテナンスも必要だし、いろいろと面倒な操作も必要だ。それでもいざとなったら重要な役目を果たす。特に一人暮らしの女性とかは、絶対に防犯カメラを設置しないといけない。どんな人間でも一日中常に周囲を監視する事はできないし、無理してそれをやると大変だ。努力しても限界がある。ただし、一箇所だけを一つのカメラだけで監視するだけでは、不十分である。カメラの数は多い方が良いが、多すぎても、それを記録する装置がなければ、あまり意味がない。多くても4個ぐらいまでだろう。大きなビルとか、屋敷であれば別だが、普通は2個ぐらいで十分だ。それでも結構金がかかる。盗まれるものも無いのに防犯カメラを設置するのはどうかと思うが、盗難対策だけでは無い。
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