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中国は日本にとって第二の米国  2年連続で最大の貿易相手国 5年以内に危機に直面
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/780.html
投稿者 tea 日時 2011 年 1 月 27 日 14:12:24: 1W1IXELjjF6i2
 

今回の第3スーパーサイクル期待バブルwが弾ければ、前回のリーマン程度のダメージにはなるか

12月の輸出額は前年比13%増、2カ月連続で伸び率拡大(Update2)
 1月27日(ブルームバーグ):昨年12月の日本の輸出額は前年同月比で13カ月連続増加した。伸び率も2カ月連続で拡大し2桁台を回復。中国向けの輸出額が過去最大を記録したほか、米国向けも大幅に伸びるなど、これまで世界経済の減速や円高を背景に鈍化してきた輸出に下げ止まり感が強まってきた。一方で、原材料価格の上昇を受けて輸入額の伸びも大きかった。

  財務省が27日発表した12月の貿易統計速報(通関ベース)によると、輸出額は前年同月比13.0%増の6兆1128億円、輸入額は同10.6%増の5兆3851億円だった。この結果、貿易黒字額(原数値)は34.1%増の 7277億円と2カ月ぶりに増加した。エコノミスト調査の予測中央値は輸出額が同9.3%増、輸入額が同12.0%増。貿易収支は 4650億円の黒字だった。

  バークレイズ・キャピタル証券の森田京平チーフエコノミストは21日付のリポートで、「円高や世界的な景気減速の影響を受ける形で10−12月期の輸出は減少する」としながらも、「アジア向け輸出を抑制していたIT(情報技術)関連財の出荷在庫バランスは主要輸出先の台湾や韓国で改善し始めている」ことから、2011年度前半には再加速する可能性が高いとみている。

  政府が21日公表した1月の月例経済報告では「輸出は緩やかに減少している」としながらも、先行きについて「当面は半導体需要の弱さなどから弱めの動きが見込まれるが、世界景気の緩やかな回復を背景に、再び持ち直していくことが期待される」としている。野田佳彦財務相は26日、「輸送機械の生産など明るい兆しもみられる」と述べ、先行きに期待を示した。

             自動車輸出が好調

  輸出入の主要品目をみると、輸出では米国向けやロシア向けの自動車が前年同月比15.2%増、米国、中国、タイ向け金属加工機械などが同77.1%増だった。輸入ではオーストラリア、ブラジル、南アフリカからの鉄鉱石が同102.8%増、オーストラリアやインドネシアからの石炭が同42.5%増などと高い伸びを示した。

  地域別では、アジア向けの輸出額は前年同月比14.8%増の3兆4779億円となり、伸び率は3カ月連続で拡大。このうち、中国向けは同20.1%増の1兆2858億円と、これまで過去最高だった08年7月(1兆2826億円)を上回った。

  米国向けの輸出額も自動車を中心に前年同月比16.5%増となり、伸び率は3カ月ぶりに拡大。建設用・鉱山用機械も同318.7%増と好調だった。一方で、対欧州連合(EU)向けも同9.7%増と2カ月連続で増加した。

  12月の輸出額(季調済)は前月比5.7%増の5兆9190億円、輸入額(同)は前月比3.0%増の5兆2117億円だった。

  主要地域別の貿易黒字額をみると、対米は前年同月比40.6%増の4978億円、対EUは同40.7%増の2202億円、対アジアは同13.4%増の1兆579億円。アジアのうち対中国は922億円と2カ月ぶりの黒字だった。

      中国が2年連続で最大の貿易相手国に

  また、併せて発表された10年1−12月では、輸出総額は自動車や同関連部品が回復し、前年比24.4%増の67兆4059億円と3年ぶりに増加。中でもアジア向けの輸出額は同29%増の37兆8352億円と過去最高の伸び率だった。このうち中国向けは同27.9%増の13兆873億円と過去最高額を記録し、米国向けの10兆3852億円を上回り、2年連続で最大の貿易相手国となった。一方、輸入総額は同17.7%増の60兆6357億円と2年ぶりに増加した。

記事に関する記者への問い合わせ先:東京 下土井京子 Kyoko Shimodoi kshimodoi@bloomberg.net
更新日時: 2011/01/27 11:04 JST

中国は5年以内に危機に直面、投資家の45%が予想−BN調査 

  1月27日(ブルームバーグ):世界の投資家は中国の絶え間ない経済成長の終わりを覚悟しており、同国で金融危機が向こう5年以内に起きるとみる投資家は全体の45%に上った。ブルームバーグが端末ユーザー1000人を対象にまとめた四半期調査で明らかになった。

  1月21−24日実施の同調査によると、2016年よりも後の危機発生を予想したのは40%。中国が永久に混乱を免れるとの回答者は7%にすぎなかった。

  調査に回答したスロバキアのTRIMブローカーの通貨ストラテジスト、スタニスラブ・パニス氏は「中国が与信を原動力にした投機的バブルの真っただ中にあり、持続不可能であるのは疑いない」と指摘。予想される影響は、米国のサブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン市場崩壊の後遺症のようなものになると述べた。

