http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/243.html
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{投稿者による転写}
大阪府民C(大阪府税納税者): もうかりまっか。
ハシモトシ(芋畑の支配者): あきまへんな。
大阪府民C: 大阪府の財政は改善しましたか。
ハシモトシ: 相変わらずだめですね。府庁の職員が働かないから。
大阪府民C: 仕事中に公用車でフィットネスクラブに行く職員が多いとか?
ハシモトシ: ...。
大阪府民C: 府知事からの愚痴メールを読んだり返事したりするのに忙しくて府の職員は本来の業務ができないとか?
ハシモトシ: ...。
大阪府民C: なら、どうやって府の財政を改善しますか?
ハシモトシ: カジノでも作らないと収入は期待できませんね。
大阪府民C: ああ、それはいいアイデアですね。やはり府知事選ではあなたを支持した甲斐がありました。だけど、カジノって、そんなにもうかるものなんでしょうか。
ハシモトシ: そりゃあもちろん。カジノ一つ作っておけば、いくらでも儲かりますよ。世界中から大勢観光客が来てお金を使ってくれますからね。日本人だって、日本では競輪競馬がこれだけ盛んで、パチンコやゲームセンターがこれだけたくさんあるんだから、潜在的な客は多いと思います。早くカジノを作れるように、カジノ法案を通さないと、日本はますます貧乏になって、お坊ちゃま、お嬢ちゃまの国になって、世界に負けますよ。
大阪府民C: だけど、カジノは世界中どこにでもありますよ。ラスベガスとか、モナコとか。カジノ法をつくって、カジノを作ったとして、そんな世界中のカジノとどう競争するんです?
ハシモトシ: 大阪を魅力的な観光都市にして、カジノをどんどん誘致して、観光客を引き寄せます。
大阪府民C: 府から補助金も出すとか府条例でカジノ向けの減税措置を講じるとかするんですか?それって、府税の無駄遣いになるんじゃないかなあ。
ハシモトシ: ...。いやまあ、そこまでは考えてません。(独り言:と、とりあえずは言っておこう。あまり深入りした発言をしたらまた揚げ足をとる奴がいるしなあ。)
大阪府民C: ふーん、そうですか。で、どういう路線を狙いますか?
ハシモトシ: 大阪だから、エンターテインメントやわいざつなものでアピールすべきですね。
大阪府民C: ということは、大衆路線ですね。新興国の新興成金狙いですか。だけど、カジノって、香港やマカオにもありませんでしたっけ?新興国の新興成金はそちらの方に行きたがるのでは?
ハシモトシ: ...。
大阪府民C: で、採算はとれますか?真面目にカジノを作って金儲けをしようというなら、やっぱり収益の見通しがしっかりしていないといけませんよね。どのくらいの投資をしてカジノを作って、何人くらいの客が来て、どのくらいのお金を賭ければ、どのくらいの期間でどのくらいの収入が出るか、どのくらいの期間で投資が回収できるか、試算はしました?どれくらい補助金を出したらどれだけの税収を後で回収できるかも試算が必要ですよね。どの程度勝たせればどのくらいのリピーターが出るか、そういうことも試算したでしょうね?カジノって、作るよりも作った後の方がたいへんですよ。必死になって大阪に誘致したはいいけど、採算が取れなくてカジノ業者に訴訟を起こされたらどうします?ははは。
ハシモトシ: ...。
大阪府民C: まさか事業計画をたてて試算してないなんてことはないですよね?カジノ法だけ作ればいいんじゃないですよ?民間だったら、利益のあがる事業計画を立案するのは常識ですよ。あなた弁護士しかやったことがないから、民間企業で働いたことないでしょう。ははは。カジノ法を作る手間や誘致する手間だけでも、下手したらあなたが散々批判していた税金の無駄遣いになるんじゃないですか。そうなったら、府庁あげて真っ青ですよ!!組織ががたがた震えます。大騒動。大激震。あなたのボーナスなんて簡単に吹っ飛ぶでしょう。わははは。まあ、そうなったら、われわれ府税納税者としては、そんなことに手間をかけて無駄になった金を府知事から必死になって返してもらいますけどね。わはははは。
ハシモトシ: ...。
大阪府民C: まあ外国客はあてにしないとして、日本国内の客についてはどうです?まさか、貧乏人をギャンブル依存体質にしてカジノのリピーターにして、そこから金を絞り取って、ついでに貧乏人にギャンブルのための借金をさせて、その利息でも経済効果が出る、なんて考えてませんよね?まさか、そうすればそういう件を某綜合法律事務所で受任してお金が取れる、なんて考えてませんよね?
