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1.またもめたNHK会長人事
2011年1月24日に任期切れとなる福地茂雄(アサヒビール出身)NHK会長の後任人事を巡っておおもめしています。当初、安西祐一郎・元慶応塾長に内定との情報がマスコミに流されました。ところが、その後、一転、白紙になってしまいました。いかなる世界でも人事は非常に微妙であり、決定前に、マスコミリークされること自体が問題です。このサプライズは、何かとんでもない舞台裏があるということです。
NHK会長人事権を握るNHK経営員会は、安西氏に対して実に失礼な対応となってしまいました。よほどのことがあったとみられます。似たような事例は、2004年、NTTドコモ社長人事でもみられました(注1)。
さて、本ブログのテーマは米国戦争屋とそのポチ・悪徳ペンタゴン日本人ですが、NHK会長人事は、以前から、米戦争屋の謀略部隊CIAのターゲットだったのではないかとにらんでいます。それは、80年代末、島桂次NHK会長時代に遡ります(注2)。島会長失脚後、90年代後半から2000年代にかけて、島会長の派閥であった海老沢勝二会長時代にNHKにて不祥事が噴出、その後、会長ポストがNHK外の人材に奪われて今日に至っています。そして今、アサヒビールの福地氏がNHK会長です。
なお、上記、米国戦争屋およびそのロボット・悪徳ペンタゴンの定義は、本ブログのNo.225の注記をご覧ください。
2.NHK会長はなぜCIAから狙われるのか
現代の読売・日テレグループは、戦後、CIAによって、米戦争屋の極東プロパガンダ戦略のために誕生したことは周知の事実となっています(注3)。戦前からあった国営放送局NHKを、戦後日本をステルス支配する米戦争屋はなんとか、その支配下に置きたいと考えていたのですが、簡単にいかず、その対抗策としてCIAは日テレの整備に注力したわけです。それ以来、NHKは米戦争屋ジャパンハンドラーからみて、常に攻略の対象であったと考えられます。戦後のNHKは、国民から受信料を半強制的に徴収して経営されていますから、今は国営放送局ではないものの、世界に類を見ない国民放送局となっています。したがって、NHKは国民利益のための放送局であるべきなのです。ところが、戦後、自民党および郵政省(今の総務省)が、NHKを配下においてその経営に介入してきました。結局、国民がNHKに払う受信料は事実上、税金に等しいわけで、NHKは国民放送局の体裁をとりながら、事実上、国家放送局に成り下がってしまっています。
プロパガンダをことさら重視する米戦争屋ジャパンハンドラーは、このNHKの体制が非常に気に食わなかったのです。なぜなら、国民放送局の体裁をとっているNHKが、もし本来のミッションを実行するならば、NHKは、米戦争屋による対日ステルス支配の実態を国民に暴露することができるからです。国民から受信料をとっているのだから、国民の利益を守る義務がNHKにはあります。したがって、米戦争屋(=CIA)は、NHKが本来のミッションを実行するのを非常に恐れたわけです。
3.米戦争屋の脅威になったNHKのハイビジョン技術
そのNHKは安定収入に恵まれ、その豊富な資金をハイビジョン技術開発投資に回します。そして、世界一のハイビジョン技術を完成させ、それを世界標準にしようと企て始めたのです。しかしながら、これは許せないと、米戦争屋ピカいちの謀略家・ロナルド・ラムズフェルドなどから、NHKが攻略ターゲットにされました(注4)。今年7月から始まる地デジ放送(時代遅れ技術)は、日米画像技術覇権競争における敗戦の結果です。日米技術覇権戦争の日本敗戦のツケを全部、国民に押し付ける暴挙です。
いずれにしても、CIAはNHKを攻略するため、80年代末以降、さまざまな謀略工作を行ってきた疑いが極めて濃厚です。
さて、悪徳ペンタゴン日本人の代表であった竹中氏は、2000年代半ば、小泉政権末期、総務大臣を務めていますが、米戦争屋ジャパンハンドラーから、NHKを民営化するよう求められていたと思われます。しかしながらNHKの抵抗が強く、簡単には行きませんでした。そこで、いろんな工作が行われ、海老沢会長を辞任させ、紆余曲折の後、ついにNHK会長が外部から来るようになったということです。戦争屋の狙いは、NHKを完全支配することです。
80年代末、ラムズフェルドなど米国技術覇権主義者からさんざんひどい目に遭ったNHK(注2)は、終戦特集などで、日米戦争の実態に迫るなど、米国人ジャパンハンドラーの神経を逆なでする番組を放映していましたが、小泉政権時代、郵政民営化のすさまじさを観て、震え上がり、読売ナベツネ(悪徳ペンタゴン日本人の頭目)に従うようになりました。2001年の9.11事件直後に起きたNHK長谷川浩・解説委員主幹の変死事件(注5)は、NHK幹部を震え上がらせるキッカケとなったと思われます。この時期、NHKはまだ対米隷属ではなかったのです。
謀略に嵌められたNHK海老沢会長に至っては、辞職後、あろうことか、ライバルであった読売新聞顧問になっています、なんということでしょうか。こうして、NHK幹部はナベツネの支配下に組み込まれ、今日の情けない反国民的NHKとなり下がったのです。
4.NHK新会長ポストに安西氏を推したのは読売だった?
