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(※投稿者前説・記事引用)
市長選当日に琉球新報が大失態 「税引き下げ」候補を引き上げ派に
2010年11月29日19時32分 / 提供:J-CASTニュース
2000票弱の「僅差」で勝敗が決まった沖縄県宜野湾市の市長選。その投票日当日、琉球新報の朝刊は、ある候補が訴えていた「市民税引き下げ」の政策を「引き上げ」と間違えて表記してしまった。この候補は僅差で落選しており、「新聞の誤表記が選挙結果に影響を与えたのでは」との指摘も一部で出ている。
2010年11月 28日投開票の宜野湾市長選は、無所属新顔で前副市長の安里猛氏(58)が、同じく無所属新顔の元自民党衆院議員、安次富修氏(54)を破り初当選した。安里氏2万3598票、安次富氏2万1742票と1856票差だった。立候補したのはこの2人だけだ。この票差は、投票総数のうち約4%にあたる。
宜野湾市長選の「僅差」敗北への影響は?
「おわび」。投開票日の11月28日14時30分ごろ、琉球新報はインターネット版で、市長選記事関連の訂正とおわびを配信した。28日付紙面で、安次富氏関連の記事の写真説明で、「市民税の引き下げや(略)などを掲げ(略)」とすべきところを、「市民税の引き上げや(略)」と「誤り」を記載したという。
一般的に増税策は不人気とされる。安次富氏を応援していた呉屋等・同市議会議員は自身のブログで同28日18時頃、琉球新報社が陣営に謝罪にきた様子を写真付きで紹介し、「大事な投票日にこのような大失態」と書いた。投票所では「記事訂正の紙」が置かれていた様子だが、「でも、誰も(置いてある訂正文には)気に留めません」と不満をもらしている。
ネット上でも「選挙妨害になったのではないか」「謝罪で済む問題ではない」などと2ちゃんねるやツイッターで話題となり、多数の批判が寄せられ、ちょっとした炎上騒ぎになった。
琉球新報社「重大なミスと受け止めお詫びを」
琉球新報社はどう受け止めているのだろうか。J-CASTニュースの取材に対し、同社は、松元剛政治部長名で次のように回答した。
「誤記につきましては重大なミスと受け止め、安次富修氏の陣営幹部の方々にお詫びを重ねることを最優先にして対応しております。選挙の結果への影響につきましては、根拠ある回答を示すことは難しく、差し控えさせていただきます」
http://news.livedoor.com/article/detail/5172678/?utm_source=m_news&utm_medium=rd
(※前説終わり・以下本文)
■琉球新報の誤報は意図的選挙妨害か
投票日の当日の朝刊で、選挙の目玉とも言える「市民税引き下げ」の公約を「引き上げ」と掲載した琉球新報の罪は、謝罪しただけですむような軽い問題ではない。
同じ間違いでも市民の懐に直接響く「市民税引き上げ」と「引き下げで」では180度違う政策であり、単なる誤記、誤植との弁解で済まされる類の問題ではない。
今後の対処いかんによっては民主主義の根幹をなす選挙制度を揺るがす問題にも発展しかねない。
今回の誤報事件は、革新候補を支援する琉球新報の意図的誤記と疑われても仕方が無い。
当選した安里候補と落選した安次富候補の票差は、わずか1856票であり、「市民税値上げ」を嫌って安里候補に投票した929人の市民が新聞の誤報と気がついて、安次富候補に再投票したら逆転するほどの僅差である。
これが新聞社の謝罪程度で済むのなら、現在の選挙制度は新聞社の嫌う候補にあからさまの妨害記事を投票当日に書いて、あとで謝罪すれば済むことになるのである。
候補者の当落なんて新聞社の恣意的的判断で、当落は思うままに操ることができるという恐ろしい事態になる。
これは新聞の選挙制度に対する挑戦、というより民主主義へ挑戦ではないか。
読者のタケ坊さんの電凸報告を引用します。
安次富候補捏造キャプション事件の報告
2010-11-29 11:18:57 タケ坊
朝から安次富候補捏造キャプション事件について琉球珍宝と宜野湾選管に電凸して事実確認してまいりました。
それによると
・安次富候補から琉球珍宝に抗議。
・琉球珍宝、宜野湾選管に投票所内でおわび文の掲示許可を求めるも公職選挙法に基づきこれを拒否。
・約 1時間後、琉球珍宝は読者あてに今回の誤報記事とウェブ発表のものとは違う簡素なおわび文を添えたA3版(A4の倍程度の面積です。)の張り紙を全投票所の敷地外に掲示することを選管に打診、選管側は了解し、琉球珍宝側は近隣住民に説明し実行された。(引用者注⇒下記★写真)
・ウェブ上に謝罪記事配信
・安次富候補、約1850票差で惜敗。
・昨日の琉球珍宝と安次富候補側の話し合いの中では一部に理解を示す関係者がいるものの、全体としては怒り心頭の模様。今後とも協議をする模様。
・読者側への調査結果や再発防止策、社内処分についての紙面での報告は現時点では全く考えてはいないが、安次富候補側との協議の中で検討していくかもしれない。
とのことでした。
クソ拭き紙にもならない琉球珍宝を廃刊に追い込め!!
★これが琉球新報の訂正告知。
投票場の敷地外に設けたこんな告知を見る人はほとんどいないし、それに筆者が投票した11時30分ごろにはまだ告知されていなかった。
筆者も電凸したが、受付に用件を伝え担当者を出せと言って担当者が出るまで2分近くも待たされた。おそらくはたらい回しされていたのだろう。
結局担当者が不在とのことで、「謝罪屋」のような若い男子記者(経済部と名乗った)が出てひたすら謝るので、「謝って済むことではない」という叱責にもひたすら謝り続けた。今後の方針を問うと安次富候補と協議中とのこと。
すべては安次富候補の胸先三寸という現状だが、今後に悪しき前例を残さないためにも何らかの法的処置をして、できればやり直し選挙に持ち込んでもらわないと有権者は納得しないだろう。
マスコミを敵に廻すのを恐れ、沖縄式のなーなー主義であいまいな決着で終わるとしたら、ますます県民の政治不信、いや民主主義の根幹ともいえる選挙不信が広がってくるだろう。
http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925/d/20101129
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