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工場のBラインの便所前出入り口付近の赤い帽子をかぶった現場リーダーらしき人物は、まるでゾンビのようである。いつも睡眠不足のようで、徹夜続きのようだ。痩せ型で身長は高く、ひょろ長い体つきをしている。年齢は30歳代のようだ。他にも赤い帽子をかぶった者はいるが、別にそれほど尊大でもないし、威張ってもいない。ところがこの人物だけは違う。ここでは自動販売機を製造している。その過程で完成した枠組みの内部を取り付ける作業過程である。この建物では、一番最初の部分で、枠は、上から自動的に流れてきて、下に下ろされ、木の板に載せられてベルトコンベアで流される。そこに搬入され、取り付けられるのは、まさに自動販売機の大きさに近いもので、内部のジュース缶を備蓄する部分や、保温冷温のコンプレッサーを取り付けるところである。いずれにしても大きな物ばかりだ。実は、ここにはこの赤い帽子をかぶったリーダー以外に、本当の現場監督がいて、これが本当の責任者である。そしてこの赤い帽子のゾンビはいちいち密告する。この人物は、ものすごい形相をしており、まさに地獄から這い出てきたかのようである。何日も飲まず食わずという感じで、ホームレスのようだ。そして徹夜続きのようである。いつもウサギのように目が赤く、目の周囲は深くくぼんでいて、病的である。まるで長期入院の患者のようであり、今にも倒れそうだ。だが、動きは敏捷であり、ものすごいスピードで移動し、ウサギのようにぴょんぴょん跳ね回っている。この人物は、髪を異常な色に染めている。オレンジが主で、赤や黄色も混じっており、それも蛍光色のようである。全面的に染めているのではなく、帽子をかぶる部分はいつも隠れるためなのか黒いままである。長い髪の端の部分だけ染めている。その理由はわからない。これが現在の流行なのか、それともこの工場だけなのか不明だ。とにかくやたらにわめきちらし、怒鳴る。それからチンピラかヤンキーのように故意に身体をかがめて低くし、その位置から上をにらみつけるポーズをする。例のヤンキー座りだ。通常はうんこ座りをする。大便をするときのように股を大またにしてかがみ、その位置から上をにらみつけて脅すのだ。それをやるのである。どうもここのリーダーはそういうのが多い。通常のまともな会社ではないようだ。明らかに暴力団系列の違法な犯罪的会社だ。ただし、本当の現場監督は、高齢であり、普通のまともな身なりをしている。ただし、数が少ないし、めったに現場に顔を出さない。ほんとんどをこの若手のチンピラに任せているようだ。しかし、若いといっても、それほど若くはなく、20歳代の者は少ない。また20歳代ぐらいであると、まだ非正規労働者に対しても、それほど高圧的ではない。この工場のすぐ近くには薄い青色の巨大なビルがある。これが正社員専用の寮となっている。しかし、正社員の中には、近くの自宅から通勤している者もいるし、寮を出て自分で借りて生活している者もいる。ここの工場のラインは、支離滅裂で、機能的ではなく、つぎはぎだらけのでたらめなものである。各パーツの組み立て過程は分散しており、それを移動させるのは、人力か、小型車両を使う。しかも大量に運搬するのではなく、ライン作業に必要最低限の物しか移動させない。それはライン現場が狭く、大量の部品やパーツを備蓄できないからだ。一部は、屋根のない工場外からも運搬するので、雨の降る日には、雨に濡れるし、風が強い日は、風に部品が吹き飛ばされる。台風の時にはひどい事になる。だが、最近になって、新しく改築工事が完了し、ほとんどは、雨風の影響は出なくなった。それでも部品の調達には困難さが伴う。まずはスムーズに移動ができないという事がある。どうしても長い通路を移動すると、歩行者もいるし、他の車両あるし、作業中のフォークリフトもある。また同じ場所で、部品を出し入れしているのではないので、それぞれの場所で停滞する。つまり他者の作業終了待ちとなる。