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加藤紘一提供:加藤紘一オフィシャルサイト
2011年01月21日00時00分
http://news.livedoor.com/article/detail/5286108/
1月の訪中の際に(詳しくは訪中は日中の関係修復への第一歩
http://news.livedoor.com/article/detail/5286108/
)、私はTPPについても武大偉、戴秉国両氏に話を向けてみました。ところがふたりとも、「何、それ?」というくらい、ほとんど関心を示しませんでした。ふたりの意見としては、「多国間の自由貿易協定には中国はいくらでも話に乗る。しかし、一番理想的なのは日中韓の3カ国の貿易協定をやるべきだ」と戴秉国氏が言うので、「それ(東アジア自由貿易圏構想)をあまり言うと、アメリカが怒りますよ。アメリカが今日本にTPPを仕掛けてきているのです。ASEAN+3が成功されると、これからの世界経済の一番大きな市場と有望視されるアジア市場からアメリカが外されるという恐れがTPP促進の動きになっているんですから」と言うと「それでは、アメリカもあまり怒らないような枠組みをみんなで考えましょう」と返ってきました。
この会話のキャッチボールをしながら、日本はどう動くのがいいのか考えました。
私は、日本はどちらの枠組みにも入らないのがいいと思います。各国と一つひとつ決めていくFTAを推進するのがよいのではないか。おそらく、まだ民主党はそこまで考えてはいないと思いますが。
そもそも、なぜ「TPP」という枠組みがこれほど急浮上したのでしょうか。どうも経済界の意向を受けた経産省のトップが暗躍していたようです。
本当に日本の国益はどこにあるのか、スピード感は持ちつつ、冷静に考えるべきときだと思います。
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