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日テレ報道番組で放送倫理違反…BPO委が断定
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20110531-OYT1T00985.htm?from=main5
2011年5月31日20時58分 読売新聞
放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会(川端和治委員長)は31日、日本テレビが1月に放送した報道番組「news every.サタデー」の特集「ペットビジネス最前線」を、放送倫理違反と断じた意見書を公表した。
意見書によれば、1月8日放送の同番組は、ペットサロンとペット保険を取り上げるにあたり、それぞれの会社の社員を利用客として登場させた。番組を担当した、制作会社の派遣スタッフであるディレクター(31)は、社員と認識しながら「社員であっても利用者であることには違いない」と判断したという。
こうした経緯について、意見書は「報道機関の社会的使命に背く行為と言わざるを得ない」と判断。その上で、問題の背景として〈1〉ディレクターの報道意識の希薄さ〈2〉スタッフ研修の不十分さ〈3〉年長の上司らと若手スタッフとのコミュニケーション不足――などを指摘。同局に職場環境と人間関係の改善を促した。
日本テレビ総合広報部は31日、「事件発覚後に報道局ではスタッフ自らが『自分ならどうするか』という視点からの議論内容と集約意見を総括文書にまとめた。意見書を真摯(しんし)に受け止め、チェック体制の一層の強化と放送倫理向上のためのさらなる研修に取り組む」とのコメントを発表した。
◇
「ペットビジネス最前線」報道に対する
BPO放送倫理検証委「意見」について
本日、放送倫理検証委員会の意見書が通知・公表されました。「真相報道 バンキシャ!」誤報問題以降、報道機関としての信頼を取り戻すために、日本テレビ報道局が取り組んできた再発防止策が、結果的にスタッフの隅々にまで完全に浸透していなかったことは、委員会のご指摘の通りであります。
今回の事案発覚後、報道局ではこれまでに各取材部門、番組制作部門のスタッフ自らが、今回の問題を自分の仕事に置き換えて、「自分ならどうするか」という視点からの、いわゆる「ボトムアップによる再発防止策」の策定作業を試み、各部門の議論内容と集約意見を社内総括文書にまとめました。
日本テレビ報道局では本日の意見書を真摯に受け止め、今後全スタッフに意見書内容の周知徹底を図ると共に、
(1)取材及び番組制作におけるチェック体制の一層の強化
(2)今回の事例を踏まえた、放送倫理向上のための研修の更なる拡充
の諸施策に迅速に取り組んでまいります。
2011年5月31日
日本テレビ放送網株式会社
http://www.ntv.co.jp/oshirase/110531_oshirase.html
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