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内山読売社長退任へ 渡邉会長の狙いは自分以外の若返り
http://bunshun.jp/shukanbunshun/thisweek_int/110602.html
週刊文春2011年6月2日号「THIS WEEK マスコミ」
「次の社長は誰か。これが今、社内の最大関心事です」(読売新聞関係者)
読売新聞グループ本社の内山斉社長(76)が、健康上の理由から日本新聞協会の会長職を退任する意向を表明したのは四月二十日のこと。
「内山さんは、〇九年六月から協会長に選任されており、会長職は慣例で二期四年務める。この時期に辞めるのは、読売の社長からも退くということでしょう」(同前)
内山氏といえば地方部記者出身の社長で知られる。
「読売でアルバイトをしていた日大生の内山さんを、政治部記者だった渡邉さん(恒雄・グループ本社会長兼主筆)が誘ったことで入社。地方部長や制作局長を歴任し、社長まで上り詰めた。今回の人事、渡邉さんの狙いは内山さんを退任させ、経営陣の若返りを図ることなのです」(同前)
そこで浮上したのが、現・東京本社専務取締役の白石興二郎氏の昇格だという。
「今年六十五歳で、現在論説委員長を務めています。政治部出身で、田中派を担当してきました。四十代前半でハーバード大学国際問題研究センターに留学。帰国後、政治部デスクから論説委員になっており、政治部長を経験していません。しかし、論説委員は渡邉さんの意向を直接聞く立場。それだけ渡邉さんに目をかけられていたともいえる。出世欲が強かったわけではなく、仕事の合間に皇居周辺をジョギングしたりもする。経営者の資質を評価されての抜擢でしょう」(同前)
別の読売関係者が解説する。
「順当な人事なら現・東京本社社長の老川祥一氏がグループ本社社長に就任し、その後任として白石氏が東京本社社長に就く。ただ、老川氏は今年で七十歳。先日、日本テレビが読売新聞出身で六十歳の大久保好男氏を新社長に昇格させる人事を発表したばかり。グループの若返りを図るため、老川氏は第一線から退き、白石氏がグループ本社と東京本社の社長を兼任するのではないかと見られています」
渡邉氏は『文藝春秋』六月号に掲載された随筆で、日本テレビ会長だった故氏家斉一郎氏を偲び、「私は彼の残してくれた業績を守り、息絶えるまで経営の鬼となろうと覚悟している」と書いた。今回の“若返り人事”の例外が、今年八十五歳のナベツネ氏であることだけは確かだ。
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