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第2章 電子マネーと金融政策
電子マネーの普及は社会にどのような影響を与えるのであろうか。決済手段が新しくなるのみであって全く何も変化がない、という事も一つの意見である。しかし、電子マネーは現金を代替するものであると考えられるから、経済取引全体における現金需要を低下させる可能性がある。
中央銀行は民間の経済取引における日々の資金需要にあわせてハイパワードマネーを供給すると共に、経済安定化のために、ハイパワードマネーの供給を通じて、マネーサプライの量を変化させ、実体経済に影響を与えることが可能である。民間銀行が発行する電子マネーの普及により、実際の現金需要が低下すると、以前よりも少ないハイパワードマネーの供給でマネーサプライを変動させることが可能になることが考えられる。この結果は金融政策に対してどのような影響を与えるのだろうか。
以下の章では、現在の金融政策におけるハイパワードマネーとマネーサプライの関係を考察し、電子マネーが普及する過程において金融政策がどのような影響を受けるのかを考える。
2.1 現在の金融政策におけるマネーサプライのコントロール
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