それにただ置いてあるものをそのまま何も考えずに運べるのなら苦労はないが、そうではない。間違いがないかチェックしなければならない。これにも時間がかかる。歩行者がいると、近くをあまりに早く移動すると、必ず苦情が出る。しかし、ラインの流れは止めらないし、一定の速度で流れている。ところが、運搬作業は、まったく何も問題が状態で設定している。また安全配慮も必要となる。工場内での交通事故に関しては、一般道路ではないので、一般の交通規定は適用されない。事故が起きれば労災事故となる。しかし、責任は会社側だけではなく、主に運転手側に向けられる。あくまでも事故を起こした当事者責任となる。小型車両を運転しているものは、別にいかなる特別な手当ては支給されていない。普通の作業員と同じである。つまり何の恩恵もないし、いかなる配慮もない。それなのにものすごく重い責任が押し付けられている。工場内で死亡事故はめったに起きないだろうが、もしも死亡事故が発生すれば、悪意がなくても業務上過失致死罪となる。負傷させれば業務上過失傷害罪となる。労災保険でどこまでカバーされるのか不明だが、運転手側に重大な過失ありとされれば、すべて自己負担となるか、あるいはほとんど自己負担となるだろう。自家用車であれば、自賠責保険、あるいは任意保険に加入していれば被害者に対してある程度は支給される。しかし、会社の車で、工場内で事故を起こすと、それは適用されないだろう。つまりはほとんど自己負担となる。すると、安い労働賃金からすれば、とても支払いきれない額となる。当然に解雇されるだろうし、後は、すべて当事者同士の問題にされ、会社側は逃げる。物を破損させた場合だけなら金で解決もできるだろうが、人身事故となると、大変な事になる。そういうことを考慮すれば安全運転第一であるが、ラインの流れ作業はそういう配慮はない。また必要な人員配置もしていない。そもそも無理な作業内容であり、物理的に間に合わない状況だ。ところが、この赤い帽子をかぶった狂ったゾンビは、とにかく間に合わせるようにせかし、脅しまくる。あとはその仕事をする者がうつ病になるか、ノイローゼになるか、過労死や過労自殺をするだけである。要するに事故が起きるまでは、雇い続けるが、事故が起きればはいさようならと不当解雇し、事故の責任も押し付けて、会社は安泰、現場責任者も安全という事になる。労働基準監督署には、日頃から安全運転を呼びかけていましたと弁解する。なかなか巧妙に練り上げられている。しかもいかなる手当ても一切ない。まったく他の労働者と同じ賃金であり、むしろそれ以下の賃金である。三重県警本部にこのことを通知したが、警察には関係がないと答えた。交通事故が起きたら警察では事故証明だけは出すという。あとは労働行政の管轄であるが、労働行政は何もしない。津労働基準監督署も、四日市労働基準監督署も何もしない。それはまだ何も起きていないことであり、単なる予想に過ぎないとしている。しかし、人身事故は実は頻繁に発生している。ただし重症ではなく、軽症であり、同じ職場同士のことなので、いちいち告発しないだけだ。外部からの見学者とか、重症の場合には隠し切れないだろう。ここでは労災事故が多発しているがすべて隠蔽されている。外部の部品製造業者の運搬用軽トラックと衝突した者がいた。これは通常の作業者がたまたま休んでおり、その応援として、別の作業現場から来た者だった。作業に慣れていないということもあったし、また早くするように脅され、あおられていたのでカーブで曲がりきれずに衝突した。相手の身体に影響はなかったが、軽トラックの全面が破損した。それで翌日からその作業員は、ひどい嫌がらせを受け続け、どこかへ消えてしまった。要するにここの会社では、事故が起きるまではあおりにあおり、脅し、急がせ、脅迫し、とにかくラインの流れ作業に支障がないように強制するが、何か事故が起きたらその作業者の責任にして始末するという方針だ。まさに暴力団組織の手口である。ここの正社員は普通ではなく、髪を金髪に染めたり、男でも長い髪の者がいる。