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日本のメディアにとって北朝鮮報道は、新聞なら発行部数が増えるしテレビなら視聴率が取れるので「怪しげな情報」でも垂れ流すのは、常套手段なのだが韓国にとっては、一歩間違えれば本物の戦争になりかねない「命にかかわる問題」の差が表れている。
そもそも日本のマスメディアの報道姿勢が長年続けられた背景には、記者クラブや再販制度に代表される既得権益問題もあるが「日本語」という言語性も大きいだろう。
世界中で日本語を母国語としているのは、日本国だけであり日本のメディアが「捏造」を繰り返しても他国の人間は、知る由もない閉鎖性も大きいと考えられる。
そういう意味では、我々、日本人がさらに民度を上げないと日本のマスメディアは、いつまでたっても「マスゴミ」から抜け出せない事を意味している。
http://www.chosunonline.com/news/20101204000025
記事入力 : 2010/12/04 11:00:14
【萬物相】日本メディアによる「北朝鮮攻撃説」
「緊張感は残っているが、韓国を今、離れた。皆、人がとてもよく、温かかった」。米NBC放送のリチャード・エンゲル特派員が2日、簡易投稿サイト「ツイッター」に書いた言葉だ。エンゲル特派員はイラクやアフガニスタンといった紛争地域をくまなく取材していることから、「戦争開始者」と呼ばれている。北朝鮮による延坪島砲撃の直後にエンゲル特派員が韓国を訪れると、インターネット上では「イラクのように韓国でも戦争が起きると思っているようだ」と心配する書き込みが相次いだ。エンゲル特派員は「全くそうは思わないが、専門家たちは北朝鮮のほうが敵対的に出るものと見ている」と語った。
南北の状況に関する速報を世界のメディアが先を争うようにして報じている今、一部誤報も飛び出している。CNNは数日前、北朝鮮が地対空ミサイルを発射したと報道したが、その後に訂正した。韓国メディアよりも大きな扱いの記事も目立つ。ニューヨーク・タイムズは1日、「平壌は普段と変わらない」というニュースを伝えた。北朝鮮で働く国際救護団体職員の話をまとめ、平壌のムードを報じたものだ。
ルモンドは先月24日、「南北は戦争に突入したのではない」という見出しで、アジア専門家オリビエ・ギヤル氏のインタビューを掲載した。同氏は「延坪島は国防や産業施設がない。象徴的な場所だ。実質的な軍事目標ではない」と分析した。ルモンド紙は「北朝鮮は予測できない、非理性的な体制であることを立証した」と報じた。事実報道と共に充実した分析が主なヨーロッパ・メディアの特徴だ。
最近の日本メディアの報道を見ると、韓半島(朝鮮半島)では近く戦争が起こるかのように感じられる。東京新聞は、北朝鮮の人民武力省偵察総局幹部が「年が明ける前に、京畿道を目標に新たな砲撃があるだろう」との見通しを示した、と2日に報じた。間もなく全面戦争が起こるという意味だ。この驚くべきニュースの取材源は、「北朝鮮に詳しい消息筋」になっている。また、産経新聞は北朝鮮が射程距離3000キロの弾道ミサイル「ムスダン(舞水端)」を数カ月以内に発射する準備をしているとし、「韓半島情勢に詳しい消息筋」の話を伝えた。
大勢の人々の命に関する報道には、確実な根拠がなければならない。日本メディアの報道のように「駄目でもともと」式では困る。韓半島の緊張を高めることは、日本にとって得だろうか。イギリスBBCの戦争報道方針は「視聴者たちが放送を確信できなければならない」という文で始まり、うわさや憶測による報道を徹底して禁じる内容が所狭しと続く。日本のメディアは、BBCの報道方針を一度読んでみてほしい。
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