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格差容認、自己責任の茶党が躍進しつつある米国らしい判決だ
オバマ政権にはさらなるダメージだが
最高裁での多数派を取れるかどうかが次の問題か
これで負けると、次の打つ手はさらに無くなってくるため
再選確率もさらに下がることになる
また米経済にとってはプラス要因だとすればドル高になっても良いはずだが、
逆にドル安になっているのは、大した影響もなく単にリスク選好のためか
XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX 引用 XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
米医療保険改革法 加入義務化は違憲 米連邦地裁判断 オバマ政権に逆風
2010.12.14 19:10
違憲判決を下したバージニア州の連邦地裁のハドソン地裁判事(AP)違憲判決を下したバージニア州の連邦地裁のハドソン地裁判事(AP)
【ワシントン=渡辺浩生】バージニア州の連邦地裁は13日、オバマ政権の最重要課題として今年3月に成立した医療保険改革法について、国民に保険加入を義務づけた条項が合衆国憲法に違反するという判断を下した。国民皆保険を目指す医療保険改革法への違憲判断は初めて。政権は控訴する見通しだが、他州にも同様の判断が広がる可能性もあり、医療保険改革法の撤廃を目指す共和党には追い風となる。
連邦地裁は、国民の医療保険加入を義務化し、非加入者は罰金を支払うとする「個人強制保険条項」は、「憲法が規定する議会の権限の範囲を超える」と判断した。憲法は、議会に「州間の商取引」を規制する権限を与えているが、その権限を超えるという。そのうえで連邦地裁は、強制条項をめぐる論争が「参加を選択する個人の権利」の問題との見解を示した。
判決を下したのは、2002年に共和党のブッシュ前大統領に指名されたハドソン地裁判事。医療保険改革法は違憲として提訴したバージニア州のクチネリ司法長官も共和党出身だ。
2010.12.14 19:10
違憲判決を下したバージニア州の連邦地裁のハドソン地裁判事(AP)違憲判決を下したバージニア州の連邦地裁のハドソン地裁判事(AP)
違憲と判断された条項は、約320万人の無保険者に保険加入を広げる医療保険改革法の中核で、義務化は14年に開始の予定。しかし、20以上の州で同様の訴訟が起きており、ミシガンなど2州は合憲判断を下している。初の違憲判断が、「個人や企業の医療費負担を増やす」として医療保険改革法の撤廃を唱える共和党を勢いづかせるのは間違いない。
中間選挙で下院の多数派を奪還する勝利を収めた共和党は1月以降の議会で、14年の義務化開始を阻止する立法措置を審議する方針だ。オバマ大統領に拒否権があるため、「12年の大統領選の勝利によって、撤廃を実現させる」(ハドソン研究所のトロイ上級研究員)目標を掲げている。
オバマ政権は控訴する見通しで、最終的に最高裁の判断に委ねられるとみられる。今後、医療保険改革法の合憲性をめぐる論議が、次期大統領選とも絡んで政治的な争点となるのは必至だ。
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