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2011年01月07日
年明けの日本・アメリカの経済見通し 〜「楽観論」満載のお馬鹿報道の嵐〜
(転載開始)
◆東京株式大引け速報:全面高に、日経平均は一時7カ月半ぶりの1万0400円台に
サーチナ 1月4日(火)15時10分配信
1月4日、大発会の東京株式市場は反発した。
大引けの日経平均株価は前営業日比169.18円高の1万0398.10円。一時、5月14日以来、7カ月半ぶりに1万0400円台を回復する場面があった。
TOPIX(東証株価指数)も反発。
昼休み時間中に、シンガポールの日経平均先物が一段高となるなど先物主導の展開に、市場では「幻のSQ値」1万0420円突破を期待する声が強まった。
上海、香港市場などが上伸しており、世界的な株高期待が強まっている。全面高商状。
2011年相場に関しては「強気」の見方が大勢となっている。
外資系証券では、「前半は循環的強気、年後半は構造的強気へのスタート地点」と位置づけ、2011年3月末ターゲットはTOPIX1000ポイント・日経平均1万1000円、2011年末ターゲットはTOPIX1200ポイント・日経平均1万3000円としている。
また、別の外資系証券も「2011年は外国人が最大の買い手となり、年金、個人、金融機関の売りを吸収。上昇率は増資の規模や件数に大きく影響されるものの、2003〜07年と同じく、2011年も典型的な株価上昇パターンとなる」としている。(編集担当:佐藤弘)
◆米S&P500種、安値から86%上昇−「ニューノーマル」とは無縁か
更新日時: 2011/01/03 11:35 JST
1月3日(ブルームバーグ):世界景気の好転と過去最高水準の企業業績を背景に、米国株は平均を下回るリターンが常識である「ニューノーマル」の予測を覆す好成績を上げている。
ブルームバーグと米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)のデータによれば、S&P500種株価指数は2010年に約13%上昇。09年3月の安値からの上昇率は86%と、比較可能な期間では1955年以来の大幅高となった。09年と10年の2年間の上昇率は、98年と99年のインターネットバブル時以来の大きさだった。ダウ工業株30種平均も年間上昇率11%で越年した。
米セキュリティー・グローバル・インベスターズで210億ドル(約1兆7100億円)相当の運用に携わるマーク・ブロンゾ氏は、「市場参加者はついに『今回の経済成長は持続可能のようだ』と言い始めつつある」と指摘。「10年末に企業利益が伸びていることが分かった。大半の市場参加者は、11年は恐らく良い年になると認めつつある」と述べた。
米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)は09年5月、財政赤字と規制強化を理由に、金融資産のリターンが過去の平均水準を下回ると警鐘を鳴らした。ロンドン・ビジネス・スクールとクレディ・スイス・グループがまとめたインフレ調整後のデータによると、米国株のリターン(配当込み)は1900年以降、年間6.2%。
10年7−9月(第3四半期)には、70%余りの企業がアナリスト予想を上回る利益を上げた。米ゴールドマン・サックス・グループのデービッド・コスティン氏は、1兆ドル余りの現金を保有する企業のデータを基に、企業のバランスシートがその資産価値と比べてこれまでで最も強固だと分析した。
ブルームバーグ・ニュースがまとめたストラテジスト11人の予想平均によれば、S&P500種株価指数は11年に1374と、10年末比で9.3%の上昇が見込まれている。08年末からの上昇率は52%に達する。
翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:東京 松井 玲 Akira Matsui Akmatsui@bloomberg.net
◆今年の米国債相場は続落基調−ゴールドマン、PIMCOなど予想
更新日時: 2011/01/03 12:17 JST
1月3日(ブルームバーグ): 米国債相場は、昨年12月に記録した1年ぶりの大幅安の基調を引き継ぐ見通しだ。米ゴールドマン・サックス・グループや米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)は2011年の利回り上昇を予想している。
市場予想によると、米労働省が今週発表する昨年12月の非農業部門雇用者数は3カ月連続で増加する見込みで、統計を控えて米国債の下げが顕著となっている。
MFグローバル・シンガポールの上級バイスプレジデント、ジェフ・ホーウィー氏(シンガポール在勤)は、「利回りは今年上昇する見込みだ」と予想。「米景気は緩慢だが確実に回復する。量的緩和の第3弾は不要だろう」と述べた。
BGキャンター・マーケット・データによると、米10年債利回りはシンガポール時間午前9時33分(日本時間同10時33分)現在、3.29%。ブルームバーグがまとめた銀行や証券会社の予想によれば、同利回りは11年末までに3.52%に上昇する見込みだ。ホーウィー氏は4%を予想している。
翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:東京 松井 玲 Akira Matsui Akmatsui@bloomberg.net
◆ドルは上昇、アジア株も6日続伸−米景気回復持続の楽観論台頭
更新日時: 2011/01/03 17:12 JST
1月3日(ブルームバーグ):3日の金融市場では、ドルが上昇し、アジア株が6営業日続伸。銅相場は過去最高値を更新した。中国で景気拡大の鈍化が示されているものの、米国で景気回復が持続し、世界経済の成長をけん引するとの楽観的な見方が広がった。
ドルは主要16通貨の大半に対して上昇。対ユーロでは香港時間午後3時15分(日本時間同4時15分)現在、1ユーロ=1.3308ドルで取引されている。昨年12月31日は1.3384ドルだった。MSCIアジア太平洋(日本除く)指数は0.9%高の483.17で、このままいけば昨年7月以来の連続高で取引を終える。
韓国総合株価指数は終値ベースの過去最高値を更新。ユーロ・ストックス50種株価指数先物は0.7%高。S&P500種株価指数は0.2%高。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先物は一時、1ポンド=4.4925ドルと最高値を付けた。
翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:東京 松井 玲 Akira Matsui Akmatsui@bloomberg.net
(転載終了)
「開いた口が塞がらない」とはまさにこのことであろうか。
上記にて取り上げた記事を読んで頂いたとおり、年明け以降、マスゴミの流すニュース・記事は、日米の今後の経済見通しについて、「楽観論」のオンパレードである。
特にブルームバーグの松井玲なる記者によるアメリカ経済”ヨイショ記事”の連発は、あまりに”露骨”であり、明らかに”確信犯”であろう。
しかしながら、上記記事などは数多く報道されているニュース・記事の中のほんの一部である。
マスゴミや御用アナリストらは、一体、何の根拠を持ってこのような「楽観論」に終始するのであろうか?
繰り返しになるが、アメリカ経済の窮状は何ら解決されたわけではなく、そのアメリカに隷属し大量の米国債を抱える日本も”その時”は一蓮托生である。 個人投資家の方は、マスゴミ・腐れ証券会社・御用アナリストらの口車にくれぐれも騙されないように注意が必要であろう。
アメリカ経済の実態については、以前のエントリーにて度々指摘しているように、金融工学を駆使した”レバレッジ投資”により、その損失学は天文学的数字に達しており、もはや”死に体”である。
その実態は、FRBによる米ドル紙幣の刷り散らかしによる”緊急輸血”により”延命”されているだけであり、その病巣が取り除かれた訳でも何でもないというのが実情である。
死を間近に控えた”末期患者”の病状がたまたま今は安定しているように見えるだけのことであり、このことをもってして「楽観論」を垂れ流すことは「偽証罪」ものである。
個人投資家を騙し、安心させて、株式や債券への投資を促し、ある時一気に”売り崩し”を仕掛けて個人資産を収奪する「いつもの構図」である。
まさに副島隆彦氏の指摘する「日米抱きつかれ心中」の図式である。
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