2011年1月13日付け、日刊ゲンダイによれば、上記、安西氏をNHK会長に推したのは、日テレ・氏家会長子飼いのNHK経営委員であったと報道されています。安西NHK会長就任白紙サプライズをスクープしたのは朝日でしたが、日経では西室東芝元社長(現・慶応評議員)の名が出ていました。西室氏は、GE経由にて、米戦争屋ボスとコネをもち、ボスからの信頼の厚い日本人のひとりです、そして同氏は東芝を世界的寡頭勢力(戦争屋および銀行屋)のインナーサークルに入れた立役者です。だからビル・ゲイツ(世界的寡頭勢力のオモテの顔)が東芝に来ているわけです(注6)。
これらのマスコミ情報や本ブログの過去ログを総合すると、NHK会長ポスト←安西←慶応←西室←氏家←ナベツネ←米国人ジャパンハンドラー←米戦争屋ボスと見事に一線上に並びます。非常にわかりやすい米戦争屋対日ステルス支配構造の事例です。ところが、安西NHK会長シナリオが白紙に戻ったということは、この鉄壁のステルス支配構造に横やりが入ったということを意味します。
さらにこの人事案には伏線が敷かれています。それは、2010年9月の菅改造内閣にて、片山義博・慶応大教授が、唐突に、NHK監督官庁・総務省の総務大臣に入閣しています。片山氏を慶応に迎えたのが、安西氏ということです。要するに、NHKは挟み撃ちに遭っているのです。
この唐突人事から、菅政権は、完全に米戦争屋のステルス支配下に入ったことが証拠付けられます。
蛇足ですが、日銀(米国FRBの事実上の日本支部)の発行する一万円札が、絶対に“天皇陛下”(日本国家の象徴)ではなく、福沢諭吉(慶応設立者で脱亜入欧論者)なのは、米戦争屋ボス(FRB幹部人事権を握ってきた)独特の対日プロパガンダであるとみなせます。
5.NHKにアンチ戦争屋日本人潜伏か
さて、上記、安西NHK会長人事白紙サプライズの意味するところ、それは、上記、鉄壁の米戦争屋による対日ステルス支配の構造に挑戦した勢力が日本に存在しているということです。
マスコミ報道から推測すると、この勢力は、NHK内部の人間のようです。それならば、会長ポストを奪還してNHKの既得権益を死守する決死の籠城部隊ということでしょうか。
ちなみに、安西氏が慶応塾長時代、大学基金の運用にてハイリスク金融商品に手を出し、米国発の世界的金融危機の勃発により、数百億円の運用損を出したと2009年、マスコミ報道されています。新自由主義信者・竹中慶応大教授の勧めだったかどうか、定かではありませんが・・・。この事実は、安西氏にとって、風評(上記のNHK決死隊が流したものか?)の絶好ネタにされます。
いずれにしても、NHKにはまだ戦争屋に楯突く部隊が潜伏しているのでしょうか。抜け目のない戦争屋は、近年のNHKのマスゴミ化(悪徳ペンタゴン化)は、読売や産経と違って、対米面従腹背であることは、見抜いていたはずです。
NHK現会長の福地氏は、会長ポストのNHKへの大政奉還を希望していると受け取れる報道も見られます。
動機は何であれ、鬼より怖い米戦争屋ボスに逆らう日本人がNHK内外に潜伏しているというのは、非常に心強い話です。1月14日に予定されている菅内閣の改造の行方が注目されます。
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/22051971.html
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