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「地球革命」 チュニジア革命から続いて、エジプト革命が行われ、さらにそれは周辺諸国へと広がりを見せている。アフリカだけでなく、中国等も革命の兆候を示している。今後は、ロシア革命、北朝鮮革命、その他、全世界で革命が広がるだろう。日本革命も起きるかも知れない。この民衆運動の広がりは何を意味しているのか。それはただの偶発的な、一時的な気まぐれで起きているのではない。これはどうしても起きるしかなかった事であり、まさに人類の生き残りをかけた生存競争の表出である。今までは、独裁政権を長期間維持する事ができた。それは情報伝達の制限という一種の鎖国状態が続いてきたからである。しかし、物資の流通には制限があるが、情報の伝達は、かなり発達してきたのである。昔は、一部の商人とか、旅行者とか、マスコミによる情報伝達しかなかった。マスコミは、表面的には、自由に開放されているかのようだが、やはり制限がある。政府や、地方行政がやっている情報発信は、どうしても役人中心のものの見方である。民間企業のマスコミも、決して自由ではなく、スポンサーの意向に沿わねばならない。つまり、いろいろな制限があった。ところが、インターネット等の普及により、個人の意見が流通するようになった。それにより、今までは、隠蔽されてきたことが表面化したのである。独裁政治の中で、長期間幽閉されたような生活をしていた民衆も、他国の人々の生活を知るようになったのである。それはちょうど、日本でも昔、鎖国政策をしていたときと同じである。当時の鎖国状態でも、長崎などでは一部開放し、他国との貿易を行っていた。しかし、それには制限があり、厳しい監視があった。当時もそれなりに外国の情報は伝達されていたが、その主流は、会話によるものであり、信用性に乏しかった。現在のインターネットの情報もそれほど信用性は高くないが、かかわっている人の数が多いので、それなりに認められている。しかも、今回使用された情報伝達は、フェイスブックなどであり、これは匿名どころか、あらゆる個人情報を自分から開放しており、かなり信用性があった。それに昔と違って、民衆の知的水準が高くなっている。昔は、勉学をするにしても、一部の人々に制限されていた。ところが今では、インターネットが使用できる環境さえあれば、やる気しだいで、いくらでも勉学ができるし、興味のある情報を手に入れることができる。ただ、今のところ、まだインターネットを使用できる環境にある人は、少ない。パソコンが使用できなくても、携帯電話を持っていれば、インターネットに接続ができる。革命を実行しているのは、無学の貧困層ではなく、貧困ではあるが、知的水準の高い人々で、高学歴の人が多い。なぜ革命が広がっているのかというと、もはや一部の特権階級や独裁者が、あらゆる富や権力を掌握できる環境ではなくなったからだ。昔はそれでも継続する事は可能だった。しかし、人口爆発問題、食糧問題、水不足、地球温暖化等の、地球環境激変がある。自然災害も多発しており、しかも大規模災害になっている。地球資源の枯渇問題も深刻であり、地球資源は有限なので、いつかは必ず消滅する。投資家による金融マネーゲームで、多くの国が被害を受けるようになった。私利私欲だけが目的の一部の特権階級、強欲な富裕層、独裁軍事国家の維持のみに突っ走る軍事組織を放置すると、ほとんどの人は死滅してしまう。つまり、そういう格差ゲームの継続が不可能になっているのだ。それはもはやゲームではなく、生き残りをかけた死にもの狂いのものだ。本当の死活問題である。つまり、最後の生存競争であり、それで命をかけてデモを実行した。実際に多くの人々の人命が失われた。今後は、こういう革命は、全地球規模で起きるだろう。もはや国家の権威とか、特権とか、そういうものにこだわっている時期ではない。地球国家、地球連邦、地球同盟のようなものを構築しないといけない時期だ。現在の国連はそれに似ているが、今の国連では、まだ国のエゴが野放しにされすぎている。もはや国家の消滅を実現し、地球政府樹立の時期なのである。当然ながら、それは、各国の権力者が、猛反発するだろうし、戦争が起きるかも知れない。だが、それをしないと、どちらにしても、地球は滅びるのだ。エゴを守って滅びるか、エゴを捨てて生き残るかだ。
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