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この大震災から東日本の観光地は、放射能という日本人が過去に経験した事の無
い新しい災害に見舞われ、史上空前の風評災害にさらされている。
この災害の恐ろしいところは、日本人にとっては総て未体験の災害だという事であ
る。
人間は誰でも、「まさか、でも、もしかしたら。」という勘ぐりの恐怖に一番弱い。
困難の中で困っている人たちに対して、手を差し伸べたいと頭の中では思ってはいて
も、現実に足を向けさせる為には、広い安心を得るためのディスクロ−ジャ−が不
可欠である。
この枠組みの骨子は、史上かって日本人が経験した事のない大人災には、史上かっ
て日本人が考えた事もないような大掛かりな発想の転換と、多数の団体の取り組み
が必要だという点である。
1 行政による携帯放射線計の貸し出し
自治体が精度機能管理をする携帯放射線計を、東北民間宿泊施設に多数委託設置し、
施設利用者が希望する場合、外出時に無料で貸し出すサ-ビス。
こまやかな管理基準が必要な物の、一般の宿泊客の外出移動時の不安解消には一定
限度以上の大きな効果が期待できる。
2 保養地宿泊施設団体単位の新しい宿泊管理システム
対象保養地から外出可能な景勝地の現地放射線量を、定期的に観測(特に人体有害
無害について)さらに同複数民間宿泊施設の仕入れる食材の、安全水準を管理する
行政の特別組織の保証を広報するウェブHP、携帯Pの開設
対象保養地の民間宿泊施設の料金体系を4系統に全施設統一
同じ価格帯の宿泊客が保養地内の複数の施設で夕、朝食の食べ歩き(客同士の食事
交換)が可能なシステムの構築
対象保養地で複数開設されている民間宿泊施設の、強味である「味自慢」を各地が
一斉に活用し、かつ施設間のリピ−タ−獲得のための競争を刺激する事で、対象保
養地の再活性を促す。
現在のところ、各民間宿泊施設は自分達の命綱とも言える個別の顧客名簿は独自に
管理するITシステムを構築していても、それを自分達の保養地全体の財産として
大きく見回す視点に欠けていた。
例えるなら、大きな劇場で出店の一つ一つが自分達の常連さんを大切に抱え込みな
がら、実際には劇場全体の事にはあまり感心がなかった事に似ている。
しかしこのような大規模な人災の後は、その劇場そのものが人を集められず、存立
の岐路に立っている。
大きな視点で顧客を管理するITシステムの導入は、劇場に再び観客を呼び戻す鍵
になるだろう。
この新しいビジネスに目をつけ、このITシステムを開発した人物には幸運の女神
が微笑む事だろう。
この人物に構想を売り込めば良い。
(https://www.ozawa-ichiro.jp/keijiban/s8_a.php3?b_id=43&d_order=2)
日本の将来を真剣に憂える方からの政策提案を受けるコーナーです。
小沢 一郎ウェブサイト
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