★阿修羅♪ > 経世済民70 > 272.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
物価高騰に備えよ。いよいよ庶民を直撃する物価急騰の流れが近づいている。(朝倉慶)
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/272.html
投稿者 Orion星人 日時 2010 年 11 月 28 日 11:08:56: ccPhv3kJVUPSc
 

http://www.funaiyukio.com/money2/

【物価高騰に備えよ】

 「FRBの政策の正しさが証明された」。当局者は胸を張りました。11月17日に米国で消費者物価指数(=消費者が購入する商品・サービスの価格変動を示す指数)が発表になりましたが、その数字は前年同月に比べ、0.6%の上昇、過去最低となったのです。
  まさにデフレが証明されたとのことで巷に広がっているインフレの懸念など杞憂(きゆう)に過ぎないというわけです。ドルを印刷しまくり、一見インフレを拡散させるかのごとくに見えるFRBですが、蓋を開けてみればなんてことはない史上最低水準の物価上昇率でインフレの心配などないというのです。
 また日本では、11月26日に同じく消費者物価指数が発表になりましたが、これは前年同月比で0.6%の低下、20ヵ月連続のマイナスという有様です。まさにデフレから抜け出せない日本経済の姿を裏付けたというわけです。今日(11月26日)も、野田財務大臣は午後の参院予算委員会でデフレ克服を「日本経済最大の課題」と強調しました。民間のエコノミストも政府も課題は「デフレの克服」ということで、インフレのイの字もないかのようです。相変わらず著名エコノミストも国会議員も「デフレを何とかしろ!」の大合唱です。

【デフレではなく、実はインフレの波が日本に押し寄せてきている】

 しかし実は、彼らの見方を根本的に覆すようなインフレ、物価高が迫ってきています。
 「デフレを何とかしろ!」どころか「インフレに備える!」必要がもう待ったなしなのです。
 私は11月20日に行ったセミナーで、リスナーの方々にまずは、「服を買いだめしておくように」と、身近なところからインフレへの備えの話をさせていただきました。
 今年11月に発売された拙著『2011年 本当の危機が始まる!』(ダイヤモンド社刊)でも詳しく書きましたが、もう物価高、それも必需品の高騰は目の前に迫ってきています。早急に備える必要があるのです。
 一般的にデフレというと日本の場合、その原因として需給ギャップということが指摘されます。日本経済の抱える膨大な供給力はとても、国内の減っていく需要では賄うことができず、これが構造的な物余り、売れ残りを誘発して物の値段が下がる、物価が下がっていくというのは事実です。また、人口、特に働き手と言われる15−64才までの生産年齢人口(いわゆる稼ぐ、使う現役世代)の人口の減少は特に著しく、これが予想以上の需要の減少を起こしていることは疑いありません。日本社会は予想以上の高齢化の進展で収入は減り、負担が増えていくという実態があり、ここから抜け出すことはできません。これら構造的な問題が解決不能のデフレ、物価安を引き起こしているのは否定しようがないでしょう。

 ところがこの状態でも物価高が起きるのです。新興国はインフレだが、日本はデフレ、物価高など起きない! というのが定説です。しかし考えてください。新興国だろうが、先進国だろうが同じ物を買ったり、消費したり、使っていませんか? 食糧やエネルギー、もちろん車やテレビだって、今や同じような製品なわけですよね。ということは基本的には同じ値段ですよね。もちろん流通とか人件費とかいろいろありますから、多少の値段の誤差はあるでしょう。しかし石油や銅、大豆や小麦など、基本的な資源や食糧は全世界、値段は同じはずです(コメなどの農産物は関税で値段は違いますが)。だからニューヨークやロンドンで、毎日商品市場も取引されているわけです。そしてこれらの物資は新興国の持続的発展により高騰すれば、当然国際価格の上昇となって日本へ波及してきませんか? 当然波及してきますよね。まさにこの動きは始まろうとしているのです。国内のデフレ状況を超えた国際的な商品価格上昇の動きの伝播です。
 そしてそれは、人間の基本的な営みから影響してくるわけです。たとえば人件費などのようなサービス価格で考えれば、新興国の人件費と日本の人件費とでは、まだ全く違うわけです。しかし食べる物とか着る物を考えるとどうですか? 生きている以上は新興国の人達も我々も食べるわけですよね。また着る物はどうですか? 北朝鮮のような人民服をきている国はもうないですよ。あっという間に世界中の人達も今までよりも服を必要としてきているわけです。まさに発展に伴って、人間の基本的な営みである、衣食住などは新興国だろうが、先進国だろうが同じように消費するようになるわけです。そしてこれら衣料品を作る原料や穀物などは世界共通の価格です。
 ですから供給不足、需要過多による価格高騰、インフレへの走りはまず、先進国だろうが新興国だろうがどこの国でも使用頻度が変わらないこの必需品から訪れるわけです。