ハシモトシ: ...。
大阪府民C: では、金持ちの客は大勢カジノに来ますよね?やはり金持ちが来て、どしどし大金を賭けてもらって、賭け金をすってもらわないと、カジノは儲かりませんよね。
ハシモトシ: (気を取り直して)その通りです。金持ちをリピーターにしなければなりません。
大阪府民C: でも、どうやって彼らをカジノの常連にするんですか?日本の金持ちには財産をしっかり貯め込む人が多いですよね。ドイツの富裕層やアメリカの富豪からは「金持ちからもっと税金を取れ」という主張が聞こえてくるのに、日本の富裕層からはそういう人が出てきませんよね。ですから、日本の富裕層からはカジノに来る人は少ないような気がするんです。となると、一定以上の年収や一定以上の資産を持つ人にはカジノに定期的に通うように義務付ける法案も一緒に作らなければいけないですね、絶対。一定以上の年収や資産があるのにカジノに来ない人には所得税の税率を上げるとか。あ、そうなったら、府知事、収入の多いあなたもカジノにお金をたくさん賭けに来るんですよ。それはわかってますよね?
ハシモトシ: ...。
大阪府民C: 客が負ければそれはそのままカジノの収入。そこに税金をしっかりかけて府に吸い上げるんですよね?客が勝てばそこにも税をかけて、府に吸い上げましょう。ほら、キャピタルゲインなんかの不労所得にも税をかけるのと同じですよ。どっちにころんでも税収になる。さすが府知事、本当に素晴らしいアイデアです。府知事が金持ちの皆さんの先頭に立って、どんどん府の財政に貢献してくださいね。ははは。
ハシモトシ: ...。
大阪府民C: それに、人気者の府知事自らカジノに来て大金を賭ければ、宣伝効果絶大、教育効果絶大、大勢の人がカジノに遊びに来ますよ。そうなったらさらにカジノは収益があがって、そこから税収もたっぷり取れます。やるならそこまでやらないとダメですよね。なんなら、公用車で府庁の勤務時間内に来てもらってもいいのですよ。ははは。
ハシモトシ: ...。
大阪府民C: あっ、ひょっとして、そのカジノの顧問弁護士になって顧問料をたっぷり取ろうと考えてません?
ハシモトシ: ...。
大阪府民C: とにかく、ギャンブルを積み重ね、勝負師にならないと世界に勝てないわけですから、お金持ちの方々にはどんどんギャンブルをやってもらって、賭け金は負けてもらう代わりに世界に勝ってもらって、カジノを儲けさせて、そこからたっぷりと税収をいただきましょう。ねえ、府知事さん。火事の大阪府財政をカジノが救うか、さらに赤字が巣食うか、なんちゃって。ははは。
ハシモトシ: ...。
大阪府民C: あれ?いつもはよくしゃべるあなたがさっきからほとんど黙ってますけど、どうしました?あなたの方針は良いと思うんですよ。でもね、それを本当に全部実行しようとするとけっこうたいへんだと思いませんか?そのへんどうなのか、大阪府民みんなにわかるように説明してほしいなと思って今日はこうしてお尋ねしているんです。大阪府民みんながあなたに期待しているんですから、そこをきちんとしてほしいですよね。
ハシモトシ: (キレる)いいかげんに黙りなさいっ!!私に賛成しているだけであなたは満足してなさいっ!!
