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サーチナ 1月22日(土)16時4分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110122-00000013-scn-int
厚生労働省・文部科学省の調査によると、昨年12月1日時点での今春大学卒業見込みの大学生の就職内定率が68.8%と発表された。1996年に調査が開始されて以来最低で、3年連続で悪化した。
この調査は全国の大学62校、短大20校、高専10校など、6250名の学生を対象に行われた。大学生の内定率は、男子が70.1%(前年比マイナス2.9ポイント)、女子が67.4%(前年比5.8%)で、特に女子学生の就職が難しくなっている状況を示している。
欧米のメディアもこの話題を取り上げている。英BBCは、就職内定率が96年以降最低となったことには、日本企業では、まだ終身雇用の考えが残っている状況で、厚生年金の受給年齢の引き上げに伴い、定年の年齢が上がることになり、さらに景気の先行きは不透明となっている。企業は、既に雇用者が多すぎると考え、新卒者の雇用に消極的になっているのではないかとの見方を示している。
そして、日本では新卒での就職先が、学生の今後を左右するほどインパクトが大きいため、この状況は学生たちにとって「将来が閉ざされた」と感じられるようだと伝えている。
一方、米CNNは、「就職超氷河期」の状況を表す、日本の就職内定率の調査結果は「氷山の一角」ではないかと述べている。今回の結果は、就職できないという理由から、大学院に進学する学生らは数に入っていないとし、これらの学生を含めれば、事態はより深刻であると指摘している。
(編集担当:山下千名美・山口幸治)
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