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多事争論 −ニュースの優先順位はマスコミが作る?
拙ブログをご覧になる方はご存知かもしれませんが、自分は民主党は余り好きではありません。
でも最近のマスコミの姿勢は、やはり好きになれませんし、鳩山内閣をもっとまともに評価してほしいと思います。
2つ例を挙げましょう。
【鳩山ぶら下がり】小沢氏「二度と出てこない政治家」(14日夜) (From MSN産経ニュース)
【ハイチ地震】
−−ハイチで大地震があり甚大な被害が出ているようだが、受け止めは
「はい、また、このハイチの大地震に関して多くの人命が失われたこと、心からお悔やみを申し上げたいと存じます。また、行方不明の方もたくさん出ておられるようです。早く、生きて救出されるように期待をしたいと思っておりますし、また、多くの方々がけがをされておられる。心からお見舞い申し上げたいと思います。私どもとすれば、このように、まさに人が大きな地震に見舞われるということ、そのことによってこの国自体が大変な状況になっていると思いますから、日本として何ができるかということを早急に考える必要があります。その意味で、まずは6名の方を、外務(省)、防衛(省)、そしてJICA(国際協力機構)の方々を派遣をして、日本として早急に何ができるかを決めてまいりたいと思います。資金的な援助とか、あるいは物資的な援助も当然、すぐに行ってまいりますけども、さらに相当被害が大きいことが予想されていますので、世界の協力の中でですね、ハイチの国民のみなさんの命を救うために全力を尽くして行っていきたいと思います」
(後略)
産経新聞のサイトは、インタビューをまとめることなく全文載せてくれるから好きです。とは言え産経だけに、記事の論調は小沢さんを擁護したみたいな話になっていますが。
このぶら下がりの時に一番最初に出ているお話しは、ハイチの大地震であり、それに対して「人を大切にする」と標榜している鳩山首相が話しているのに、ここの部分は他のマスコミに至っては殆ど無視されて、小沢さんの問題ばかり取り上げていました。それで次のニュースは「ハイチの大地震でアメリカ、ヨーロッパ、中国から(日本は入っていません)支援隊・物資が続々と到着しています」とやっているんだから・・・。
続いては、石川議員逮捕を受けて自民党の河野太郎議員のコメントも何だかなあといった感じです。朝のニュースを見ていたら、殆どはこんな論調でした。
自民党の河野太郎議員は「(進退は)小沢さんが判断されるべきことだと思いますし、このまま何もしなければ、世論というのは当然、小沢さんに何らかの行動を求めるようになってくると思いますので」と述べた。
(From FNNニュース)
でもテレビ朝日は民主党を応援しているが故ではあるんでしょうが、その前後に言っていたコメントも紹介していました。うろ覚えなので(つまり掲載しているサイトがANNを含めて無いのです)正確ではありませんが、趣旨はこういった感じです。
「こうやってお互いスキャンダル合戦をしていても仕方がない。それより政治の本来の役割を果たすように努力すべきだ。」
確かに小沢さんの問題も面白いでしょうし、それによって視聴率等もとれるのでしょうが、その問題より例えばハイチの支援の問題であったり、次年度予算案を含めた今後の経済の行く末であったり、外交問題とかを話すことの方が、日本という国にとっては余程重要だと思うのです。で、それなりには政治家たちも発言をしていますが、マスコミが取り上げるのは、今では小沢さん問題ばかり。マスコミの人には、本当にそれが今一番ニュースソースの中で重要だと考えているのか聞きたいです。
願わくば来週から始まる通常国会の代表質問で谷垣さんが「本来であれば、小沢幹事長のお話を聞くべきかもしれません。しかし政策こそ第一と考える我が党としては敢えてこの場でそれは問いません。それよりも我が国にとって喫緊の課題である経済問題と外交問題についてお尋ねしたいと思います。」と言って始めてくれたら、自民党を見直すんですけどね。さすがに代表質問の冒頭部はニュースで流すでしょうから、そうやれば評価する人も多いんじゃないかと思うのですが、いかがでしょうか?そうやってマスコミが勝手に作ったニュースの優先順位を、正常な形に戻してもらいたいものと思うのです。
2010年1月17日 (日曜日) 03:35 多事争論
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