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イーグルヒットから
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以下転載
★悪夢の長期金利上昇へ!2011年1月20日 14:38
与謝野経済相が、20日付英フィナンシャル・タイム紙のインタビューに答えて、公的債務に対して警鐘を鳴らしたようだ。
以下は、その抜粋である。
◇
◆日本が膨らみ続ける政府債務をどう抑えるかで政策合意できなければ、投資家の信頼を失いかねない瀬戸際に陥るだろうと与謝野馨経済財政担当相が警告した。与謝野氏は「日本は長期金利上昇という悪夢と向かい合っている」と危機感を示した。
◆日本は赤字国債発行を順調にこなしており、今のところ財政危機に直面する兆候はない。長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りも1.25%を下回っている。しかし、与謝野氏はそんな情勢がいつまでも続くと考えるのは誤りだと警告するとともに、「我が国の財政状況は臨界点に達しており、日本を取り巻く状況は一夜で変わりうる」と指摘した。
◆与謝野氏は、急速に膨れあがる社会保障の財源問題を含めた超党派の議論のたたき台を6月をめどに策定すると表明した。与野党を問わず多くの政治家が、消費税の大幅引き上げこそが財政健全化の根幹になるという与謝野氏の信念に賛同する。しかし野党側は協議参加には冷淡で、あくまで菅内閣を解散・総選挙に追い込もうという姿勢を変えていない。与謝野氏は消費税率が数年以内に引き上げられるだろうとの見方を示している。
(以上、日経新聞より)
◇
与謝野氏の発言は、増税のための根拠を周知させるための目的が込められている。
だが、昨日も触れたように、同じ根拠でもって海外投資家が日本国債市場を掻き乱す可能性が高まっている。
すでにCDS市場では、ヘッジファンドを中心に「日本売りシナリオ」を策定しつつあるという情報も入ってきている。(ブルームバーグより)
彼らの目的は利益を上げることだが、それが債券市場に影響を及ぼし、国債暴落・金利上昇をもたらす危険性が高まっているのだ。
消費税増税は数年後と言われているが、それ以前に日本の財政が破綻することが、与謝野氏のプロガンダを抜きした根拠に含まれている。
そう、「日本を取り巻く状況は一夜で変わりうる」のである!
消費税増税は一転、前倒しの緊急増税=財産税導入となる可能性を匂わしているのである...。
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