http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/769.html
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世界全体では経済が拡大し、雇用は増大・賃金上昇により格差は縮小した
自由貿易により、労働生産性の低い先進国から新興国へと再分配が行われ、ファンド等によるバブル的な不動産や資源投機で消費が膨張した結果だ
一見、ジョンレノンのイマジンの世界に近づきつつあるが
先進国の若年失業率は欧州を中心に20%程度
日本でも、10%レベルにまで上昇しているし
新興国内部の搾取と格差拡大は許容レベルを超えつつある。
当然、このまま世界が平等に豊かになっていくとも思えず
中国などのバブル崩壊で、揺り戻しの不況で、保護主義と差別主義が今後増大し、
再び世界は貧困と戦乱へと落ちていくか?
http://www.nikkei.com/news/print-article/g=96958A9C9381959FE0E3E2E79C8DE0E7E2E3E0E2E3E39F9FE2E2E2E2;bf=0;m=96948D999D9C819A9B9C8D8D8D8D;R_FLG=0
世界の失業率3年ぶり低下 新興国の雇用拡大
10年末6.2%、若年層は依然高水準
2011/1/25 10:11
【ダボス(スイス東部)=藤田剛】国際労働機関(ILO)が25日発表した雇用情勢に関する年次報告によると、2010年末の世界の平均失業率(速報値)は前年末比0.1ポイント低い6.2%になり、3年ぶりに前年水準を下回った。高成長の続くアジアなどの新興国で雇用が拡大する半面、先進国では失業率の悪化が続き、格差が広がる構図が鮮明になった。
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世界全体の失業者数は前年末比0.1%減の2億500万人で、ILOは11年も緩やかながら回復傾向は続くと予想。年末の失業率は10年末より0.1ポイント低い6.1%に下がるという。改善の兆しが見えない先進国の情勢を中心に、世界の雇用問題については26日に開幕する世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)でも、政官財の指導者が重点的に討議する。
10年末の失業率を地域別に見ると東アジアと東南アジア、南アジアは全域が改善し、特に中国を含む東アジアは09年末の4.4%から4.1%に下がった。旧ソ連圏と中東欧も10.4%から9.6%に急低下した。
一方、日米など先進各国と欧州連合/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EAE7E1E7E2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NX(EU)は8.4%から8.8%に上昇し、雇用の悪化に歯止めがかからない。先進国とEUの失業者数は4480万人で、金融危機前の07年末から1570万人も増えた。危機後の世界の失業者の増加分のうち、半分強を先進国とEUが占める。
年齢層でみると、若年層(25歳未満)は全体の2倍強の12.6%に高止まりした。企業などが専門知識や経験の乏しい若年層の採用に慎重なためで、世界全体で7800万人の若年層が失業している。失業の長期化で少なくとも170万人の若者が求職自体を断念したという。
ILOのソマビア事務局長は「若年層の雇用回復は世界の最優先課題」だと主張し、加盟各国に対策の強化を要請した。各国が財政再建のために雇用対策を縮減すれば、失業率が再び上昇して景気や税収にも悪影響が出るとも警告した。
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