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食物と消化について大まかなお話をしてみます。
私が食事をすると、口の中で食物は細かく砕かれながら、唾液が加えられます。
食物は食道を通り、胃に入ります。
胃の中では胃液が分泌されます。
さらに食べ物は胃から小腸へと運ばれて消化液が分泌された後、
小腸内壁から食物の栄養分が吸収されます。
食物が小腸から大腸に入ると、
大腸内壁から水分が吸収されて、
排泄されます。
栄養分は、心臓から送られる血液によって、体中の細胞へと運ばれて、
細胞は健康な状態を保ちます。
食事のときの体の内部で起きている消化機構について詳しく知れば知るほど、
体の各器官を制御している知性が、ますます高度な知性であることがわかります。
食事が終わり、食物が消化されるとき、わたしはといえばテレビをみたり、
おしゃべりしたり、居眠りしたりしているだけです。
食物の消化過程は、私の意志とはまったく独立して働いていることがわかります。
食物を消化するとき、体の各器官は常に最適な状態に制御されており、
体の各細胞は常に健康な状態に保たれています。
このように、私の意志とは別に、
独立して存在する賢い知性によって、
私の体の各器官は、制御されていることがわかります。
その知性は、私が生まれてからずっと、ひと時も休まずに、
私の体を守り、健康な状態に保ってきてくれました。
心臓は毎日動いています。
私が寝ているときも起きているときも、生まれてからずっとそうなのです。
私が努力して生きようとしているのではなく、
私の意志とは別に独立した知性があり、私を生かしてきたのです。
これは、私が自分で生きているのではなく、生かされていることを示しています。
何故なら、私の体を健康にするにはどうしたらいいか知っているこの知性は、
もしも、万一私の心臓を止めようとすれば、
直ちに心臓を止めることもできるはずであり、
心臓が停止してしまえば、私は死んでしまうからです。
私が今生きていて、体の中の知性が、私を健康に保ってくれていることから、
体の知性は私を生かそうとしていることがわかります。
体を健康に保っている、この知性は、ずっと私を守ってきてくれました。
今日まで私を生かしてくれたのです。
すなわち、私は生かされてきたのです。大切に守られてきたのです。
この体を制御し、健康に保つ知性のことを、私は神と呼んでいます。
言い換えると、私の命のことを神と私は呼んでいます。
私を守り健康にしてくれる高度の知性をもつ命は、愛です。神です。
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