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チョット大袈裟なタイトルとなってしまいましたが、Zero Hedge というサイトで解説していた 「ドイツ銀行による調査報告」 の記事を紹介します。このサイトの主催者である Tyler Durden という人は、金融/経済を中心とする現代の様々な問題を辛ラツな調子で壟断(ろうだん)するのが好きなので、下記の訳文には理解し難い部分が含まれているかもしれません。 Tyler が記述した原文は こちら です。(ヒネクレた表現が多いので難解だと思いますが)
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Is The Human Race Doomed? Deutsche Bank On "One The Most Important (Future) Turning Points In History"
エリート達(又は超エリート達、単純に”ウォール街(の連中)”と呼ぼうぜ)の仲間内で人口動態を議論する事は、タブーとされる問題を扱うような雰囲気を持っているんだ。何故なら、マルサス主義者達の弁法に陥るような如何なる会話も衰退していくのを避けることはできないからね。特に話し手の一人がチョット飲みすぎてしまった場合には。 そして、良かれ悪かれ、名を伏せたマルサス主義者はゴマすりの得点を溜め込む事も無いし、HBO のフザケタ道徳の嘘話に直結するような恐ろしい事を招く訳でもないんだ。 しかし(そして幸運な事に)、そのような烙印もドイツ銀行のサンジーヴ・サンヤルが”人口増加の終り”という題のマクロ的分析記事を執筆する事を防げなかった(そう、ドイツ銀行にはオリジナルな考えを持ち、イングルウッド・クリフ(※)への往復旅行で時間を潰されることも無い人々がいるんだ)。 これは、誰もが読むべき記事であり、我々も近い内に更に掘り下げた議論を行うよ。彼は、読者達の注意を特定のチャートに惹きつけたかったんだ、「1950-1955 と 2010-2015 の世界人口増加率の比較」 と名づけられたチャートだよ。
以下のチャートが暗示する驚くべき事実は、サンヤルをして10年前に始まった期間が 「歴史上最も重要な分岐点の一つである」と宣言させたんだ、それは単純な理由からで 「人類は、2020年代までにはもはや自分達自身を置き換えることができなくなる。 年齢構成による余勢と人々の長寿命化の為に向こう数十年程度は人口が増加する。 しかし、言わば 『再生産性』 という意味で我々の種はもう増加しない。」 そして、全世界の再生産性の総計はプラスでなくマイナスになっていき、長い時間軸上においてはゼロへ向かって低下していくんだ...
(※) Englewood Cliff
米国ニュージャージー州の北部。ハドソン川を挟んでマンハッタンの対岸に位置し、映画俳優等の金持ちが屋敷を持つ高級住宅地。(つまり、ウォール街の金融企業が低姿勢で機嫌を伺う優良顧客達が多く居住する町ということです。本当にスゴイ屋敷が並んでいるのですよ。)
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