【これから洋服の値段が高騰する!?】

 綿花が急騰しています。服を作る基となっている繊維の原料である綿花が異常な高騰となって、ついに市場が始まってから150年以上の歴史をひも解いてもなかったような、とてつもない史上最高値に躍り出ているのです。リーマン・ショック後には1ポンド(約453グラム)が40セントにも満たなかったのに今年に入ってから上昇。9月下旬に1ドルに乗せ、その後も急騰し、11月10日には何と、1ドル50セントを超え、2年で4倍に急騰、今年に限っても倍になろうとしています。事の発端はやはり異常気象からでした。世界の繊維製品の、生産も消費も輸出も牛耳っている中国が干ばつになったのです。綿花畑に多大な影響を受けた中国では一気に繊維の原料である綿花の供給不足となりました。中国に次ぐ綿花の生産国であるインドは綿花の国内供給を優先、輸出制限に乗り出したのです。そうなると綿花の輸出能力を持つのは米国かパキスタンしかなかったのですが、このうちパキスタンは夏の異常気象による洪水で綿花畑に甚大な被害がでたのです。唯一輸出能力を持っているのは米国だけですが、今や在庫は従来の半分に激減、これでは世界中で毎年約1割ずつ増加していく綿花の需要に答えられるわけもなく、ついに綿花価格の急騰と相成ったのです。世界の生産の主体となってきた中国ですが、今年の生産高は昨年に比べ、5.5%減(一説では15%減)が予想されています。実は中国でも綿花の生産などは食糧と違って、国家として戦略的に危機対応の準備をしていません。いざ干ばつになると対応のしようがないのです。
 この綿花の急騰を受け、繊維業界は、綿花を使った天然繊維がダメなら、合成繊維がある、と比較的に手に入りやすい合成繊維に傾倒していったのです。ないしは天然繊維に合成繊維を多く混ぜて価格を抑えようというわけです。ところが、これも今度は玉突きになるように合成繊維の高騰を招いてしまっているのです。何とあまりの需要の急激な盛り上がりで合成繊維の原料である、ポリエステル短繊維とPTA(高純度テレフタル酸)が急騰。PTAに至ってはこの10月28日に2年ぶりに1トン1,000ドルに乗せてから、わずか2週間でその後、4割近くも上昇という有様です。綿花も急騰、合成繊維の原料も急騰、とにかく服を作る原料の高騰を止めることができないどころか、上昇が止まらないのです。まさに野菜の値段が急騰するかの如く、繊維の原料が飛ぶように上昇です。だって世界中の人々は服を着ないわけにはいきません。あっという間に上がるのは世界の需要は絶対的だからです。
 そして当然のことながらついに最終価格にも、この影響が及んできたのです。繰り返しますが、我々の繊維製品の生産地はほとんど中国です。繊維製品については、ここから流れが始まってくると思えばいいですが、この中国で値上げが始まってきたのです。この冬からです。秋物はまだ原料が値上がりする前の在庫があるわけですが、冬物となると直近で作っているために、原料高に直撃されています。1割とか2−3割ならともかく、その原料が綿花のように2年で4倍となってはもう値上げに走るしかありません。少しくらい値上げしても赤字でしょうが、メーカーとしてももう背に腹は代えられない状態に陥っているのです。
 そして今これら世界の大半の繊維生産地の中心である中国企業は現在、米国の衣料品小売大手のギャップやJCペニーなどと来年4月出荷分について値上げ交渉を開始しました。
 おそらく原料の綿花や合成繊維の急騰をみると、値上げを避けることはできないでしょう。一部のメーカーでは5割から7割の値上げに踏み切ったということです。今年の冬はともかく、来年の春にはいよいよ日本でも、大幅な衣料品の値上げは避けられなくなってくると思われます。不況で売れもしないのに、やむを得ない値上げということになっていくでしょう。
 天候で影響を受けて世界的に供給不足となってきたのは綿花だけではありません。砂糖の原料である粗糖は30年ぶりの高値、自動車のタイヤに使うゴムは31年ぶりの高値、コーヒーは13年ぶりの高値、そばの原料となるそばの実の中国産は26年ぶりの高値。