  1月20日に中国国家統計局が発表した2010年の経済成長率は10.3%と、3年ぶりの高い伸びとなった。09年は9.2%だった。国内総生産(GDP)は39兆8000億元(約497兆円)。

  中国の金融が何らかの緊急事態に陥れば世界中に影響するのは必至とみられる。中国の輸出入の総額は昨年3兆ドル(約247兆円)で、その約13%は対米貿易だった。中国は昨年11月時点で米国債を8960億ドル保有している。中国の胡錦濤国家主席が先週訪米してホワイトハウスでオバマ大統領と会談したことにも米中間の貿易・投資関係の強さが示されている。

  ブルームバーグの調査結果によると、中国はバブルだと答えたのは全体の53%に対し、こうした見方に異議を唱えたのは42%だった。近隣諸国の回答者の懸念が最も強く、アジアに本拠を置く回答者で中国がバブルだと指摘したのは6割に上った。

翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:東京 守護 清恵 Kiyoe Shugo + kshugo@bloomberg.net Editor:Masami Kakuta蒲原桂子 Keiko Kambara kkambara@bloomberg.net記事についての記者への問い合わせ先:David Lynch in Washington at +1-202-654-1844 ordlynch27@bloomberg.net
更新日時: 2011/01/27 10:12 JST

 

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コメント
 
01. 2011年1月27日 14:35:13: RJOFoAF0uI
副島がそうなように、アメリカべったりから、中国べったりに多くの日本人が恥じも外聞もなく転向するんだろうな。

02. 2011年1月27日 16:46:08: 8HikxGtgtU

 「中国は 天井に頭をぶっつける」 って  私は主張しているね

 日本も 30年前は 経済が急上昇したんだが 30年前に頭を天井にぶっつけたのだ

 ===

 世界の経済は 青天井で 限界は無限 なんてことはない

 中国が この勢いで天井にぶつかれば 日本と比べても 大変なダメージを

 こうむるはずだ 

 ===

 ただ 日本も天井に頭をぶつけた後 長い期間 現状維持を続けた

 そして 今では 内需が85%の国となっているわけで

 中国も 今後 ものすごい勢いで 内需をふやさないといけなくなる

 当然 近いうちに 中国は バブルとデフレを経験することとなろう
 


03. 2011年1月27日 20:25:39: 9wjqyqBwdA
日本の高度成長期にも不動産価格は急騰したが、
バブルではなかった。

サブプライムに起因する、米のインチキバブルとも異なるので、
中国は当面大丈夫。

高度成長期には、物価が上がって当然。
今後、デクラインするにしても、
要すれば、高度成長期における景気変動に過ぎない。


04. 2011年2月03日 13:22:22: Pj82T22SRI
「世界の工場」に異変、アパレルが直面する中国リスク

2011/1/24 7:00
http://www.nikkei.com/biz/focus/article/g=96958A9C93819499E0E2E2E0828DE0E3E2E3E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;p=9694E3E4E3E0E0E2E2EBE0E0E4E3
日本経済新聞 電子版

 「製品が調達できない」「同じ価格で作ってもらえない」――。「ユニクロ」などがけん引した衣料品の低価格化が転機を迎えている。今後、品薄感が強まり、一部では価格も上昇するとの観測が強まっている。背景にあるのは低価格を支えた中国生産の変調。ここに来て、アパレル会社と現地の生産委託先との調整が難航するケースが目立っている。いったい何が起こっているのか。

■中国工場から一方的に「取引停止」

 「残念ながら商品納入はできません」。

 東京都内の有力百貨店のバイヤーは耳を疑った。2010年秋。生産を委託していた中国の縫製会社が突然、取引の停止を通知してきたのだ。

 バイヤーは同年秋物の目玉商品として、欧州産の生地を使った割安感のあるスーツを企画、その縫製会社に生産を委託した。途中、何度も工場に納期を確認、「問題はない」との返答に安心していた。

 ところが発売の直前になって一方的に縫製会社が取引停止を宣言し、十分な説明もないまま商品を受け取ることができなくなった。前払いした工賃も戻ってこないという。「ブランド品でさえ中国頼みだったが、もう見直しが必要」とバイヤーは肩を落とす。

 名古屋市に本社を置くアパレルのクロスプラスは中国の生産委託先との価格交渉に手を焼いている。「これまではこちらの提示価格通り衣料品を作ってもらえたが、もはや難しい」。量販店に製品を納入するほか、独自ブランドでも販売を手掛けるため商品ごとに原価は違うが、「昨年は仕入れ価格が平均で5%程度上昇した」(経営企画室)という。

 数%のコストアップでも低価格品では影響が大きい。「1000円前後の格安品は販売できない状況になってきた」。景気低迷や少子高齢化で衣料品は販売低迷が続く。売価への転嫁は難しいが、同社では納入先に粘り強く事情を説明、「量販店側も(値上げに)理解を示してきている」という。