(これは、フランスのある政治風刺テレビ番組の数年前のギャグにアイデアを得た記事です。また、登場人物はすべてフィクションです。念のため。)
以下の報道はフィクションじゃないです。
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YOMIURIONLINE(読売新聞)
橋下知事「ちっちゃい頃からギャンブルを」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101029-OYT1T00243.htm
2010年10月29日
カジノ誘致に意欲を示す橋下知事は28日、東京都内で開かれた「ギャンブリング・ゲーミング学会」の総会に出席し、「(日本は)ギャンブルを遠ざけてお坊ちゃま、お嬢ちゃまの国になっている。ちっちゃい頃からギャンブルを積み重ね、勝負師にならないと世界に勝てない」と述べ、カジノの合法化を訴えた。
総会には、ギャンブルやゲームを研究する学識者や企業関係者のほか、カジノ法案を準備している国際観光産業振興議員連盟(カジノ議連)のメンバーも参加。橋下知事は「増税の前にカジノ。兵庫や京都の知事がダメといっても関係ない。エンターテインメントやわいざつなものは全部、大阪が引き受ける」とアピールした。
(2010年10月29日12時17分 読売新聞)
(転載ここまで)
●asahi.com(朝日新聞社)
パチンコ熱中のお年寄り急増 年金つぎ込み家族借金も
http://www.asahi.com/national/update/1108/TKY201011070287.html
http://www.asahi.com/national/update/1108/TKY201011070287_01.html
2010年11月8日5時0分
パチンコに熱中するお年寄りが急増している。独り暮らしの寂しさをまぎらわせるためだったり、定年後の毎日の退屈しのぎだったり。3年前の規制強化でギャンブル性の高いスロット機が禁止され、客離れが深刻になっている業界も、高齢層からの集客に「生き残り」への期待を寄せる。借金を重ねて大金を浪費する依存症も目立ち始めており、新たな社会問題になろうとしている。
10月15日、東京都板橋区の私鉄駅に近いパチンコ店は白髪の目立つ高齢客で埋まっていた。
「オススメ台」の札がかかる台の前を行き来していた女性(79)は近くで独り暮らしをしている。階段がつらくて遠出ができなくなり、数年前から月数回、この店に通っている。年金は月額約11万円。この日は下ろしたばかりの2万円を持って来た。「お金はかかるけど、ほかにやることもないので。顔なじみに会って気が紛れるのもいい」
偶数月の「15日」には、2カ月分の国民年金と厚生年金が全国一斉に支給される。どの店舗でも、この日は年金を元手に遊ぶ高齢者で台の稼働率が2〜3割上がるとされている。
公益財団法人「日本生産性本部」(東京)が15歳以上の男女を対象に調査した結果によると、60歳以上のパチンコ遊技人口(推計値)は過去10年間は200万〜300万人で推移していたが昨年は急増し、約430万人にのぼった。遊技人口全体の25%を占めている。
■広がる「依存症」 弁護士らに相談相次ぐ
パチンコ店通いのために借金を重ね、家族関係をも崩壊させる――。お年寄りたちにもそんな「依存症」の広がりが心配されている。
弁護士や司法書士でつくる「依存症問題対策全国会議」(事務局・熊本市)には最近、高齢者の家族らからの相談が相次いでいる。
70代の義父について相談してきた熊本県の男性は「家族内で救おうとしたが、どうにもならなくなった」と打ち明けたという。義父は退職後にパチンコ通いが激しくなり、老後の蓄えを使い果たし年金にも手を出し始めた。立ち直らせたくて援助するうち、自分もヤミ金融などに300万円の借金を抱えた。
患者数の正確な統計はないが、専門家の間では、パチンコ依存症は全国で100万人以上にのぼると試算されている。全国会議代表幹事の吉田洋一さん(74)は「高齢者の場合、パチンコが唯一の趣味になっていることが多く、依存症であることを自覚できていないため問題が表面化しづらい」と話す。(小寺陽一郎)
(転載ここまで)
さらに参考に。
■橋下徹の支持率が高い地域では子どもの学力が低かった (by kei999さん)
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-1055.html
{投稿者による転写終了}
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