 ちなみに日本の野菜ですが、全て昨年に比べて高くなってきていますが、東京卸売市場ではキャベツなどは昨年の3.7倍です。お隣の韓国ではキムチの基となる白菜の急騰が話題。何と小売価格が昨年の5倍というではありませんか!
 中国は先日、政策金利を上げました。消費者物価が大幅に上昇したからです。原因は食料品が10%も高騰しているからです。まだ日本に影響はきていないものの、日本はいかに多くの食糧を中国から輸入しているか考えてください。
 テレビやパソコン、サービスなどの人件費を見てデフレと言っていますし、政府もエコノミストもデフレ話ばかりですが、怖い必需品の高騰が近づいてきているのです。綿花も粗糖もゴムも小麦もトウモロコシも大豆もコーヒーもそばの実も野菜も、不作になったのは全て異常気象が原因です。干ばつと異常な降雨が交互に世界中で起っているからです。地域、地域の気象状況が世界中で異常に変化しているのです。この異常気象が収まると思いますか? 収まらなければどうなると思います? 綿花も粗糖もゴムも小麦もとうもろこしも大豆もコーヒーもそばの実も野菜も、全て上昇は収まりません! まさに「衣、食」という我々の生活に欠かせない必需品だけが高騰しかねないのです! いよいよ庶民を直撃する物価急騰の流れが近づいているのです。  

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2010年11月28日 12:25:37: dB8o69mlVg
マイッタね。
オーイ、誰か気休めでもいいから何か謂ってくれー。

02. 2010年11月28日 13:27:41: wIcpB1Tc7I

>いろいろ甘い詐欺も増える?
>生死、窮すれば、種々な○○サードマン現象?
白い砂糖とザラメ砂糖、下等級の白砂糖が見た目に変わりないので
上等砂糖に見せかけ高値で暴利をむさぼったなどの理由で下等級の
砂糖にカラメル着色し四角粒にして判別できるようにした経緯も?
食品製造の裏側 恐ろしい食品添加物
http://www.epochtimes.jp/jp/2010/11/html/d75690.html

03. 2010年11月28日 13:48:46: PPAJr6WqwQ
金融緩和したお金が、投機資金として新興国や商品市場に流れてきている。
それで中国やその他発展途上国で作る価格が、日本国内で作る価格と同じになるまで物価は上昇する。
それ以上に日本国内で物価が上昇するかどうかは、その時まで国内の生産余力が維持されているかどうかにかかっている。
つまり、国内農家や中小零細企業の国内の工場設備が維持されていればモノが作れるので物価の上昇はおさえられる。
これが持ちこたえられずに廃業・倒産していたら国内でモノが作れないから国際価格の上昇の影響をもろに受けることになる。
その時にはハイパーインフレとなる。
日本は今内需に力を入れて、農家や中小零細事業者を守らなければならない。
今しばらく守れれば、発展途上国の国際価格が上昇し、国内事業者の競争力が十分回復できるからである。

