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パンクロックやラップというのは年配者にとってはテロなんだろうな。
ああいう騒々しい音楽は不快感を示す年配者にとっては、奈良の騒音おばさんのような嫌がらせにしか思えないに違いない。
私は高校頃から爆音とアクションシーンが多い70年代以後のアメリカ映画を避け、60年代前半までの洋画を求めるようになった。
そして、アメリカはベトナム戦争でベトナム利権確保に狂奔する事で、麻薬を拡散させ、自国の文化まで発狂させたと思うようになった。
昔が良かった訳ではない。19世紀は英国の労働者階級にとって地獄のような日々であった。ナチスの退廃的芸術弾劾の時に生きていたら、今ヒトラーを尊敬している者ですら段々自由を奪われて居心地が悪くなっていくだろう。
昔が良かったとは思わない。古き良き時代なるものは現実には存在せず、絵画の中にしかないのかも知れない。今の欧州のスラムや暴動を見て、19世紀の頃は・・スラムや暴動があった。
それでも欧米人も日本人も60年代以後どんどん顔つきが崩れて荒んだ目つき、に、わざわざ見える化粧をしている人が増えているのは残念だ。
最近のリベラルな退廃文化を糾弾する勢力は、よりにもよって原理主義的な宗教右翼が多く、天敵のような奴等である。彼らの主張ともとても共存は出来ない。
極左にもアレルギーはある。共存できないような騒音がどんどん広がっている。なんとなく極右、極左、カルト教団、騒々しいマスコミ文化と各国の金融政策というのは水面下で人類の神経を狂わせる為にバラバラに動いているように見えて共同歩調を取っているのだなと思う。
最初のプロパガンダ機関はバチカンから派遣された異端審問官だったのだろう。彼らは民衆を一方向に誘導して権力を獲得した。
20世紀の音楽業界は一見既存秩序の破壊を訴え、これとは真逆の道を行っているように見えたが、実際は国民を無気力にして最後には支配する方向であると今なら思ってしまう。
日本で極左テロが吹き荒れたのはあの末期からだ。極左が沈静化した後は商業マスコミが不倫や離婚を勧めている。今、セレブと騒がれている人の顔がとても上品には見えない。ベトナム戦争は現代の阿片戦争だったのだ。
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