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−元はと言えば当家の経済状態によるもので、大っぴらには言えない事ながら…−
あっ、申し遅れてしまいましたが、私は最近テレビを見ていません。
当家のテレビ、4月の半ば頃突如壊れて映らなくなってしまったのです。その半年ほど前にも、なぜか10chだけ映らなくなり、『ちょうどいいや。「報道ステーション」のあの気色悪い古館伊知郎らの顔を見なくて済んで…』と変に慰めていたものでした。
何と言ったって、当家のテレビ、今から10年以上前製造のアナログオンボロテレビだったのです、ハイ。
全面的に見られなくなって当座困ったのは、何よりも福島第一原発事故そして政治的動向がリアルタイム映像で見られなくなったことでした。3・11大震災以降は、ТBSの『NEWS23クロス』の報道姿勢を(私なりに)買っていただけに、同番組が見られないのが残念でした。
それと惜しいと思ったのは、NHK総合の教養系番組やNHK教育の深夜の各“高校講座”などが見られなくなったことです(同講座は、私にはけっこう面白かったのです)。ちなみに、NHK(日本偏向協会−植草一秀先生命名)のニュース・報道番組は、それまでも滅多に見ていませんでした。
しかし“慣れ”というものは奇妙なものです。3日経ち、1週間経ち、1ヵ月経ちしているうちに、テレビを見ないことが当たり前になっていったのです。
そう言えばこの感覚、憶えがあります。以前『私は大新聞を読みません』記事を公開しました。私は2003年の米国中心のイラク戦争中、それまで長く購読していた朝日新聞を止めました。
朝日新聞は、私が二十歳を過ぎた昭和40年代半ば頃から、欠かさず購読してきました。何しろビールや洗剤と言ったお決まりの景品をほとんどもらうことなく、30余年購読し続けたのです。こんな有難い購読者もいなかったはずです。
しかしその時スパッと止めました。米国の戦争があたかも「正義の戦争」であるかのように全肯定していた朝日の報道姿勢に、とことん嫌気がさしたからです。長年購読してきた私からすれば、「朝日よ。お前もか !」と、裏切られた気分になったのです。
やはり朝日新聞を止めた時にも、政治記事や社説は別として、天声人語、識者の解説欄、読者の声欄、夕刊の文化欄なとが読めないことが辛く感じられました。しかし日が経つにつれて、新聞を取っていないことが当たり前になっていきました。
今回テレビでもそれと同じことが起こったのです。
そんな私ですから、ただ今「地デジ移行」の状況がどうなっているのか、まるで知りません。予定通り7月から移行するのでしょうか?もし予定通りだとしても、テレビはアナログ(ついでに私の頭もアナログか?)、それすら故障で映らないのですから、今の私にはまったく関係のない話です。
それに地デジになると、チャンネルがやたら増えるんじゃなかったっけ?そんな“ガラクタ情報”をせっせと詰め込んでどうすんだよ、というのが率直な感想です。
当ブログを定期的にご訪問の方々は先刻ご承知のとおり、私は時折り時事問題を扱っています。そこで必要となるのが、リアルタイムの政局などの情報です。しかし上記の次第で、大新聞やテレビからの情報は入手できません。
そこで今現在のもっぱらの情報入手先は、夕刊紙『日刊ゲンダイ』と「ネットニュース」が主体です。特にネットニュースの方は、なるべくこまめにチェックするようにしています。これで七・八分はカバーできるようです。
後は、植草先生の『植草一秀の「知られざる真実』や『阿修羅掲示板』に投稿された各記事、その他の名だたるサイトの記事ですね。はっきり申し上げて良質なネット情報からは、大新聞・テレビなどの世論誘導目的の偏向、歪曲に満ちた情報より、ずっと精度の高い核心的情報が得られます。たまにコンビニで、各週刊誌をパラパラめくることもあります。
これらを参考に、後は私独自の視点などを加味して、「ハイ、出来上がり !」です。ただし浅学非才な私の瓦版的味付けが、「旨い(うまい)か不味い(まずい)か」は保証の限りではありません。
ともあれ現下の私は、これで“大新聞+テレビ”という、いわゆる我が国独特の「クロスオーナーシップ」の悪しき呪縛から脱け出した形となりました。
「感想」ですか?いやあ、実に爽快な気分ですよ。皆様もテレビなどぶっ壊して、この爽快感お味わいください(笑)。
【注記】 文末の「クロスオーナーシップ」とは、朝日、読売、産経などの同一資本が、新聞社とテレビ局両方に資本投入している経営形態のことです。それによって、テレビ朝日や日本テレビなどの報道は、親会社の朝日新聞社や読売新聞社の方針に大きく規定されてしまうわけです。
政権交代後の小沢・鳩山体制では、我が国独特のこの悪しき制度見直しや、現在の少数メディアによる電波独占を改める「電波オークション」、「記者クラブ制度の廃止」などの、メディア改革も目指していました。小沢一郎元代表、鳩山由紀夫前首相が、大マスコミから集中砲火を浴びたのは、これも大きな要因だと思われます。
なお我が国の各新聞社には、かなりの比重で米国ユダヤ資本が入り込んでいます。
(大場光太郎・記)
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