投稿者の意見は半分当たっているが、対処できるものである。


04. 健奘 2010年11月28日 15:40:12: xbDm84QDmOFmc : tkj3K4VIUI

1970年代、不景気の中の物価高騰がありました。ご存じのとおり、スタブフレーションと呼ばれました。

ベトナム戦争による需要過多、過消費、アメリカの貿易赤字、ドルの流通量の増大、これらが起きている中、中東の原油産出国が産出量を抑えたことで、資源の供給不足が加わりました。結果、不特定多数による需要が、供給を超えたので、インフレーションが起きたのです。

当時はまだ、中国もインドも、今で言うグローバル経済には組み入れられていませんでした。また、当時は、金融資産の総額は、全世界GDPの1倍ほどと見積もられていました。

さて、今日、一番の特色は、金融資産が、全世界のGDPの2.5倍強と見積もられていることです。本当は、さらに債権債務関係が膨らんでいるとの指摘もあります。

こうした中、一方では、中国やインドなどが提供する供給過多があります。次は、インドネシア、ベトナム、スリランカなどなどが来るでしょう。

したがって、金融資産をどこに移動させて大きくするか、投機的に資金がさまよっています。全面的なな供給不足が起きなさそうであれば、投機資金は、どこかバランスが悪いところに集中して集まります。

バブルは、かくして、断続的に発生すると言われています。実際、どこかの土地か金か、原油か、ターゲットがあるところ、リスクを制御できると思えるところに資金を投下することはあるからです。

しかし、ハイパーインフレは起きにくいのです。近未来において、不特定多数による需要が供給より大きくなりそうもないこと、そして、金融資産家がそんなリスクをとらないだろうからです。金融資産を物に替え(ハイパーインフレをお越し)、そのうち物から金融資産に替えるというリスクを。気が狂えば別ですが。


05. 2010年11月28日 16:06:01: GustFGFCZw
物価が10倍になるならソ連崩壊のようになって、腐敗した権力や公務員を
追放して逆にいい社会になるかもよ。

06. 2010年11月28日 17:19:26: KnAJ48bhn6
中国、インド、ブラジルからハイパーデフレがやってくる。

いよいよ庶民を直撃するハイパーデフレ4の流れが近づいているのです。  

備えろ〜〜〜。ってね。


07. 2010年11月28日 17:25:08: ibwFfuuFfU
ヘッジファンドから小遣いもらってマウスピース役でもやってるんだろ。干ばつが永久に続くのか?え


08. 2010年11月28日 17:50:18: vBM2NyQWBK
気象兵器駆使してるからね。
異常気象も病気もいくらでも人為的に作ることができる。
実際、作っている。

しかし生活への影響は日本は限定的だろう。原油は10年で5倍以上になったが、ガソリンが5倍になったわけではない。原価のうち原材料比率(揮発油勢が50円以上、後は精製と物流コスト)は僅かだから。衣料品も同様。
むしろ、新興国は大変だろう。生活必需品のコストが相対的に高いはずだから。
結果として対新興国で円安になるのでは?


09. 2010年11月28日 20:29:12: 4j6jUBxFRo
 私の仕事では、金属類が2年で数倍に高騰し、凄く大変なことになっています。
ただ、製品に転化できないので、一般人には理解してもらいにくいだけです。

特に貴金属類の先高感は凄く、下げる理由が見当たらない。

 穀物類の高騰は、やはり主に世界的なインフレによるものでしょう。
量が少なくなって値が上がるのは当然ですが、出荷量が増えているものまで
値が上がっているのは、インフレのせいだと思います。(ウチの田舎は
果物を多品種作っているが、普段の値段は厳密な出荷調整をして保たれる
ものだからです。)

 バカにせず、”こんなことも有り得る。”と思って対処しましょう。


10. 2010年11月28日 20:57:32: yOuxtXowUY
[スタグレフレーション到来へ] 2010年11月27日 19:00 / CLUB G-1
http://eagle-hit.com/

