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「新・心に星雲」2011年08月31日 「日蓮もしょせんは…」の中から下記部分を転載投稿します。
日蓮宗の檀家の方には、すいません。文章が興味深いという以外に他意はありませんので悪しからずご理解ください。
=転載開始=
* * *
貴誌3409号で武蔵国杉並住人氏が、日蓮を「愛国者」と書かれましたが、私は全くそうおもいません。
日蓮の初期の著作である立正安国論を読めばそれがよくわかります。
当時の権力者である北条時頼へのゴマすりがありありとみえます。時頼が臨済宗の熱心な信者であることから、後には禅天魔と呼ぶが、立正安国論ではまったく言及していません。
対話形式の著述の中に時頼らしき人物を登場させて持ち上げています。つまりあの本は自己売り込みのための本です。また、蒙古と思われる外国が攻めてくる国難(法難)を予想している愛国の書と思い込んでいる人もいますが、とんでもない誤解です。
当時北九州の漁民は済州島を頻繁に訪れて食料等を購入していました。かれらは、島民から蒙古来襲の危険性を早くから聞いて知っていました。日蓮もかれらとの中に友人知己がいたと思われます。
もし日蓮が愛国者なら、時頼に自分が知っている事実を元に国防を訴えたはずです。
それをせず、自著に法難の予言として書き、来襲時に日本を危険に曝し自分の能力を売り込もうと策するなど、全く愛国の対極に位置するものです。菅直人と同様の奸心の持ち主と私は断定します。
* * *
=転載終了=
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