金色だけではなく、赤色、オレンジ色、黄色、青色、蛍光色その他不明等、いろいろな色に髪を染めている。もちろん普通の髪型の者もいて、黒い髪で、短い者もいる。ただし、男で、長い黒髪の者もいる。女もいろいろな髪の色がいて、まさにものすごい状態になっている。売春婦のような女がいて、これがまた狂ったような長い異常な笑い方をする。椅子に寝そべっていて、まるで無敵であるかのようだ。もちろん普通の女性もいる。外国人が非常に多いが、身体障害者も多い。勤務中に労災で、身体障害者になったのか、杖をついている者もいる。タバコの害がひどい。どこでも常にタバコの煙が充満している。ここは食堂でも喫煙が禁止されておらず、常にタバコの煙が充満している。トイレでもタバコを吸う者がいる。喫煙所は、工場内では、上部が完全に開放されていて、しかも別に仕切られておらず、工場内もタバコの煙が漂っている。それはラインの作業現場にも流れている。ここでは多くの者が肺がんで死亡するだろう。ここは分煙対策、禁煙対策はまったく行われていない。工場建物外周にも喫煙所があるが、これがトイレのすぐ横にあるので、トイレに行く人は、必ずタバコの煙を吸わされる。タバコを吸う者は、一人や二人ではないので、ものすごいタバコの煙が流れている。食堂で、食事をする人も、タバコの煙を吸いながら食事をしなければならない。タバコの煙が嫌いな人は、工場内のいろいろな片隅や部品の影や何かの裏側で、ひっそりと虫のように食事をしなければならない。シンナーやトルエンの害もひどい。ここでは、人体に有害な有機溶剤の取り扱いはまったくでたらめである。労働者の安全性はまったく配慮されていない。何しろやくざ企業なので、そういうことには無関心なのだ。労働局も完全放置している。この連中は賄賂を受け取っている。シンナー、トルエン中毒のせいか、やたらにペンキであちこちを塗りたくる。それも何度もしつこく繰り返し、塗りたくる。床面などを定期的にペンキで塗るが、それを通常の作業中に行う。また、塗装過程で使用した塗料の使用済み缶も、密閉せずにそのまま放置している。それはトイレがある休憩所前に置かれている。見学者が来るときには、密閉して、見えないように片付ける。ここは労働基準法違反のパレードであり、労働安全衛生法違反のデパートのようなところだ。何よりも指揮命令等がずたずたで、いかなる統率力もない。高齢の正社員をまとめて解雇しており、若者だけを少数だけ残している。しかも今後は、これも減らし、非正規労働者を増やす予定だ。非正規労働者にはいかなる権限もなく、いつでも解雇できるし、人件費も安いし、福利厚生もゼロである。ここは火災や地震の避難訓練等は一切行わない。今までに火災が2回、地震が複数あったが、いずれもアナウンスも何もなく、説明も一切なかった。東北大地震のときには避難指示があったが、それは、ただ近くの休憩所前に集合するようにということだけで、その日はその後も作業が続けられた。台風のときにもかなりひどくなってからでないと対応しなかった。非正規労働者はまったく人間扱いされておらず、新しい人が入社しても、名前さえ説明されず、やめていっても話もなく、すべてが闇の中である。果たしてここの作業は仕事といえるのだろうか。有給休暇もなく、また有給休暇で休んだ人などまったく知らない。とにかくあらゆる面で違法に満ちており、これが法治国家での事なのかと思う。まるでどこかの外国の無法国家のようであり、あたかも海賊か、山賊が、闇の犯罪組織で密かに働いているかのようだ。あらゆる面が謎であり、闇に包まれており、外部との接触もなく、秘密の地下帝国のようである。どうやら日本は完全に無法国家へと突き進んでいるようだ。法も正義もなく、秩序も倫理もない、道徳心も良心も捨てられた暗黒社会が広がっている。日本は腐敗し続け、闇に閉ざされてしまうのだろうか?
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