農産物の高騰、食品卸値に波及 砂糖・食用油など
価格転嫁難しく、食品メーカーの収益圧迫

 砂糖や食用油など農産物の国際相場の高騰が国内価格に波及してきた。
 大日本明治製糖など製糖各社は 29日以降、砂糖の卸値を相次いで引き上げる。
 マーガリン原料などに使う食用油の取引価格も上昇。
 投機資金の流入や新興国需要で農産物はほぼ全面高となっているが、
 デフレ下だけに最終製品への転嫁は難しく、食品メーカーなどの収益を圧迫し始めている。

 大日本明治製糖は29日出荷分から砂糖卸値を1kg当たり7円(約4%)上げる方針で取引先と交渉に入った。
 「国際価格の上昇に対応した措置」という。
 三井製糖は30日出荷分から、塩水港精糖と日新製糖は12月1日分からそれぞれ実施する考え。
 値上げが通れば、約24年ぶりの高値となる。

 国際価格の指標となるニューヨーク市場の粗糖(精製前の砂糖)先物相場は現在、
 1ポンド(約453g)当たり28セント前後。
 半年前の2倍に急騰し、約30年ぶりの高値圏に達した。
 主産国ブラジルの減産予想や中国など新興国の消費拡大による品不足懸念が影響している。

 食用油の価格も上昇傾向が鮮明だ。
 10〜12月期の加工用大豆油の価格交渉は 7〜9月期比で 20円(約12%)高の1kg185〜190円でほぼ決着した。
 値上がりは4四半期連続となる。

 大豆の国際相場は依然として先高観が強い。
 大豆油を使う加工食品会社は
 「交渉が長引くと食用油メーカーの要求する上げ幅が一層大きくなるため、早めに決着させた」と話す。
 家畜用の飼料メーカーも2011年1〜3月期の配合飼料価格を引き上げる構えだ。

 国際相場が上昇しても最終製品の販売価格への転嫁は難しい。
 コーヒー相場は産地の天候不順などで約13年ぶりの高値圏だが、
 「製品の値上げは非常に難しい」(UCC上島珈琲の上島昌佐郎副社長)という。

 ただメーカーが商品の内容量を少なくしたり、
 スーパーなど小売店が特売回数を減らしたりといった実質的な値上げの動きは出てきそうだ。
 【日経新聞 26日 21:10】

価格転嫁を極力抑えているようだが、収益が悪化し、リストラ・倒産の事態に発展しかねない。
生き残るためには限界があり、値上げせざるをない状況となるであろう。
それに後押しするのが、生鮮品の値上がりだ。
不順天候などにより不作となり、価格が上がっているが、この傾向が強まれれば、便乗しやすくなる。
さらに、極東、中東の有事も想定され、原油をはじめ資源エネルギーが高騰すれば、
輸入商品全般、そして輸送機関、公共料金までも値上がりせざるをない状況となるであろう。

給料が上がらず、物価だけが上昇する「スタグフレーション」が到来することを意味する。
物が買えない生活苦に陥り、やがて餓死する者さえ続出であろう。
私たちの生活は日に日に追いつめられいるのである。


11. 2010年11月28日 22:21:51: wIcpB1Tc7I

>マジで代用コーヒーの需要と供給に変化が出たら・・・
また代用コーヒーの時代へ?
http://www.asyura2.com/08/health14/msg/210.html

12. 2010年11月28日 22:30:46: uKFoqoJusE
日本の電気料金は米国の2倍以上、だからむしろ下がらなければ
Released: September 15, 2010

U.S. Total(Cents per kilowatthour)

     2010年、 2009年

Residential   11.32、  11.42

Commercial  10.03、  10.15

Industrial     6.65、   6.88

次より
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/103.html

13. speedmaster0804 2010年11月29日 06:43:59: TjJuzr8OPxSkw : MMnmqnQCic
僕もすでにインフレ傾向があると認識しております。
ただ、世の中探せば、安いものもたくさんあります。
たとえば、缶コーヒーは120円が定価のようですが、
僕はDSで33円の缶コーヒーを飲んでいます。

