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中村清治
この世の中、いつの時代でもどこの国でも 不幸になるのは善人だけ・・・。不幸になるのは善人だけ・・・。不幸になるのは善人だけ・・・。
悪人はまず不幸にならない・・・。悪人はまず不幸にならない・・・。悪人はまず不幸にならない・・・。悪いやつ、汚いやつがいつも栄える。基本的に悪いやつが悪いことをしてもなにも罰を受けない。
「善人は苦しみ 悪人は栄える」 そう、人類の歴史はいつもこの繰り返しだった。
悪人っていっても色々ですね。政治家、官僚、財界人、マスコミ人、ヤクザ、ヤンキー 代表的なのはこれらの者たちでしょう。これらの者じゃなくても悪人はいますね。ふつうのサラリーマンでも悪人はいます。いじめや過剰なセクハラをするサラリーマンはごまんといます。いじめが大好きなサラリーマンはごまんといます。でもこれらの政治家、官僚、財界人、マスコミ人、ヤクザ、ヤンキー、悪いサラリーマンが不幸になったことを見たことがあるでしょうか。
ヤンキーやいじめ大好き人間が、交通事故であっさり死ぬことはあるでしょう。苦しまないであっさり死ぬことはあるでしょう。あっさりと。そうです、政治家にしてもヤンキーにしても悪人は死ぬときはいつもあっさり死んでいく。苦しまないで死んでいくのが悪人だ。
話しを戻しましょう。ヤンキーやいじめ大好き人間が、交通事故に遭って下半身不随になってカタワになったりすることを見たことがあるでしょうか。ヤンキーやいじめ大好き人間が、顔や体中一生治らないやっかいな皮膚病に犯されるなんてことがあるでしょうか。ヤンキーやいじめ大好き人間の可愛がっている子供が幼くして不幸に死ぬなんてことがあるでしょうか。
ないのです。ないでしょう。ヤンキーはまず不幸にならない。そしてヤンキーは大人になってもヤンキーだ。そしてヤンキーはどう考えても勝ち組の人種だ。(1)ヤンキーは女性にモテる。しかもただの女性じゃない、ヤンキーは美人にモテる。(2)ヤンキーは社会人になっても、「俺、昔ヤンキーやってた」で後輩や部下に受けがいい。(1)はどうでもいいとしても、(2)は嫌になってくるでしょう。
いじめ大好き人間といってもわからないですかね。わかりやすくいうとロンドンブーツの淳みたいないやらしいタイプの人間だ。ロンドンブーツの淳みたいなタイプの人間が不幸になったことって見たことありますかね。学校でも職場でも、いじめ大好きの悪いやつが不幸になることを見たことがあるでしょうか。ヤンキーやいじめ大好き人間が悪いことをしても神は罰を与えない。むしろ神はその者たちを守護神のように守る。ヤンキーやいじめ大好き人間はまず不幸にならない。
神が人間(善人)に苦しみを与えることに対して肯定的にとらえる人たちがいる。代表的なのがキリスト教徒だ。キリスト教の神はヤハウェだ。ユダヤ人が作った神である。しかしこのヤハウェという神もずいぶんと困った神である。
この神は自分を信仰してる人間がどれだけの信仰度があるか、どれだけ忠誠心があるのかを試すために、「ヨブ」という男の子供を殺してしまうのだ。さらに困ったことは、キリスト教徒の人たちがヨブが最後に新しい家族ができて、この話しはめでたいめでたいという話しでくくってしまっていることだ。なんていう解釈であろう。自分への信仰度・忠誠度を知りたいがために、その人間の愛する子供を殺すとはどういうことなんでしょう。最後に新しい家族ができても、殺された愛する子供の命は帰ってこないじゃないですか。その神に殺された子供の命や人権はなんなんだ。ヤハウェは明らかに人の命を軽視しているじゃないですか。
自分や他人が不幸に襲われたとき、キリスト教徒の人たちはこのヨブ記の話しをよく引き合いに出す。不幸に襲われてもそれを甘受せよと。でもこれは危険なことだ。「過度な苦しみや、過度なストレスは明らかに人間を駄目にしてしまう」のだから。とんでもない苦しみは人間を廃人にさせてしまうのだから。
神はいないとか言う人がいるが、神がいないわけない。神がいなかったら世の中どれだけ明るくなっているでしょう。神がいなければどんなに楽になれるか・・・。神がいなければどれだけ楽になれるか・・・。善人を苦しめ悪人を助ける邪悪な神がいなかったら、この世の中はどれだけ明るくなっているんでしょう。神が介入するからこの世はいつでも暗いのです。悪人には加護し、善人にはしゃれにならないイタズラを繰り返す。だからこの世はいつでも暗いのです。
劣った人間はよくない人生を送るものでしょう。これはしょうがない。優勝劣敗の法則だ。だが、これに加えてそこに邪悪な神が介入するとその人はもっともっと悲惨な人生を送ることになる。ややよくない人生を送るはずだったのに、邪悪な神が介入すると地獄のどん底まで突き落とされる(もっとも地獄には底はないのですが・・・)。そうなんです、地獄には底はないのです。人生とはなんたる恐ろしいものなんでしょう。
悪人は死んだら地獄に行くとか、実に陳腐で馬鹿げた考えである。死んだら天国に行くとか地獄に行くとかはそんなのは人間の観念にすぎないからだ。人類の歴史は何年でしょう。10万年単位でしょう。10万年もあって悪人が死後地獄に行ったことを見た人はいるんでしょうか。いないでしょう。
そうなんですよ、悪人はこの世でさんざん悪いことをして死んでも地獄なんかに行かないのです。裁かれないのです、悪人は。裁かれるわけがない、神は悪人を愛しているのだから。神は善人を苦しめることをなによりの喜びとしているサディストなのだから。善人に危害を加える悪人を裁くわけがない。善人に危害を加える悪人は神は可愛くてしょうがないのです。
死んだら天国に行くとか地獄に行くとかは人間の観念にすぎない。でも「生き地獄」というものは確実に存在している。そうでしょう。誰がみても生き地獄は確実に存在しているでしょう。
なぜ善人だけがいつも苦しむ。なぜ善人だけが不幸になる。なぜ悪人は不幸にならない。みなさんそういうことを考えられたことはないのでしょうか。そう、人類の歴史は10万年。これだけ文明が発達してるのに、今まで「神は善人を苦しませることをなによりの喜びとしているサディスト」と言う哲人・哲学者が一人もいないのはおかしすぎるでしょう。
なぜ善人ばかりが不運に襲われる。なぜ神は執拗にイタズラをしてくる。いくら気をつけていても死角や穴を突いてくる。刺客を送り込まれて死角を突かれるのです。残酷な神にもてあそばれる狙われ者はどうにもならない。全知全能の邪悪な神に目をつけられたらひとたまりもないのです。
どんな腐敗物よりも腐ってる全知全能の神 ゴキブリ100億匹集めてもそれよりも汚い全知全能の神 こういう者が支配しているのだから、いつの時代でも世の中は狂っているのです。
http://blog.goo.ne.jp/shisoutetugakunoheya/e/c25e262c9fb4c98dcbae20992687d882
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