■衣料品値上げ余儀なく

  2010年の国内総生産(GDP)で日本を抜き世界2位となることが確実な中国。膨大な人口と先進国より低い人件費を武器に、世界から生産機能を引き寄せてきた。「世界の工場」となった中国は日本のデフレ要因の1つでもあった。ユニクロなどが先導した衣料品の低価格化の原動力も「中国生産」。国内で販売される衣料品は実に9割が中国製となった。

 しかし、ここに来て、状況が変わってきた。中国の生産会社から取引停止や委託料の引き上げなどを求める動きが増えている。アパレル業界では「中国リスク」がささやかれ、実際に小売り段階での値上げを余儀なくされた例も増えている。

 若い女性向けのファッションで人気の婦人服製造小売りのハニーズはすでに昨年秋から値上げに動いた。しかし、消費者の目は厳しく、客数がそれまでよりも 10%前後減ってきたという。経営企画担当者は「仕入れ価格は上昇しているが、このまま客足が落ちるのであれば、再び価格を引き下げる修正も必要になる」と困惑した様子だ。

 価格引き上げはハニーズだけではない。総務省の「品目別価格指数」によると、衣料品価格の前年同月比は 09年1月からマイナスが続いたが、10年1月以降はマイナス幅が縮まり、同11月には0.1%のプラスとなった。激しい価格競争が続いた衣料品だが、足元では前年比で値上がりに転じているのだ。

■後回しにされる日本企業

 価格以外の影響もある。ハニーズは流行に対応して新製品を素早く投入するH&Mやフォーエバー21などファストファッション型で人気だが、中国での生産委託先の状況によっては、そのビジネスモデルが揺さぶられる懸念もある。実際、昨年春あたりから納期の遅れが目立ってきたという。

 業界の事情通によると、現地の工場の異変が目立ち始めたのは昨年2月の中国の春節のころ。春節で内陸部にある実家に帰省した労働者がそのまま工場に戻らない事態が各地の縫製工場で頻発した。

 今年の春節も焦点。昨年以上に工場労働者が減少すると見る向きも大きく、ファッション業界では一段と警戒を強める。「労働者の半分は戻ってこないという情報もある」「既に契約した商品の納入がキャンセルされる懸念がある」(衣料品関係者)との声が聞かれる。

 背景にあるのは、高成長のひずみとして表れている人手不足。自動車や電機など海外も交えた大資本が続々と現地に工場を新設するなかで、中小企業も多い縫製工場などの衣料品産業は人員確保が困難になってきている。

  2010年は中国各地で最低賃金も引き上げられた。製造業が集積する広東省や福建省、浙江省などは一気に2割前後もの引き上げに踏み切っている。大手アパレル幹部は「検品など簡単な作業を手がける女性の月の賃金も4万5000円程度となっている。ここ数年で2―3倍になった」と語る。

 さらに消費拡大などを背景に、原料の綿やレーヨンなども価格が急騰。経営力の弱い工場の収益が圧迫されている。少量多品種が特徴の日本企業向けは納期や品質、価格も厳しく、割に合わないとして、取引が後回しにされている――というのが実態のようだ。大量発注が多く、日本ほどに品質管理にもうるさくない欧米企業や自国企業向けを優先するわけだ。

 このため、まとまった規模の生産量が長期的に確保できるスーパー最大手のイオンなどでは、現在のところ大きな影響は出ていないという。

■中国工場の争奪戦にも

 中国での異変を受け、日本の生産機能を再評価する動きも一部で出てきた。

 「中国でできない仕事が一部回ってくる」と話すのは染色加工大手、ソトーの高岡幸郎社長だ。中国生産の拡大で縮小してきた繊維の染色業界だが、生き残ったソトーなどの国内企業の仕事が増えつつある。ソトーが本社工場を構える愛知県周辺の縫製工場でも稼働率が高まりつつあるという。

 バングラデシュ、ミャンマーなど中国以外のアジア諸国に生産委託先を広げる「チャイナプラスワン」の動きも広がり出している。

 ただ、中国にはすでに紡績から染色、紡織、縫製といった一連のインフラが整っており、他のアジア各国に比べ、衣料品の大量・低価格生産には一日の長がある。当面はアパレルや量販店を交えて、米ウォルマート・ストアーズなど欧米勢や現地メーカーとの工場争奪戦が激化する可能性が大きい。現地工場の交渉力はますます強まりかねない。

 有害物質規制の強化や中国の特恵関税の見直しなども検討されており、アパレル産業が受ける価格上昇圧力は一層強まる見通し。製品の安定供給、安定調達に向けて、日中で生産から小売りまでを巡る業界再編にも波及しそうだ。

 米国に次ぐ経済大国となってもなお猛烈なスピードで膨張する中国。人手不足、資源問題、インフレ懸念…これまで顕在化しなかった急成長のひずみが至る所で表れ始めている。中国依存度が高い日本のアパレル発の「異変」は、これから世界に広がっていくかもしれない。

(中村直文)


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