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2011年3月21日
メルトダウンの危機はのりこえられた。多くの国民の「思い」と現場での決死的行動が効果を発揮した。うれしいことだ。
福島第一原発のメルトダウンの危機はのりこえられたようです。もう心配はいらないでしょう。
それは各種の情報(アメリカからのもの、IAEAのもの、副島さんをはじめ、友人たちからのものなど)から確認できます。大丈夫でしょう。
もう東京では、ふだんどおり仕事をしてもいいと思います。
福島第一原発の事故のために、対応を誤ると東北地方や関東地方は人が住めなくなる…と言われていました。
可能性はありますが、私は「心配不要だ」と思っていました。
すべてを肯定し、そのうえで人智を出し、あらゆる能力を活用できるからです。
人は死にたくないし、病気になりたくない。それに自分中心に考えがちです。こんな時ですから、逃げ出す人、エゴ的な行動をする人もいるでしょう。
しかし、多くの被災を受けた人は、そんな余裕がありません。できる範囲でお互いに援けあいながら、ベストをつくすのがもっともよいのだと思います。
それと、思い、念じ、祈ってほしいのです。
人間の思い、祈りなどはとんでもない力を持っています。
平常時に、こんなことを書くと笑われるのですが、これは事実で、多くの現象が証明しております。事実、今回は多くの国民の切なる思いと行動、そして福島第一原発現場での勇気ある人々の決死的行動が効果を発揮しました。ちょっと一安心です。
私の友人には、手をふれずに人をふっとばしたり動けなくできる人が何人かいます。 青木宏之さん、西野皓三さん、浦田紘司さんなどです。私もできます。
私の場合は何百人の人が見て知っていますが、外交評論家で気の研究家の岡崎久彦さんが私との共著『気の力』(海竜社刊)の「あとがき」の中で以下のように書いています。
船井先生は、かつて私の目の前で、人を金縛りにしたり、船井先生の指示どおりに動かしたり、気を自由自在に操れる達人である。その後お話を伺ったり、時としてご馳走になったりしているうちに、この方は本物だという確信を持つに至って、教えを乞うこととした(転載ここまで)。
岡崎さんは、このように書いてくれていますが、私は、特別に「気」の勉強をしたわけでも訓練をしたわけでもありませんが、事実、「気」というのか「思いの力」でいろんなことができますので、自分でもフシギに思ってしばらくは「合気」の本などを何冊か読み、研究もしました。
現在、筑波大教授で数学の先生の木村達雄さんが「合気」の第一人者だと聞いたからで、だれもが信用する人の本ということで、学者で大学教授で、しかも達人の木村先生の 「合気」についての本をまず読んだのですが、「合気」については津本陽さんの『孤塁の名人』(文藝春秋社刊)という名著もあります。
これは武田惣角さん、佐川幸義さん、そして木村達雄さんと受けつがれた大東流合気術の解説本みたいなもので、木村さんの著書『合気修得への道』(合気ニュース刊)とともに、感銘を受けたものです。 その他、私は藤平光一さんなどとも親しくなり、いろいろ実技を見せてもらったり聞いたりしました。
ともかく現在の私は、こういう現象は人間の意志も「波動」であり、強い優位の波動を「思い」で出せるはずなので、一見フシギなことも実現するのだ……といたって気楽に我流の論理ですが、納得しています。
もちろん家内に、このような「気」(?)を使うことは「やめなさい」と言われていますので、ここ何年かは、人をふっとばしたり、動けなくするようなバカげたことはしておりません。
ともかく人は、生まれながらの能力か、訓練(くりかえし練習すること)で、ふつうの人からみると奇跡と思われるようなことを実現できる能力を持った存在であることだけは、武道面に限らず、あらゆる面でありそうに思います。それは多くの私の知っている実例からの判断です。
その能力は神わざと言ってもいいくらいすばらしいもので、本当に人の能力にはびっくりさせられています。
具体的には、私の知人では佐藤政二さんや近藤和子さんの発明力。
鈴木眞之さんや野中邦子さんの治癒力などが有名ですが、だれでも人はそのような卓越した能力をいずれかの面で持っているように思えてなりません。そこで、その能力の見つけ方を述べてみましょう。
それは、好きなこと、得意なこと、したいこと、長所などにポイントがあるようです。
惹かれること、学びたくて仕方がないことにもポイントがありそうです。
一度読者各自で、そのようなポイントを書き出して自分のかくれた才能を探してみてほしいのです。
というのは、それが人生目的(今生、人として生まれてきた目的)ともおおいに関係があるように思うからです。
ついでに言いますと、嫌いなこと、上手くならないし下手なこと、短所などは絶対に、そのような特別の才能や能力と無関係だと思います。それらに注力するのはムダですから、まずそれらとは取りくまない方がよいでしょう。
私なら文章を書くこと、講演をすること、人をリードすること、PRすることなどは大好きだし得意です。さらに、経営することや経営のことを考えるのも大好きです。一方で、礼儀作法、外国語の勉強、マイナス発想、バランスを崩すことなどは大嫌いで、資格や賞罰も大きらいです。おかげで無資格、無賞罰を貫いて喜んでいます。
考えてみると、おもしろいですね。
ともかくきょう書いたのは、だれでも世の中に貢献できるすばらしい能力を持っており、それは引き出せるし、それを引き出すことにより、自分の人生目的が分り、たのしく生きられるようになりそうだ……ということを知ってほしかったのです。
ちょっと挑戦してみてください。
いまの東日本の未曾有のピンチも日本人が心を合せ、「これ以上は悪化しない。われわれは、これからエゴをなるべくなくし、援けあい、よい世の中をつくろうと努めるから絶対によくなるはずだ」と肯定し、確信し、祈ると必ず効果があると思います。各自が好きな時に、できる時に、これらを1日に何回かやればよいのです。
たまたま以上のようなことをまとめた上手に生きられるヒントになる本を今月、徳間書店から出しました。題名は『「包みこみ」と「確信」が今後の決め手』です。もう書店に並んでいます。
2月1日〜2月20日までに書き下ろした本ですし、私の知っていることの総まとめのような一冊なのでこの際、ピンチをのりきり、希望を持ってもらうためにもお奨めしたいと思っています。
よろしければ御一読、参考にしてください。そしてこのピンチをのりきるヒントにしてください。大丈夫です。人間の確信力や希願力は強いですから。よろしく。
=以上=
(私のコメント)
船井先生は本当のことを言われています。人間のプラス思考や祈りがバカにならないということですね。何とか早く福島原発の放射能漏れを基準値以下に持って行ってほしいです。パチンコや屋外の自動販売機は特別法で禁止することです。原発が地震国でいかに危険なものであるかが実証されたのだから、皆で原発廃炉に持って行きましょう。
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