このように探せば、安い商品はあります。

確かに世界人口は70億人にせまり、この10年でなんと10億人も
人口が増えているわけで、生活必需品が足らなくなるのもわかります。
さらに、新興国の経済的躍進もありますし、
これまで通り、日本で暮らしているか?その点には相当な疑問がありますが・・・

一昔前の富士フィルムのテレビcmのように、

美しいひとはさらに美しく、美しくないひとは、それなりに・・・・

今ふうに言うと、
2極化とか、格差社会でしょう・・・

よく貧困国の貧困の話で、1日2ドル以下と言われていますが、
日本円で、170円でしょうか??
これで生活するとなると、毎日カップヌードルか
安い食パンでしょうかね・・・・


14. 2010年11月29日 07:57:43: cjUfZ2YDiI
JBPRESSの以下の記事によると、綿花価格上昇は中国国内での投機みたいですね。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/4945
いずれにせよ中国国内で物価が高騰しており、日本向けに安く供給するインセンティブはないです。調達先が他にあればいいのですが、ベトナム、バングラデシュあたりは中国品質にまだ追いついていいないようです。ミャンマーの品質は中国と同程度と言われていますが、生産性が中国の半分くらいです。ミャンマーやバングラデシュは輸送費がかかるという問題もあり、大量生産のユニクロあたりならなんとかなるでしょうがすぐ中国工場の代替にはならないと思われます。
また日本国内のサプライチェーンは既に崩壊しています。
問題なのは、大手アパレルは別として、こういった状況にまだ対応できていないアパレル屋が多いことです。
一時的かも知れませんが、衣料品の価格高騰は避けられないと思います。
心配なのは、こういった中国依存の商品−日本国内でのサプライチェーンが既にないもの−が他にも出てくることですね。

15. 2010年11月29日 08:19:58: cjUfZ2YDiI
ついでですが、「世界各国の物価水準−日本の物価との比較」というものが国際金融情報センターより定期的に発表されています。ここの研究員が現地調査したものですので、消費者物価指数などより実感をつかみやすいと思います。
http://www.jcif.or.jp/View.php?action=PublicWorldReport&R=14

16. 2010年11月29日 13:55:53: udjb5fEJl6
>>投稿者
【日本のGDPデフレーターの推移(2000〜2010年)】
http://ecodb.net/exec/trans_weo.php?c1=JP&d=NGDP_D&e=2010&s=2000

国内で生産されたすべてのモノやサービスから
輸入原材料の価格を除いた付加価値の価格水準を示す指数を
GDPデフレーターと呼びますが、大雑把にいえば国内の企業の利益や
労働者の賃金など所得の変化を示す指数と考えて下さい。
ずっとマイナスですし、輸入原材料が高騰してもこの傾向は
当分変わらないでしょうね。では国内的にはデフレ。
輸入原材料だけが値上がりするとどうなるのか?

原油価格や原材料費の上昇分を製品価格にすべて転嫁できなければ
同じモノやサービスを生産しても収入は減ってしまいます。
だから輸入物価の上昇はGDPデフレーターの下落要因になります。

簡単な例で説明すると。
1000円の輸入食材を料理して3000円で売っている料理人がいたとして。
輸入食材が1500円に値上がりしてしまった。
しかし3000円の料理の値段を3500円まで値上げできそうもない。
そこで3200円の値上げにとどめることにした。
輸入食材が1000円であったときの1料理あたりの収入は
3000円−1000円=2000円ですが、
輸入食材が1500円に値上がりした後の収入は
3200円−1500円=1700円に減ってしまいます。
原材料価格上昇分のすべてを製品価格に転嫁できなければ
同じ仕事をしても収入が減ってしまいます。
このようなことが起こるときGDPデフレーターは
下落することになります。

上昇分を製品価格に転嫁して値上げできるのは
購買量が減少しても持ちこたえられる余裕のある大手企業だけで、
ほとんどの企業は利益や人件費を減らして耐えることなるだけです。


