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森田実の言わねばならぬ【430】
平和・自立・調和の日本をつくるために [430]
《今日の論点(1)》大マスコミは菅首相をめぐる与野党間および与党内の政治的対立に対し公平・中立の立場をとれ!/東京の大マスコミとくに地上波テレビがいっせいに菅政権擁護を始めたのはなぜか?/テレビは「福島原発事故が収まっておらず、震災からの復旧・復興が進んでいないときに首相を取り替え、政治空白をつくるのか?! しかも、受け皿もないのに首相を取り替えるのか?!」の大合唱を始めたのはなぜか?/いつか来た道(小泉郵政改革)をまた繰り返すのか (森田実の時代を斬る)
「歴史は繰り返す」(ツキジデス)
東京の地上波の大テレビ局の解説者やキャスターが菅首相擁護の大合唱を始めた。いっせいに同じことを叫び始めた。
「政治空白をつくっていいのか?! こんなとき衆院を解散して総選挙をやっていいのか? 受け皿も決まっていないのに、どうして首相を取り替えようとするのか?!内閣不信任決議案は出すな!」
尋常ではない。テレビのキャスターと解説者が、露骨に菅政権を守ろうとして同じことを絶叫しているのはじつに異常である。
2005年、当時の小泉純一郎首相による郵政解散のとき、東京の大マスコミはいっせいに小泉首相を擁護し、支持した。その結果、小泉首相は大勝し、郵政は民営化された。しかし、大マスコミとくにテレビの政治への過度の関与に対して強い不信が残った。「テレビは政治に対して中立的でなければならない」との声が、国民の間に広がった。テレビを中心とする大マスコミが小泉内閣を露骨に支持し、政治権力の手先の役割を果たしたことは、テレビ・大マスコミの公共性を疑わせた。多くの国民は東京のテレビが政治権力の一部だと見るようになった。
しかし、いままた東京のテレビは政権支持の大キャンペーンを打ち出し始めている。
多くの国民は、菅首相の政治に強い不満をもっている。大多数の国民は「菅政権そのものが政治空白だ」と考えている。さらに「ダメな首相では復旧も復興も原発問題もやれない」「菅首相は辞職すべきで解散すべきではない」と考えている。
政界における菅首相をめぐる対立は、国民の中の意見の違いを反映している。こういうときは、マスコミは一方の側、とくに政治権力の側に立つべきではない。政治権力に加担すべきではない。マスコミは政治権力とくに菅政権のような反国民的政権の手先になってはならない。
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