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ワレワレハトラワレノミ
どんなに頭脳が優秀であれ
どんなに知識が豊富であれ
人の格は変わらない
全ては愛で繋がり合う性質であり
互いに讃え合う存在であるが故に
ワレワレハトラワレテハイケナイ
その知識が真実であったとしても
それが間違い無く事実だとしても
それら真実としての事実が
必ず人類をより良い方向性を齎すかと言ったらノーである
オノオノガオノレヲミツメ
自身の人間性の向上を目指さなければ
知識を得ても中身は一向に変わらぬままである
10年在れば人は格段に進歩出来る筈
すべてに経験が勝るのだ
その経験すら自身で棄て
常に一から出発する
その気概をもって老いて行く程に挑戦し
何ものにも囚われない自身の信念の強さを育む
イクドモイクドモドコマデモ
人から見れば無駄とも云えるようなものであっても
その道が何処に続くか皆目見当がつかなくとも
何度も何度も道を阻まれて項垂れても
幾度も幾度もそうして繰り返していく過程の中で
一体何処に進んでいるのか
一体何処に向かっているのか判らなかったことが
いつの間にか少しずつなにがしかの形が与えられて
それ迄の辿った道筋が如何に正しかったかについて
いつか本当の理解が得られる事となる
識とは風
長らくそびえ立つ山肌をも揺るがす密度の風が吹く
風とは人の信念ある行動の折に吹く
不安や恐れなどそこには当然ながら無い
全ての為に全てを棄てた者の
たったひとつの心の想いにその密度の風は吹く
自身の命で他者の命を救わんとする者の元に風は届く
いざという時
風は身体を吹き抜ける
そしてその者を突き動かす
他者を活かそうとする者が他者に活かされる
命を吹き込もうとする者が命を吹き込まれる
そうして貢献的な者はまた
そうした関わりが実はかけがえの無い
恩恵ある贈り物であることを理解していく
心在る行動とは正しい知識であり
それは静動一体のもの
正しい知識が働けば
他者を我として見定めそれを救わんとする
よってそこに個としての我はない
生きた知識とは風のようであり
風は得て身に保持できるものではない
よって知識の量でその人となりが優れていると見て取れるかは判らない
その知識が如何に他者に活かされてきたか
逆を言えば如何に他者を貶めてきたかが評価となる
サービス産業が創り上げた過度な消費者に対する
サービス合戦は多くの弊害を齎した
それは依存し合う関係であるが
人としての繋がりが無い
行き過ぎたその関係性は
人としての付き合いの中に歪みきった隔絶を齎し
人へ対する信頼度という面が軽薄なものとなった
無償の奉仕や貢献の精神というものにさえ
人々は自らにはリスクなしに
軽薄で過度な期待だけをする
そして依存度により自身の力を過小評価する
そこにどんな生きていると云う楽しみが在るのか
此処に来て今またもう一度明確に理解しておく必要が在る
全てはあくまで我々の意識において
そのあなたの意思が全てを決定づけるのである
言い訳程見苦しいものは無い
言い訳とはすればする程
自身をネガティヴに陥いらせてゆくだけのものであるのだから
なによりそれを自分に赦しつづけることは
自身が本当に行きたい方向への道を阻み続けるのと
同様の行為なのである
知識と称せらるものは
応用する人間の性質に委ねられるだけのものであり
一つの物事から生まれる真実と云うものも人の数だけ在る
真実とは一つではない
偏ればどれも正しくは無いのだ
そしてまた
自分や他者をねじ曲げてしまう事にならない限り
どれも正しいと言える
「直さ」というものも二元性で云う極の端としての正しさではなく
善悪でいう善や悪に関わりのない「至善」同様のものである
物事はどれかひとつがタダシイ訳ではない
何かを見てそれが悪しき行為と目に映った時に
それを見つめるあまりあなたがバランスを崩し
感染して
無きに等しい悪というものに
拮抗するためだけの歯車として数えられ
始終身動きが取れなくなる
そして即座に反応する為だけの
悪と容易に断定する基準だけを大事に抱えてしまう
それが支配者にとっては好都合であり
「問題そのもの」を大きくしてしまう要因になっている
トモカクモ
結局真実をねじ曲げてしまうのは
他者をねじ曲げてしまう力に依るものである事が判る