17. 2010年11月29日 15:56:49: uKFoqoJusE
>>15
内閣府などによる都市間の価格を比較して海外物価比較にするのは問題です
理由は
日本の物価は全国ほぼ同じなのですが(営団地下鉄は東京が安い)米国では地域によって大きく異なるのです。
▼例えば米国では地域により電気料金は3倍もの開きがある、それなのに東京と料金の高いニューヨークを比較して日本の電気は米国より安いと内閣府は公表している。これは国民騙しですよ
平均価格で比較すべきなのです、平均で比較すると日本は米国の2倍以上なのです。
国際的にも公表しているのにこのデータを使わないのには驚きです。
▼米国で葉書や封書は国営で全国同じで葉書25セント、封書37セントと日本の1/2と安いのです。
▼電気料金、事業仕分けが必要ですね、海外の2倍以上も高い、自動車や鉄は安いのにです、
市場原理が作用しない業種には民営官営にかかわらず外部監査が不可欠です。
安くするには
http://www002.upp.so-net.ne.jp/HATTORI-n/708.htm

▼日本も原価主義に基づき東京の電気を高くすべきですね。


18. 2010年11月29日 16:04:12: 7WZekNACgc
日本のデフレは需給ギャップというより、国内空洞化に起因する不景気というべきです。
国際的に物資高騰となれば、それにつれて人件費も上昇します。高いもの食って安く生きていく訳にはいかないのです。
結果として全世界的に人件費や必需品価格は落ち着くところまで高騰し続けます。
ならば、中国で生産しようと国内で生産しようと同じこと、生産性の高いところで作る方が有利と言えます。今のところ日本の生産性は優位にありますから、全世界的なインフレは日本の輸出力回復となって現れます。
国内的にも必需品が高騰するでしょうが、輸出による景気回復で雇用が回復するので、恐れることはありません。
スーツを買えと仰いますが、綿花だけのことではなく、農産物全体の問題だと捉えるべきです。工業製品は設備増強が可能ですが、農地には限りがありますから。
幸い日本の気候・地質は放っておいても植物が繁茂するように出来ています。太平洋中の島国ですから、雨が降らなくなることもありません。
現在は外国の人件費の安さに負けて放置されている農地も、ペイするレベルになれば一斉に再開発されるでしょう。
今買っておくべきは土地なのかも知れませんぞ。

19. 佐助 2010年11月29日 17:54:37: YZ1JBFFO77mpI : GnuRgcG5J2
妄想だといいが
外国国家ファンド投資が流入し一時的に株価は高騰している。しかし金融市場全体が収縮したため世界信用収縮恐慌の沈静化は11年以降に持越されている。だがオバマ大統領が新ドル発行を宣言する直前やドルがキンとリンクさせることを宣言する直前に,ドル円為替ルートは,瞬間的に60円前後になる。それでドルとNY株は高騰する。そこで、ドル安だから石油が高騰し、石油が高騰するからインフレになり、インフレになるから買い控えが発生し不景気になるから株安になる。

日米のマスコミとエコノミストは、日米の企業決算は良好で、GDPの75%を占める消費も上昇気味なので、経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)は健全だと判定している。しかし2008年12月の世界同時株安が上海香港東京株大暴落後3年周期の2011年に向かって十分の一に下降しないと沈静化しない。当然名目と実質GDPが逆転しており,物価や雇用の3分の1の3年周期がずれ込んでいる。これは1929年の世界大恐慌から3年周期に株価10分の1,物価と雇用の3分の1になったことと同じことを繰り返す。1929年の80年周期は2009年に相当した,いま現在この節目は先送りされている。

我々は歴史から株価が十分の一になり、物価も雇用も三分の一を体験することになる。市場が三分の一以下に縮小した年が節目と判断できる。エコポイント,補助金などにより先送りされている沈静化する節目は何時になるのだろうか。我々は経済指数(生産・販売・雇用・投資・貿易)が三分の一以下に激減する世界的金融大恐慌の影響から逃れることはできない。そのため、全人類は、2011年を節目として、その人生を後世に語ることとなるかも知れない。


