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釈迦に説法ですが、古代エジプト、古代ギリシャ、畑仕事は奴隷にさせていました。王国の平民あるいは市民は、浮いた時間を、ピラミッド建設や演劇、哲学をやっていました。
当時は、奴隷ばかりを集中して働かせると、反乱するので、奴隷の持ち主あるいは管理者は、奴隷を分散して使っていました。
現代。工場には、ロボットがずらりと並んで仕事をしています。ロボット達は、反乱をおこさないので、集中して使われています。
綿花さえ投入すれば、ロボットたちがシャツを段ボールにつめるところまでやります。食材を投入すれば、ロボットたちは、レトルト食品を、段ボールにびっしり詰めて工場から運べるようにします。
田植え機、稲刈り機、脱穀機、耕運機も、広い意味でロボットに含めるとします。実際、頭を使わない奴隷は、田植え機と同じ働きをしました。
工場で使う奴隷の持ち主、管理者は、少数ですむので、平民、市民は、仕事が少なくなっています。
エジプトでは、王が、ピラミッド建設をやることで、仕事をつくり麦を平民に配りました。現代は、たとえば道路建設などをやりました。
おそらく、これからは、ギリシャにならい、ますます、劇、数学、スポーツに力を入れて仕事をつくり、お金を配ることになります。(ならざるをえません。)なぜなら、ここしばらくは、ロボットを使うより中国そしてベトナム人を使うのが良いらしいのですが、あと20年も続かないでしょう。ふたたび、ロボットを多用する方が良いとなるでしょうから。しかも、ロボットの機能はさらに発展します。
奴隷は、各家庭に、入るでしょう。家事ロボット、お掃除ロボット。
すると、3つのことが可能です:
1−1)多数のロボットを持っている人に、国債を買ってもらって、そのお金で、国が平民のために仕事をつくる、国債は増え続ける
1−2)多数のロボットを持っている人の税金を高くして、そのお金で、国が平民のために仕事をつくる、
1−3)国はお金を印刷して、その分で平民のために仕事をつくる
2)平民は、喜劇や様々なバカをやって、ロボットの所有者や研究開発者を楽しませてお金をもらう
3)平民の数を少しずつ減らし、ロボットの所有者と研究開発者が生きるだけにする
まあ、1)と2)しかないのでしょう。
2)がうまく機能しないときは、国は、お金を印刷して、その分で仕事をつくり、平民にお金を配るのがよさそう、ということになります。
粗っぽい議論ですが、おおよそ、そうなりません?
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ちなみに、北朝鮮には、ロボットはいません。その代り、いわゆる普通の人が奴隷で、平民は軍の上層部ということになります。
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