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11月9日から米国オバマ大統領がインドネシアの首都ジャカルタを訪問予定。
これに伴い予想通りインドネシアでは「反オバマデモ・オバマ大統領訪問反対のデモ」が発生している。
ジャカルタでは米国大使館前などでデモ行進が行われた。
デモはオバマ大統領個人に対するものというよりも、イスラム国を侵略し、罪もないイスラム教徒まで殺戮している、今や世界最大のならず者国家(昔からマッチポンプ戦略で戦争しかけるのが大好きな国家であることは真珠湾前から窺いしれる。 そしてブッシュは自分のことを棚に上げてこの台詞を吐いたので、世界中で失笑を買ったことも記憶に新しい)、米国の代表者へのデモという質のものだ。
オバマ大統領はインドネシア滞在中にジャカルタのモスクで、イスラム社会との融和を訴える演説を行う予定である。
穏健派のイスラム団体は今回の訪問を歓迎する意向を示しているようなので、今回のデモは同じ神を信じる立場として、アフガニスタン、イラクの同胞を憂うイスラム教徒としては当たり前のような部分も強く、あまり気にする必要はないと思う。 外国人で気になるのはジャカルタの渋滞のほうかもしれない。
オバマ大統領のインドネシア訪問は過去に2度キャンセルとなっているので、インドネシア歴訪は今回が初めてになる。
しかしながらムラピ山の噴火の影響もあり、無事に訪問が叶うかどうか、2度あることは3度あるという格言通りとなってしまうのか興味津々でもある。
今回訪問中のインドでは、早速営業活動に勤しんだようだ。
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オバマ氏は到着早々、米ハイテク製品の輸入を手がけるインド企業や米企業人との会合に駆けつけた。ゼネラル・エレクトリック(GE)やボーイングなど200人以上の米企業幹部が参集。「米企業はインドの成長を支える用意がある」と売り込むとともに、規制緩和を通じて輸出拡大を目指す方針を表明、インド側にも規制緩和を求めた。
訪印にあわせ航空機や発電用ガスタービンなど計21件、総額95億ドル(約7700億円)規模の対印輸出契約の表明があり、約5万4千人分の雇用創出が見込めるという。
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朝日新聞 一部抜粋 2010年11月7日
不況に喘ぐ米国経済を産業の活性化によってどうにかしようとする腹つもりのようだ。
また中国への牽制もあるようだ。
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米国のジェフリー・ベーダー国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長は2日、オバマ米大統領のアジア歴訪を控え、「為替相場、とりわけ中国の人民元をすべての訪問先で協議する」と述べ、人民元の切り上げ問題について各国と議論する考えを示した。
ベーダー部長は、「過小評価された通貨は、貿易に有利となる。人民元は、より市場に沿った水準となる必要がある」と述べ、切り上げを改めて求めた。
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読売新聞 一部抜粋 2010年11月7日
過小評価された通貨は貿易に有利になる。
インドネシアと中国の最低賃金はほぼ同等だったにも関わらず、インドネシア製品の価格が高いと言われていたのは、この為替によるところも非常に大きい。
まあ中国が世界の工場になるように仕組んだ連中がきちんといるわけです。
米国の動きに中国も黙ってはいません。
6日に開催されたIMF・国際通貨基金理事会で、中国の出資額は6.4%に増加。
これにて出資額世界第3位に順位を上げました。
米国、中国、ロシア、別な意味で北朝鮮、竹島を不法占拠している韓国と、日本を取り巻く状況も一段と厳しいものになってきています。
日本は米国の属国のような立場でこれまできたことを憂う人々も増えているようだが、米国は米国で国際金融資本=ユダヤ資本に経済・金融だけでなく政治まで乗っ取られている(本人達も海外の新聞で豪語していた)可哀そうな実験国家でもある。 逆らうとケネディーと同じ道が待っています。
そんな事情は無視しても、日本と米国、どちらの国民もそれぞれの立場や状況でで違いはあるにせよフラストレーションが相当溜まってきている。
各国で抱えている問題、事情は異なっても、国民がフラストレーションをため込んでいるという意味では、中国も然り、ヨーロッパ諸国も然り。
来年は世界各国でデモの嵐も吹き荒れそうです。
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