http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/651.html
Tweet |
(回答先: TPP交渉と農 山下惣一さん、宇根豊さん対談(西日本新聞) 投稿者 会員番号4153番 日時 2011 年 1 月 15 日 00:55:57)
毎日新聞から
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20110113ddlk25020408000c.html
(転載開始)
TPP:コメ農家に壊滅的打撃 9割淘汰、担い手不足追い打ち−−県影響試算 /滋賀
関税を撤廃し自由な貿易を推進する環太平洋パートナーシップ協定(TPP)に日本が参加した際の県内農産物への影響について、県は、大半を占めるコメの9割が淘汰(とうた)され、壊滅的な影響を受けると試算した。担い手不足に追い打ちを掛ける恐れがあり、県は「打撃は計り知れない」として対策チームを立ち上げた。【安部拓輝】
19品目の農畜産物で農林水産省が試算した方法を基に、県内で年間1億円以上の生産がある穀物や肉類など10品目を対象とした。総産出額の7割を超すコメの生産減少額は影響総額の8割の327億円に上り、生産量は9割減少すると予測する。
県によると、農家1戸当たりの農地が100倍近いとされる豪州など外国米は1キロ当たりの平均が57円。現在はこれに402円の関税をかけ、国産の平均価格247円の1・8倍に設定している。国外でもコシヒカリなどの栽培は進み、同省は、関税をなくせば新潟産コシヒカリなどブランド米以外は安い外国産に置き換わると予想。県農政課は「棚田米や『環境こだわり米』など付加価値の高いコメも値崩れし、赤字は更に広がる。その分まで個別所得補償すれば農家はほとんど税金で食べていくことになる」と指摘する。
琵琶湖から揚水している東近江や湖北地域の農地では、農家が減ればポンプの維持管理が滞り、自家用に栽培している高齢者らの営農も困難となる。県は先月から農畜産の担当者らによる対策チームを組織。こうした実態に即した影響もまとめ、国に提言する方針だ。
(転載終了)
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。