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(回答先: 佐藤優氏 テレビ出ないのは「テレビの取材文化が嫌い」だから(SAPIO2011年1月26日号) 投稿者 SOBA 日時 2011 年 1 月 20 日 15:47:05)
月刊誌「新潮45」で、佐藤氏は「外務省につぐ」なる連載記事をかいている。2011年2月号では「ウイキリークスが日本に仕掛けたインテリジェンス戦争」と題して、ウイキリークス情報とそれがもたらすやもしれぬ国家間の新たな不安定を論じている。
この記事の締めくくり部分で、現時点でのウイキリークスの情報分析力に触れている。現状ではその能力は十分でなく、それを既存のメディア、具体的には英国のガーディアン、フランスのルーモンドに情報の価値付けをしてもらっているという。五千を越える日本の情報が、未だ少数であるのは、日本に関する情報の精査をできるメディアなり、人材がいないからだと書いている。
国家の安定に無頓着な、しかし、こうした情報の精査ができる人材として以下のような人物をあげている。「外務省で大使まで歴任しながら、組織に対する恨みと反米感情に凝り固まっている人を見つけること以外に、日本でそうした人材を得ることはむずかしい」と。
佐藤氏の頭にあるのは天木直人氏であろうか。天木氏は米国のイラク侵攻に日本が加担するのを止めさせるべく、小泉氏にしかるべき進言を大使としてなさった。その結果大使職を馘首され、外務省への恨みを持つにいたったのであり、佐藤氏の書き方は、はなはだ不正確、ないしは悪意に満ちた書き方といわねばならないだろう。
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