20. 佐助 2010年11月29日 19:12:04: YZ1JBFFO77mpI : GnuRgcG5J2
戦争を好む米国
歴史から米国1929に株暴落,ポンド⇒ドル一極に向かう,米国1933年に株暴落底になった。日本は200812月に株暴落,ドル円ユーロ三極に向かうと沈静化に向かう可能性もあるが日本は2011年〜2012年に株暴落底になる恐れがある。

ドル・円・ユーロの三極基軸通貨体制を採用し、固定為替システムに戻し、通貨を安定させるべきだ。キンに頼らずに世界の信用を維持するシステムを構築し、バブルの行動と正常な行動を峻別すべきであろう。

歴史では欧州先進国の既得権益を侵犯してきた日独伊に対し、経済制裁や話し合いで解決して戦争を回避しようと努力した。だが不可能になると第二次世界大戦に突入したのである。

大切なことは戦争ごとに景気を回復する米国の軍需産業の指導者には、戦争景気待望論は根強いということ。北朝鮮との挑発は韓国側から仕掛けたとの噂もある。日本の自衛隊も米韓演習に参加しており,北朝鮮からの報復も予測される。

前原大臣等は戦争を仕組む作戦をCIAから指示されていると聞く,何事もないことを祈るばかりである。


21. 2010年11月29日 19:23:32: CytKqHFhaU
物価 とは 何?

私たちは ”生きる”という 最低限のことを忘れて(忘れさせている)ことに
きずくべきです。

菅さんの地元?デスか? 17〜20年前、に行きましたが、まさに ビックリ。
自民党そのままでした。
こんな狭い日本急いで何処えゆく..でした。

あ〜悲しい。この美しい日本をどうするの?

老人が 立ち上がるべき。


22. 2010年11月30日 01:43:30: bESfSus96M
商品取引所の商品相場は投機的な売買のため、価格の上昇とインフレとが直結しているわけではないと思います(全否定するわけではありませんが)。

「相場は上がったり下がったりするものではなく、上げたり下げたりするものだ」という言葉をどこかで聞いたような気がします。

報道で「○○の相場が上昇」というのを見て素人が手を出すと火傷します。


23. 2010年11月30日 12:01:08: FLqTKfM4UQ
日本がジンバブエになるとしたらモノ持ってる奴が得するな。
終戦直後に食料持ってる百姓や金塊持ってる人間が得したようなもの

24. 2010年11月30日 17:16:42: 3gqXL9n6IQ
値段を上げた途端、に国民は
超節約に走ります

すると

値上げして売れない物は在庫となり
在庫処分の為に値下げする


25. 2010年12月01日 01:35:42: cqRnZH2CUM
インフレ率を上回る指数的な賃金の急上昇や、社会保障・福祉等財政支出の急膨張が無い限りは、ハイパーインフレにはならない。また中央銀行による金利や債券売りで引き締めれば、高いインフレ率も、円安輸出ドライブの加速で〜1年程度しか持続できない。

ただ、年率2〜3割程度のインフレは、生産性の向上した新興国との賃金・物価ギャップを埋め、GDP比債務を縮小し、経済力に比べて過大な生活保護者や高齢者等への福祉の削減にもつながり、国内への投資を復活させることになるので、それほど悪いことではない。

それでも中銀の引き締めが政治的要因等で遅れたり、福祉支出がインフレ連動でGDP成長以上に拡大すれば、最悪、輸入原材料は数倍、最終消費財でも倍以上になるものが続出し、売り惜しみなどで企業の生産や投資が逆に落ち込んで、日本経済を大幅に弱体化させる可能性も十分ある。


  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
 重複コメントは全部削除と投稿禁止設定  ずるいアクセスアップ手法は全削除と投稿禁止設定 削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告」をお願いします。 最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 経世済民70掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

     ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 経世済民70掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