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経済ニュース悪夢:聞けば怒りたくなる20の事実
アメリカ経済の下降トレンドは続く?
◆1月26日
アメリカ経済のトレンドは変わっていない。住宅産業は不調のままであり、住宅価格は下がり続けている。これが基調となっているから、事態はむしろ悪化し続けているというべきだ。それが例えばフードスタンプ受給者の数に表れている。
格差は縮まるどころかますます拡大しているので、人々のフラストレーションが高まってきている。アフリカや中東で起きている騒動がやがてアメリカにも飛び火するという可能性が出てきているのではないだろうか?
アメリカには3億以上の人間がいるから、小さなアフリカや中東の国のように、数千人がデモをすれば政権交替になるわけではないが、また逆に言えば、フラストレーションが表面に出てきて国内で騒乱が勃発するようなことになれば、その場合のエネルギーはとてつもないものになるだろう。
アメリカの問題銀行(破綻危険行)の数が千に近づいている。預金者が預金を引き出しているからだ。今年は既に7行が破綻した。このトレンドも増大することだろう。株価だけみているとわけが分からなくなる。株価は操作されているからだ。だから、いつかはドカンと来ることを覚悟すべきであろう。
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●経済ニュース悪夢:聞けば怒りたくなる20の事実
http://theeconomiccollapseblog.com/archives/economy-news-nightmare-20-things-that-you-should-not-read-if-you-do-not-want-to-become-very-angry
【1月24日 The Economic Collapse Blog】
アメリカは非常にフラストレーションが溜まっている。実際、第二次世界大戦以来このようなレベルになったのを見た事はないだろう。なぜそんなに多くのアメリカ人がフラストレーションを溜めてかつ怒っているのか? それは殆どのケースは経済問題からである。住宅ローンを払い家族を養う為の仕事を見つけられないということ以上にフラストレーションを高めるものはそんなにないだろう。
幾分か金を持っている中流のアメリカ人は必死になってなんとか水面上に顔をあげているために貯蓄と投資の資金を使い込んでいる。セーフティークッションを持たない何百万もの世帯は、巨大で欲深い銀行によって自分たちの住宅を失う瀬戸際にあるか、ないしは既に住宅から通りに放り出されている。その反面、政治家らは我々に政府の負債という大きな重荷を継続して負わせ、我々の仕事と産業が海外に移転している間も無為に過ごしている。
だから、主流メディアがアメリカに湧き上がる怒りの意味が完全に分からなくなっているとしても、それはなんら大いなる神秘でもなんでもないのだ。経済は完璧に悪夢となっていて、これ以上悪化すれば人々の怒りは計り知れないものになるだろう。
主流メディアとわが最良の政治家らは、経済は回復基調にあると言いふらしていても、重要なあらゆる経済の長期指標は悪化の一途を辿っている。彼らはアメリカ人が馬鹿だと思っているのだろうか?
恐らく、彼らはただ楽観的であろうとしているだけだろう。そして我々に経済は回復基調にあると信じてもらおうとしているのだろう。「楽観的」であることは悪いことではないことは確かだし、何らかの根拠があるのならばそのような見方を「信頼」してもいいだろう。しかし主流メディアが我々に要求していることは、砂の中に頭を埋めて恐ろしい経済問題を見ないように、あたかもそれが存在しないかのように振舞え、ということなのだ。
問題が何かということを我々が正確に把握するまで、そしてその問題がどれほど悪化した状態にあるかを理解するまでは、我々は適切な解決策を見つけることはできない。
我々の経済は「調整」を必要としているレベルではない。我々の経済はこの時点で完全な悪夢といってよい状態にある。
以下の20のポイントは、我々の経済悪夢に関してのものだ。それはあなたが大いに怒りたくなければ、読まないほうがよい、という内容である。
1.何百万ものアメリカ人世帯は破綻しないよう必死に貯蓄と投資への資金を使い込んでいる。過去2年間で、彼らは預けるよりも余計に3110億ドルを預金口座と投資預かり金から引き出した。
2.150億ドル:2010年にゴールドマンサックスが雇用者に支払った報酬額
3..自宅から追い出されアメリカ人世帯数は2010年新記録を樹立した。
4.スーパーマーケットで我々が購入する何十ものパッケージは、そのサイズが20%ほど縮小されたものになっている。例えば、クラフト・アメリカン・チーズのパッケージ内にはチーズの切れ端が2枚少ないのだ。スコット・トイレットペーパーでは9%小さくなっている。だから同じ品物に同じお金を支払っていると思っても、実際は価格の上昇に出くわしているのだ。
5.カナダのある会社は工場から何百万ドルもする何トンもの工業製品を出荷していたが、その工場が閉鎖され中国に移転してしまった。
6.アメリカでは今日、アメリカ内の全ての金融アセットの93%を20%の最富裕層が保有している。
7.アメリカ人のたった35%が、3ヶ月間の生活費を賄うだけの緊急用貯金を充分に持っている。
8.全てのアメリカ人の47%は、世界中で中国が経済力で世界一だと思っている。
9.もしもアメリカの銀行システムが健全ならば、なぜ「問題ある銀行」が増え続けているのか?非公式のリストに掲載された問題銀行の数は、先週937行に達した。
10.元労働長官のロバート・ライヒによれば、全アメリカ人の0.1%の最富裕層が1億2000万人の最貧層と同額の金を稼ぎ出しているという。
11.アメリカの住宅価格はこの経済不況の中で、大恐慌時代の1930年代より更に落ち込んでいる。
12.困惑させられる新しい調査結果として、アメリカの大学生の45%が、2年間勉強しても重要な習得成果を表していないという。
13.アメリカ人は今や8840億ドルの奨学金を負っている。これは新記録である。
14.国連は世界の食料価格は去年の12月記録的な高値をつけたと言っている。また石油価格は1バレル100ドルに向かっていると言っている。しかしアメリカ政府はインフレは殆どない、と言い続けている。
15.フードスタンプに依存するアメリカ人が増えれば、JPモルガン銀行は儲けることになる。今日、記録的な4320万人のアメリカ人がフードスタンプに依存している。そしてJPモルガンはこの給付金の手続き操作で莫大なお金を稼いでいる。
16.1970年には、アメリカ内の全ての職の25%は生産業関連職だった。今日では、その率は9%にまで落ち込んだ。
17.何十もの州では2011年に増税を実施するか、増税案を提出することを考慮中だ。
18.アメリカは1976年以来、貿易赤字が増加し続けている。
19.財政赤字は初めて14兆ドルを越えた。また2011年中には15兆ドルを越えると見られている。
20.アメリカ経済が必要としていることは、我々に自由にさせることだが、その代わりに彼らは我々を統制しようとし続けている。実際、オバマ政権は「インターネットID」の導入を提案している。これは、インターネットでの我々の動きを監視し、調査し、ゆくゆくは統制しようとするだろう。
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2011/01/26 (Wed) 経済
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