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昔は、いわゆる取引の中心は、生産の結果であり、税も、中心は生産の結果であり、一部は使役でした。
これは、現在も続いていますが、関心ごとという観点からは、脇役になっています。
資本主義は、取引の一番の関心事を、生産能力においています。企業設立は生産能力を現実にするためのものです。(生産を、物の製造だけでなく、流通、利用の仕方など様々なサービスも含めています。)資本主義が大成功したので、取引は、さらに、能力への期待におかれるようになっています。取引額でみれば、これが一番大きいのです。
税も、実は、可能性です。たいていは物納しませんし、現在は、お金は、そもそも生産可能性に拠っています。
さて、生産可能性という意味では、資源さえなんとかすれば、日本の場合、足りる状態にもってくる事ができました。すでに大成功しているのです。
そういう意味では、財源はあるのです。後は、今すでにある生産可能性をどのように活かして、少しずつ高めていくかです。
生産可能性が足りなくて困っているのではなく、足りていて困っているのですから、(面白いのですが)、単に工夫ができないだけということでしょう。生産可能性を活かしきれないときは、単に仕事を作り、活かす活動に参加してもらえばいいだけです。
国債を発行して、というのは、足りない時代の発明品です。
足りる時代には、国債を発行は必要ないのです。必要であれば、仕事をつくり、お金を配ればいいだけです。お金は、労働証明書とも言えます。実現には、もちろん、いろいろ工夫が必要ですが。
まず、"財源はある"ことを前提にする時代だと言いたいのです。
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