よって各種方便で紡がれ伝えられた知識は実際人をダメにもする
答えは己の中に全て在るのであるから
全ての方向性に向けてあなたの存在とは広がり続けているのだから
自身がそうありたいと願う方向には必要な知識は与えられていく
よってそこに生まれる世界とはひとりひとりのものであるのであり
互いに嫌悪して生み出されるものが何かかを既に知っていながら
正統性を譲らないのは馬鹿げた事である
それが言い訳というものであり
そこにネガティヴなもの以外を寄せ付けないようになる
ワレワレハヒトツダ
住む世界は一緒でもあなたが積極的に関わらなければ
すべては無縁のもので在るのだが
どうしても関連せざるを得ないと強く希求するものであれば
それはあなたが此処で生きて満足できると実感しえる
意味がそこにあるのだろう
アナタハアイソノモノナノダ
あなたが今此処で何をすべきかは自ずと理解している
自身をごまかす時間を作らない事が大切だ
あなたが嫌悪して止まないものは日々増々
あなたの前に立ちはだかっていくということだから
あなたがその事に一役買っているという理由は簡単にお認めいただけるだろう
ただ惰性に日々を過ごしていく事は
ただ惰性に任せた関わり愛を求めていると云う事に等しい
セカイハスベテノモノノタメ
「世界は一つだから」だが「世界は単純ではない」
どうしたって「互いが関与しなければならない」という事実は無いのだが
それがさも当然という前提の元に生み出されるのは窮屈なルールのみ
それがすべてを支配しすべてを狂わすもので在るのだと云う事
それではどうしたらより素晴らしい世界を造れるのかと云う事に
これからその探求心を研ぎすませてほしい
これ迄は大きく別けて世界を二つに分類出来た
支配者と被支配者
次のステージは一人一人が自活出来て当然だと云う
システムを皆提案し分け与える事を考えれば良い
その前には創造性のプロセスの一環として
既存の古いシステムを壊さなければならない
支配に慣された感性を洗い流し
優劣や敵対するといった感覚を排除し
他者との信頼の関係性を取り戻さなければならない
二元性のシステムを破壊し棄てなければならないのだ
ゆくゆくはプライベートや秘密といったものが必要とされなくなる
何かを嫌悪すればする程
あなた方は其処に関心が向いて
離れられなくなっていただけであり
似たもの同士が集まる場所とは
陰と陽が結びつく場所でもあるとして
では自身にプラスにする為に
それらをもどうにか活用出来るだろうと云う
前向きな取り組みも可能なのである
もしくは完全に同様の感性だけが集まって
一体我々にどんな貢献が出来るのかを話し合っていく事も出来る
それはとてつもなく楽しい作業である筈だ
自身に絶対的な自信を持つ事は何も悪い事でなく
むしろ多種多様に雑多に推奨されるものであった事を知るだろう
そうした中でかつて阻害し合った間柄は消えて
自身を活かし他者を活かしていく事を知り
往々にして各々の特性を活かした歯車が
分担と役割という定位置につき
明るく世の中は回っていくのである
闇を見てそこに光を照らし出そうと考えて
闇を見続ける事で何かを明るくする事は出来ない
生命レベルでは我々は皆それを理解しているのである
自然にひたむきに確実に自身を活かす方向性を見抜くには
知恵より想いの強さである
我々は過酷さの中にも喜びと自身の成長を見る事が出来るのだ
闇の中に身を置くからこそ
光に対する知覚を鍛え
独自の感性を養う事も出来る
何を善しとするかはあなた方一人一人答えが違う
ただ問う
どういう人間がどうした人間性の存在に好かれるのか
そしてどうした人間性でどうした存在になりたいのか
あなた方ひとりひとりの中に
その問いの答えを見つけ出せば
後はその独自の感性に誠実に
想いを手放すことなく
進むべき真実の先へと渾身のエネルギーを絶えず送り続けて欲しい
自ら得た回答に純粋になるには
身を投げ打って思い切り
前に飛び出していけるかどうかだけである
それには絶対的な自己としての
(すべてへの信頼)
(すべてへの賞賛)
(すべてへの感謝)が必要である
変革とは容易なものではない
挑戦するからには
自身の徹底した叩き上げや
覚悟が必要とされるだろう
しかしそこにはかつてない愛と至福の時間が広がる筈である
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