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Sent: Friday, May 20, 2011 12:04 PM
Subject: 【和僑】S氏の教え「国にダマされるな!」
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S氏の教え「国にダマされるな!」
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みなさんこんにちは、Sです。
日本を震撼させた、
あの東日本大震災からもう2ヵ月が過ぎました。
家に帰り、テレビをつけると、
必ず福島原発関連のニュースが流れてきます。
最初の頃は、食い入るように見ていた原発のニュースも、
最近は、「また、このニュースか」というような感じで真剣に見なくなってしまいました。
毎日繰り返される同じような説明、
政府に雇われた腐った御用学者たちの意味のない話。
相変わらず、のらりくらりと真実をごまかし続ける東電と政府。
極めつけは、真実を全く伝えようとしない我が国の恥、マスゴミ・・・・・。
そして、いつしか、国民も
「何ミリシーベルト」だとか、「原子炉格納容器」だとか、
だんだん耳慣れてきた専門用語と、
相変わらずフワフワとした説明しかない東電と政府の対応に怒りも忘れ、
ニュースに慣れてしまい、いつしか危機感も薄まってきているような気がします。
これが僕は怖いんです!!
これが政府の狙いなんです!!
国民を煙に巻くいつものパターンでしょ?
マスコミを使い、だんだん慣れさせていく・・・。
考えてみてください。
この20年間、いつしか僕達は「不況」というものに慣れさせられていませんか?
この長引く不況は、明らかに「政府の失策」ですよ!!
それを別の様々な問題にすり替え、毎日のようにニュースで、
不況・デフレ・低金利など同じ言葉を繰り返し、国民を慣れさせていく。
パターン、同じでしょ?
しかし!!
今回は、そんなことで済まされる問題じゃないでしょう?
これは、半端じゃない世界的に重大な事故、
イヤ、事件ですよ、これは。
それも、明らかに人災です!!
これまでに、何人もの“正義”の学者が、
経済産業省や政府に「原発の安全対策の不備」を訴えました。
2006年に、当時の経済産業大臣の二階俊博(自民党)は、
この問題の改善を約束しながら結局何もしませんでした。
そして、同じ年、当時の内閣総理大臣、安倍晋三は、
「我が国において、非常用ディーゼル発電機のトラブルにより原子炉が停止した事例はなく、
また、必要な電源が確保できずに冷却機能が失われた事例はない」
と退けたんです。
さらに、2010年4月9日にも
衆議院経済産業委員会で同じ問題が取り上げられたんですが、
当時の経済産業大臣の直嶋正行(民主党)は、
「多重防護でしっかり事故を防いでいく、
メルトダウンというようなことを起こさせない、
このための様々な仕組みをつくっている」
と断言し、やはり安全対策を講じなかったんです。
みなさん、どう思います?
これ、立派な人災でしょ?
みなさんもご存じだとは思いますが、
東電は、経済産業省の天下り先なんです。
経済産業省から電力会社への天下りが過去50年間で68人ですよ。
電力会社の監督官庁である経済産業省からの天下り、
これが何を意味するかわかりますよね。
形式だけで、まともに安全基準のチェックなんてやってませんよ。
「原発の“安全神話”はどうやって作られたのか?」という問いに対し、
河野太郎議員(自民党)は、こんなことを言っています。
「(神話を作った)中心は自民党と経済産業省、電力会社だ。
自民党は電力会社から金をもらい、立地自治体に補助金を出しやすい制度を整えてきた。
経産省は電力会社に金を出させて公益法人を作り天下っている。
東芝や日立などメーカーに加え、建設業界など産業界も原発建設を後押しした。
電力会社は大学に研究費を出し 都合の良いことしか言わない御用学者を作り出す。
多額の広告代をもらうマスコミは批判が緩み、巨悪と添い寝してきた。
政・官・産・学・メディアの五角形が『安全神話』をつくった」
いかがですか?
祖国の安全をこんな人たちに任せておいてもいいのでしょうか?
絶対に、政府、官僚、電力会社に対する怒りの炎を消してはいけません。
もう一度、冷静にじっくりと考えてみてください。
次回は、この福島原発問題パート2。
電力会社の体質についてと、
海外のメディアが、このニュースをどういう風に伝えているかを書きたいと思います。
S
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