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「これは「デマ」という言葉を用いた”印象操作”記事であろう・・・」
その通りですね。政府や東電に都合悪い情報はデマで片付けるが、これまで情報隠しやデータ捏造をして来たのはどちらだろう。
暗黒夜考から
http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/c1fd8b9e90daf32fe5054f01cdc47047
■「もんじゅ」巡るネット上の騒動を「デマ」と報じるマスゴミの愚
2011年05月31日 | Weblog
(転載開始)
◆「白煙上がった」「半径300キロ内壊滅」 「もんじゅ」巡るデマ騒動相次ぐ
J-CASTニュース 5月29日(日)18時42分配信
福島第1原子力発電所の事故に終息のメドが立たないなか、今度は高速増殖原型炉「もんじゅ」への懸念が高まっている。
過去に何度もトラブルを起こし、今は原子炉容器内に機器が落下したまま運転がストップした状態だ。
そのせいか最近、もんじゅに関してネット上で騒ぎが相次いだ。出所不明の資料に基づいた「デマ」も広がった。
■煙の正体は蒸気「放射性物質含んでいない」
「もんじゅから白い煙が上がっている」との情報がツイッター上に出始めたのは、2011年5月28日午前。
もんじゅを運営している日本原子力研究開発機構(原子力機構)では、ウェブサイト上で15分おきにもんじゅの外観のパノラマ画像を更新、公開しているが、それを閲覧した人が「異変」を発見したのだ。
ネット掲示板には、更新されたパノラマ画像が張り付けられたが、午後になっても白煙が出続けていた様子が分かる。
ツイッターでは「いよいよやばいの?」「絶対に起きてはならない事が起きているのかもしれない」と、事態を恐れる投稿が書き込まれ、中には「拡散をお願いします」と情報を広めようとするユーザーまで現れた。
結局この白煙は、トラブルではなかった。
原子力機構は煙について「ボイラーから放出されている蒸気で、放射性物質を含んでいない」と説明。
サイト上でも「異常ではありません」と呼びかけた。
もんじゅは1995年、ナトリウム漏れによる火災が発生し、運転を停止。2010年5月に運転を再開したが、同8月には核燃料の交換の際、原子炉容器内に機器が落下する事故が起きていまだに引き上げられないでいる。
不始末続きのうえ、福島第1原発の事故で誰もが神経質になっているときに起きた「白煙騒ぎ」に、大勢の人がつい飛びついてしまった格好だ。
■出所不明の「もんじゅ被害想定マップ」
しかし、その数日前に起きた騒動は少々悪質だ。
5月23〜24日にかけて、ネット掲示板に「もんじゅ被害想定エリア」なる画像が出回ったのだ。
ネットの地図サービスを利用したと見られる画像は、日本地図の上に、もんじゅのある福井県敦賀市に目印が打たれ、そこを中心に半径300キロ圏内を示す赤い円と、半径600キロ圏内を示す青い円が描かれている。
地図の左下には、半径300キロ圏内は「壊滅的被害」として、「24時間以内死亡/即死」と刺激的な表現が踊る。
この円内には大阪や名古屋、紀伊半島全域や四国東部、伊豆半島の東側まで含まれている。
また、東京や福岡は半径600キロ圏内となり、ここも「72時間以内死亡率50%」と書かれている。
画像がネットに出回るにつれ、「どこにも逃げられない」「諦めるときは諦めなければいけないのか」と嘆く投稿がツイッターに寄せられた。
一方で、「このマップのソースが分からない」と冷静に考える人も少なくなかった。
実際に画像の出所は不明で、画像を見る限りでは「想定エリア」も被害の内容も根拠が一切示されていない。
その後、元画像自体が削除されてしまった。
もんじゅに対して人々が抱える不安が、「デマ」によって増幅されてしまったようだ。
(転載終了)
これは「デマ」という言葉を用いた”印象操作”記事であろう。
そもそも「デマ」とは、「デマゴギー(Demagogie)」の略語で、直訳すれば「扇動(せんどう)」、一般的には「何らかの意図を持って流布される偽情報」の意である。
