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(回答先: 本業黒字、デリバティブで倒産 こんな中小企業が相次いでいる 投稿者 gikou89 日時 2011 年 1 月 13 日 12:21:42)
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920010&sid=aTEHi_a9ozmI
1月12日(ブルームバーグ):欧州連合(EU)にはスペインを救済するだけの資金力がないため、スペインの破綻はユーロを消滅させる恐れがある。ノーベル経済学賞を受賞した英ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスのクリストファー・ピサリデス教授が12日、こうした見方を示した。
同教授は北京での会議で、スペインの破綻は「非常に深刻な問題となろう」とし、そうした事態は「共通通貨としてのユーロの終えんにつながる恐れすらある」と語った。
スペインは13日に国債入札を予定しており、同国への市場の信認が試される。高失業率や貯蓄銀行問題を抱えた同国の債務履行能力を市場に納得させることに、サパテロ首相は腐心している。
ピサリデス教授は「スペインが破綻した場合、救済に要する費用はあまりにも大きく、欧州の強国、特にドイツがすべての資金を進んで出すとも、またそれが可能だとも考えにくい」と語った。政策当局は救済に代わって、スペインが一時的に通貨ペセタに戻るなど、より根本的な解決策を模索せざるを得ないかもしれないと続けた。
スペイン10年物国債のドイツ債との利回り格差は昨年11月30日に298ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)に達した。ユーロ導入後の10年間の平均は15bp。昨年11月にはアイルランドがギリシャに次ぐ第2の救済対象となった。
ウエストパック銀行の債券ストラテジー世界責任者、ラッセル・ジョーンズ氏は、今回の債務危機を通して欧州の対応は後手に回ったとし、これが「次々と異なる債券市場に投機的な攻撃を仕掛けるインセンティブを市場に与え、危機を不快な結末へと押しやっている」と指摘する。
ポルトガルのソクラテス首相は11日、救済を必要としないと明言したが、ジョーンズ氏は「ポルトガルは次に倒れる駒だ。率直に言って、ポルトガルが何らかの形の救済を免れる道が見えない」と述べた。
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