「もんじゅ」に関して言えば、多くの国民が「万一があれば大変なことになる」ことを不安に感じているのが実情であり、今回の騒動はそういった不安からくる「軽いパニック症状」的なものであって、何かを意図してガセ情報を流したものではない。
そもそもその手のデマを流すのは、情報弱者たる一般市民ではなく、情報の隠蔽をはかる国家権力とそれに与する者と考えるのが自然であろう。
上記記事にて指摘されている「もんじゅ被害想定マップ」については、多少の”行き過ぎ”はあるにしても、このような情報に皆が必死に耳を傾けるのも、元はといえば、国家権力やマスゴミが”事の真相”を隠蔽してきたことによる”不信感”がその根源である。
即ち、政府発表もマスゴミ報道もまったく信用できないということに気づき始めた国民が、自ら情報を模索するようになったということである。
にも拘らず、これを安易に「デマ」と報じて論点をズラすその報道姿勢は、まさに糞マスゴミの十八番中の十八番である。
上記記事中にて、先日の「白煙騒ぎ」について、「不始末続きのうえ、福島第1原発の事故で誰もが神経質になっているため、大勢の人がつい飛びついてしまった格好」と評しているが果たしてそうであろうか?
そもそもこの記者は、「原子力機構」の発表が100%正しいことを前提にこのようにコメントしているが、福島第1原発事故における東電や保安院・御用学者等、一連の”原発利権村”の連中の発言が一切信用できないからこそ、多くの国民がネット上に”事の真相”を求めていることにまったく気がついていない点で問題外である。
「原子力機構」の発表を鵜呑みにして「デマ騒動に気をつけろ」などと言われて、誰がこれを何の疑いもなく信頼できようか?
あと、ついでに言うと、上記記事ではネット上に流れた「もんじゅ被害想定マップ」をして、「出所不明で根拠が一切示されていない」と断じているが、それを言うなら、政府が頑なに固持している「20キロ圏の”危険区域”」も同様、根拠も何も明確な説明などなされていないではないか。
上記記事の記事元である「J-CASTニュース」は、朝日新聞系の週刊誌「AERA」の元編集長が立ち上げた”ミドルメディア”(大手新聞と週刊誌の中間)的ニュースサイトである。
独立系なら独立系らしく、もっと体制に唾を吐きかける勢いの記事でも飛ばせばよいものを、国家権力や大手マスゴミに迎合するような記事を書いて何がしたいんだか、ハッキリ言って意味不明である。
まあ、独立したとは言え、元朝日新聞の蜷川真夫が立ち上げたものであり、蜷川真夫自身があの忌わしき文藝春秋から著書(『ネットの炎上力』)を出している時点で「その正体見えたり」といったところであろう。
話を元に戻すと、ここ最近、多くの国民の関心が「もんじゅ」に向きつつある。
この国民意識自体、個人的に非常に喜ばしいものと感じている。
少しずつではあれど、国民が国家権力に騙されてきたことに気づき始めている”1つの兆し”と考えられるからである。
フクシマという重篤な危機に瀕する中で、”プルトニウム爆弾”とも言える「もんじゅ」における原子炉容器内への炉内中継装置落下事故の成り行きを注視するのは、至極自然な反応である。
政府やマスゴミによる、「国民のパニックを回避するため」という名目での”情報隠蔽”はもうたくさんである。
これまで何度も失敗してきた、炉内中継装置の引き抜き作業に再び取り組もうという今、マスゴミこそが率先してこれにスポットライトを浴びせ、多くの国民と共にその成り行きを見守る(祈る)のが真に求められるジャーナリズムである。
まあ、腐り切った日本のマスゴミにそれを期待するのはまず無理であろうが、我々国民は目を凝らし、耳をダンボにしてこれに注視すべきであろう。
※参考1「『もんじゅ』という名の”原発利権”に塗れた破壊兵器」
※参考2「続・『もんじゅ』という名の”原発利権”に塗れた破壊兵器 〜6月に中継装置引き上げ再開へ〜」
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